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ばやし
ばやし
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@kwhrbys_sk
思いがけない興味をもらえる本が好きです。一冊ずつ本棚に並べていく気持ちでゆるく書いています。
  • 2025年11月12日
    兄の終い
    兄の終い
    たった5日間で済んでしまう兄の終い。短い時間だけど切っても切り離せないつながりと、愛憎こんがらがった悲喜交々な思いが一息になだれ込んでくる。 加奈子ちゃんの肝の座った快活さを目の当たりにして、満島ひかりさんが演じる映画も楽しみになった。
  • 2025年11月12日
    消滅世界
    消滅世界
    人工授精で子供を産むことが定着した世界で、不変とも思えた恋愛・結婚・家族の形に翻弄される人々。 想像もつかない世界の話なのに、今、生きている現実と断続的に接続されているような感覚になる。何が正常で、何が異常なのか。何度も線を引き直した。
  • 2025年11月12日
    ミーツ・ザ・ワールド
    生きている世界が違う。そんなありきたりな言葉を飛び越えて、歌舞伎町では今日も出会うはずのない人々が出会っている。 虚ろさと確かさのスパイラルの中で、誰かの世界を丸ごと救おうとする無謀さにこそ、消えない光が宿るのかもしれない。
  • 2025年11月12日
    カフネ
    カフネ
    傷つき疲れた心と身体を労わるように、丹精込めて差し出される料理の温もり。 食べることがもたらす豊かさは、誰かの手の届かない生活だけではなく、2人のシスターフッドを優しくふっくらと炊き上げていく。 作ることの思いやりをお裾分けされた気持ち。
  • 2025年11月12日
    俺ではない炎上
    不確かな情報を精査せず、半自動的に拡散する人がごまんといるSNS時代において、この物語は決して他人事ではなくて。 真実への道筋を有象無象の情報が撹乱していくたびに、恐怖よりも徒労感や可笑しみを覚えた。映画化してるけれど、阿部寛は一体どうなってしまうんだ。
  • 2025年11月12日
    君の顔では泣けない
    設定としての男女の入れ替わりではなく、借り物の体だと自覚しながらも、互いの人生を現実的に生き抜いていくために葛藤する姿がリアルに描かれる。 映画化めちゃくちゃ難しいと思うけど、あの芳根京子とあの髙橋海人が演じるのは楽しみ。
  • 2025年8月19日
    BUTTER
    BUTTER
    価値観もジェンダー観も登場人物たちへの印象も、読み進めていくうちに何度も塗り替えられる。というか上から塗りたくられていく。 濃厚な味わいのする料理描写が文章にはみっちりと詰まっていて、もはや胃もたれしそうなほどだった。バターって罪深い。
  • 2025年8月3日
    恋に至る病(1)
    恋に至る病(1)
    愛と狂気をすげ替えながら、平衡感覚を失わせるようなストーリー展開で、心を落ち着かせる暇がまったくなかった。 映画化に際して読んだのだけど、これはどう映像で見せるんだろうか…ぜんぜん予想がつかない。
  • 2025年8月1日
    強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考
    自分の中にある弱さは強さと対極にあるものだと思っていた。でも、強くあろうとする心に弱さがあるのだと気づいたら、自分の弱さが今までと少し違って見えた。 社会を取り巻く矛盾も自分の中の矛盾も簡単に解決することはないけれど、それでも弱さを引き受けて進んでいく。その背中は決して強そうに見えなくてもいいから。
  • 2025年7月25日
    藍を継ぐ海
    藍を継ぐ海
    ドラマで観た『宙わたる教室』は、最終話で気づいたら涙がこぼれていた。そんなドラマの原作者であり、ずっと読んでみたかった伊与原新さんの直木賞受賞作。 知らなければ何でもないような石や鉱物。そこに込められた想いや祈りに気づく人は、もしかしたら少ないのかもしれない。 でも、一瞬の煌めきにひとたび手を伸ばせば、その光はいつまでも消えずに、心の天窓から射し込み続けるんだろう。
  • 2025年7月13日
    編むことは力
    編むことは力
    “糸と針と勇気があれば、何度でも編み直せる。セーターも人生も、分断されたこの社会も” 長い歴史の中で、女性にとって「編む」ことがどのようなツールだったのか。どれほどの力で社会を繋いできたのか。著者の経験も編み込まれたエッセイで、洗練された言葉が胸に刺さる。惹句もすばらしい。
  • 2025年6月21日
    編むことは力
    編むことは力
    "糸と針と勇気があれば、何度でも編み直せる。セーターも人生も、分断されたこの社会も" 帯コメントに惹かれて。
  • 2025年6月21日
    ポケモン生態図鑑
    ポケモン生態図鑑
    気になりすぎる…
  • 2025年6月20日
    砂嵐に星屑
    砂嵐に星屑
    昔、置いてきぼりにした感情を今さら拾いにいくのは小っ恥ずかしくて、その労にはてんで似合わない勇気が必要で。 でも、きっと拾いに行かないと見えない景色があるから、後戻りする道が残されているのかもと思う。 一穂ミチさんはざらざらとした感情でも日常のすぐそばにある表現で書いてくれるので、心にグサッと刺さる言葉でもすんなりと飲み込むことができるのかもしれない。
  • 2025年6月13日
    藍を継ぐ海
    藍を継ぐ海
    伊予原新さんの作品を読むのは初めて。でも、ドラマで観た『宙わたる教室』では涙がとまらなかった。直木賞を受賞したこの作品も楽しみ。
  • 2025年6月13日
    この夏の星を見る
    辻村深月さんは大好きな作家さん。 映画が公開される前に読む。
  • 2025年6月8日
    リライト〔新版〕
    「史上最悪のパラドックス」と銘打たれた青春SFミステリ。読んでても「誰」が喋っているのか見失ってしまうほど、10年の時を跨いで繰り広げられるストーリーに翻弄された。 なかなかの結末なので、コメディチックな青春タイムリープものをたくさん手がける上田誠さんの脚本ではどう物語を締め括るのか気になる。
  • 2025年5月27日
    恋に至る病(1)
    恋に至る病(1)
  • 2025年5月27日
    君の顔では泣けない
  • 2025年5月27日
    リライト〔新版〕
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