夜空に泳ぐチョコレートグラミー

73件の記録
- にょ@nyo_4772025年5月18日読み終わった今住む土地での息のしづらさから殻を破る少女もいれば留まる決意をした者もいた。彼女たちの心情がリアルで人間味があって、度々心が抉られる。最後は読みながらなんか涙してた。
- hoochaa@hoochaa2025年4月24日買った読み終わった連作短編集 「溺れるスイミー」が良かった 感想を書こうと思ったけど上手く言えない、 感触だけいうと江國香織に近いかなあ、んー 土地とか家族親族、誰かと生きていくこと/一人で生きていくことに(良くも悪くも)感情がある人はどれかの話に刺さると思う これデビュー作なの、ヤバ
- ばやし@kwhrbys_sk2025年4月18日かつて読んだ感想今、立っている現在地で誰もが底知れぬ不安を抱えている。そして、遠くを見据えて迷いながらも一歩を踏み出す姿には、まるで水槽の中にいるかのような息苦しさを覚える。 それでも、たとえ水槽の中で一生を過ごすのだとしても、登場人物たちは複雑な人間模様を必死にかき分けながら少しづつ大人になっていく。
- ゆゆゆ@yomyom172025年4月14日買った読み始めた積読消化「カメルーンの青い魚」だけ読んで、脳内が矢沢あい作画で漫画になっていき、切なさがめちゃくちゃ押し寄せていて、次のお話が読めない。 解説をパラ読みしたら、三浦しをんと辻村深月が選んだ桜庭一樹を読み込んで生まれた作品と知り、あの頃この3人の作家を読みまくった身としては胸が熱い……。この作品を知らずに町田さんの著作を何作か読んでいて損した気持ちすらしてる。
- 絢の@ay___ym2025年3月13日まだ読んでる読書メモ「このままだと生きていけないと思った」 各お話に衝撃的なセリフと、冒頭からなんとなく想定してしまう展開とは全く違うお終いが待ってる。 金魚鉢のような町でおこるお話。 短編だけど、登場人物や街とかで繋がってる小説すき。
- あて。@atemaru2025年3月8日読み終わったチョコレートグラミー 口の中で卵を守り、孵化後も暫くは口内で育てる習性をもつ みんながみんな、生きやすい環境に身をおける訳ではないけど、それでもいろんな形で生きようと模索する優しいお話し。1つの町で繋がる短編集。 涙もろい私は泣いた
- トコイ@g_tecolote2025年3月5日読み終わった@ cafe gさいきん、自分の中ではもう面白いに決まっている、お決まりの数名の作家さんたちの本ばかり読んでいたので、たまにはそこからはみ出さないと、と思って本屋に行き、あまり中身を見ずジャケ買いで手に取った本。 読了した今、この本にして良かったと思う。他の作品も読みたい。
- しおり@Kaffee58882025年1月24日読み終わった人間という生き物は街だったり、家だったり、コミュニティであったりと様々な水槽の中で必死に息を吸って吐いている。大人になっても楽な方法なんてないし、勝手に諦める癖だってついた。そんな生き物が必死に生きている様子を切り取った一冊。 町田さんの短編は一冊を通して少しずつ登場人物が関わってくるのが良い。いろんな人の人生を、いろんな人の視点から見られる、贅沢だ。 息苦しくっても、息を吸って吐く。水槽の中で鰭を動かす。同じ水槽の中では生きられない人もいる。そんな、人生の一幕。
- 茉莉@matsuri_hon2023年3月1日読み終わったひとつひとつの物語が刺さった。この痛みを、きっと忘れない。逃げだしたくて藻掻きながら、私も離れられていない。 作品のゆるやかな縁に気が付けて嬉しかった。あたたかい想いに生かされて、だから生きている。
- 猫@mao10122022年12月25日読み終わったかつて読んだ気付いたら泣いてしまっていた。キャラクターの心情が心に染みるような感覚だった。 短編集だけど、どこかで必ず登場人物が繋がっていて、小さな街の中の、絡まりあった繋がり。人々のあいだとあいだには、そういった柔らかな、小さな繋がりが沢山張り巡らされているものなのだと感じる。 街が水槽で、住人は魚。分かりやすい表現だと思う。