光の帝国 常野物語
63件の記録
栞@shiorinna2026年1月7日買った読み終わった常野の能力を持った一族の短編集。言葉や人から情報を得たり、遠くを見れたり、空を飛べたり。そしてどうやら、誰かに狙われている一族でもあるらしい。誰に狙われているのかやそれぞれの使命とかは、今回ではわからないけれどあの2冊同シリーズがあるらしい。 心が温かくなるお話や胸が締め付けられる話など、恩田陸さんらしい物が詰まった1冊。私は生きる意味とはと語り合う『歴史の時間』がお気に入り。「続きを知るためよ」と言う答えに、大きく頷いた。私は世界を変えるような何か大きな事をしてるわけではないけれど、たくさんのことを知ったり見たり考えたりして、自分を通して世界を知りたいと思っている。そのためには生き続けてる、今の続きを知るために生きていると言っても過言ではない。









楡@etemotust2026年1月5日買った再読友人に薦められてかつて読み、常野物語を一気読みしようと思い再読。 これこの本に入ってた話だったのか〜とところどころ思うようなつぎはぎのような記憶が残っていた。 不気味な/おどろおどろしい世界と、あたたかな陽射しに安心するような心温まる世界が隣り合わせで、というか境界を侵食し混ざり合いながら存在している。 「手紙」が1番好きだった。

このあいだ@choge592025年12月26日読んでる借りてきたXで面白いらしいと聞き、読んでみたら… まーじでめちゃくちゃ面白い!! ここの常連になりたいかもと何回か通ったバーで、マスターと常連さんが 「こないだ恩田陸さんがワイングラス割っちゃってー」 と話してるのを聞いてからなんとなく恩田陸を敬遠してたけど(理不尽)、すごい傑作じゃないか!

むぞ@muzo2025年12月24日読み終わったバカンス中のお供に何か読みやすい、出来れば短編集を探して。そういや恩田陸って読んだことなかったかもとチョイス。繋がりのある短編集って、読めば読むほど"読んだ甲斐があったなぁ"と思えるからお得で好き。
N@r_is_for_read2025年12月20日読み終わった連作短編集だから、一つ一つのお話しは短くても、一つの長い物語に浸かっていたような気分。 表題作の『光の帝国』が酷く美しく残酷で胸を打たれた。 恩田陸さんのお話しに感じる品の良さは何なのだろう。いつまでも心の中で大切にしておきたいお話しばかり。

- 綾鷹@ayataka2025年12月16日特殊な能力を持つ「常野一族」の人々を描いた、十編の物語からなる連作短編集。 「常野」とは、東北地方にあるとされる架空の地域を指し、権力を持たず、目立たず、常に野にある存在であれ、という意味が込められている。 彼らは穏やかで知的な性質を持ち、普通の人々の中で静かに暮らしている。 全て違う物語だが、少しずつ繋がっていて面白い。 「光の帝国」からの「国道を降りて...」の終わり方は暖かい気持ちになった。 「大きな引き出し」が一番好きかなぁ。 親の子への想いが伝わる系には弱い。 ・じわじわと熱いものが込み上げてきた。父が丹念に切抜きをしている姿が目に見えるようだった。一番新しいスクラップブックを手に取る。 彼の最新作、カンヌで賞を取った作品も、父はちゃんと初日に見ていた。 まだ新しい半券の脇に目を走らせる。 言ウコトナシ。 父の評はそれだけだった。それが、父の最大の褒め言葉であったのを彼は唐突に思い出した。子供の頃から、そうだった。 ・ここまで一息に書いてきて、フト外を見ると、白々と夜が明けて障子の向こうが青白く膨らんで来る。その光を見ていると、自分が大きな夢の中に生きているような、誰かの夢の中に居るような静かな気分になって来る。人間の一生と言うのは不思議な物だ。小生にとっては、「常野」以前と「常野」以後で全く別の人生を生きているような気がする。 ・あのさ、僕の導するチェリストが言ってたんだけどね。音楽にすれば全てが美しいって。 憎しみも燃妬も軽度も、どんなに醜いおぞましい感情でも、それを音楽で表現すればそれは芸術だからって。だから音楽はどんな時でも味方なんだって。武器なんだって。心変わりしない。浮気もしない。いなくなったり死んだりしない。そのへんの男よりかよっぽど頼りになる。君は世界一の味方を手放そうっての?君の頭の中にあるのは、それを手放すに値するだけのものなの? ・恩田さんは常に書く。世界は美しくて楽しい幸福なところなのだけれど、同時に、ゾッとするほど醜いものであり、血が凍りそうなほど残酷で恐ろしいところでもあるよね、と。どっちも、であって、どっちか、は無理。白黒きっちりそれぞれの領土にわけて、別々に処理することなんてできるもんじゃない。いいもんがほしければ、わるいもんも連れなくついてきてしまう。感しいことだけ手にいれて、悲しいことは避けて通るなんてワガママはとおらないよ…と。 ・不可知は不可知のままに、不可分は不可分のままに、不条理は不条理のままに、混沌は混沌のままに、そうして、すべてを優しさと愛しさで包んで、お書きになるんである。小説の中だからといって、ものごとを、作者に都合よく並べ替えたりしない。 いいもんはいいもんなんだけど、弱いとこもあるし、ダメなとこももってる。わるもんはわるもんなんだけど、かわいいとこもあるし、無理もないところもある。善悪に境界線はない。それはグラデーションする。

ぽっぽ@risu_pocchi2025年11月30日読み終わった物語としてすごく読み応えがあった 個人的に「手紙」が一番好き 最初どんな話なんだろうと思いながら読み進めていて、少しずつ常野についてのピースを集めて全体の輪郭をなぞっていくような感じ 凄惨な場面では否応なく現実というものを突きつけられ、一方で夢のように美しく現実味のない場面もあり、、 私もツル先生に会ってみたいな





- 瑞希@mizuki-012025年9月20日読み終わった東北にあるらしい架空の地域にルーツをもつ、特別な能力を持った一族の人々が、それぞれの生活の中で紡ぐ物語。 書物を暗記する力、人の未来が見える力、遠くの音が聞こえる力。 普通の日常の中に、ちょっとゾクッとする怖さがあるんだけど、決して非日常な感じはしなくて、「あー、こういうことあるかもな」と思える感じ。 あまり深く考えず、面白く読む本かなと思います!











































