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みぎた
@mj-bt
  • 2026年1月24日
    天空の沈黙: 音楽とは何か
    天空の沈黙: 音楽とは何か
    著者は、ピアニスト。 それも、ある意味で、とても独特な。 そのひとによる ”Essais sur la musique” ー “音楽についてのエッセイ” とでもいうか? とされているもの。 そこでは、音楽は、時には哲学や文学の分野からの、様々なたくさんの引用に照射されながら、それがどのような芸術であるか、また、人間にどのように影響を与えるものであるかなど、静かに、だが饒舌に、語られる。 業務系の宴会後に立ち寄った古書店で買い求めてからなかなか読み進められず。 率直に、多く ー というより、ほとんど ー のことが理解できないように感じる。 されど、理解できなくとも読み進めなければならない。雪の中をラッセルして進むように。(← 経験ないけど) 中には、わずかながら、どこかぼうっとした、明かりが灯ったように感じられるところもある。 5ヶ月ほどで、なんとか通読。 それにしても。 西洋。 音楽にしても、哲学にしても、文学にしても、そこで基盤となっているものは、多くは長い歴史を積み重ねた、西洋のもの。 長いことそのことに馴染み、親しみ、愛好している、はずではあるのだが。
  • 2026年1月18日
    青い星、此処で僕らは何をしようか
    読み終えるまで8ヶ月半かかる。 実際に読んだのは6日間だったけど。 同年同月同日に生まれた、ミュージシャンと歴史学者による対話と往復書簡。 生まれた日の新聞を読むことをスタートに、その当時の現代、そこへと至る近代、そして、そこから続く現代について、公害、環境、エネルギー、消費など様々な ー 問題点を孕んだ ー ことを通じて、また、それらを包括する社会にどう向かい合い、行動するかについて、言葉が交わされる。 その言葉は、本を開いて対面するわたしに対しても向けられている。 それらをわたしの身体の中に受け入れて、考え、行動することはできないか。 直接本の中へ返すことはできないにしても、どこかへつなげていくことはできないか。
  • 2026年1月14日
    さりながら
    さりながら
    フランス人である作家の個人的な経験と、その間に挟み込まれる、詩人(フランス人からみれば、俳人は詩人の一種、か?)小林一茶、小説家夏目漱石、写真家山浦庸介の3人の物語。 前者はノンフィクションのようであり、あるいはエッセイのようである。 後者は評論のようであり、あるいは文学論のようである。 これを「小説」といってよいのか?というのは正直なところ。 されど、それらが縦糸となり、横糸となって紡ぎ出されるこの世界の、その交点には、「想い出」「夢」「忘却」「彷徨」「空虚・虚無」「喪失」、そして、幼い子供・子供達の「死」ーそれは、病気によるものだったり、戦争や地震といったカタストロフによるものだったりにしてもーが、決してその輪郭を明確にすることはなく、それでも、浮かび上がる。 それが「小説」ならではのものなのだろう、か。 著者は、フランス人の作家であり、また、大学で比較文化の教授でもあり、小説や多くの評論(その中には「私小説」「大江健三郎」「日本文学」「荒木経惟」などが含まれる)を執筆しているという。 本作はフランスでは2004年に刊行された3作目らしく、日本では2008年に発行されている。 そのタイトルは、小林一茶の「おらが春」の中に収められている句、「露の世は露の世ながらさりながら」の結句。「そうではあるのだが」とでも訳することができるだろう。 56歳で生まれた長女さとが、翌年痘瘡により亡くなってしまった際に詠んだもの。 なお、原題は、“Sarinagara“。 フランス語における同意の”cepondant”ではなく。
  • 2026年1月11日
    冬の本
    冬の本
    おでん待つ間に 大谷能生 おでん屋で熱燗やりたくなる この時期にぴったりの一篇 近くにおでん屋がないのが残念
  • 2026年1月11日
    言葉と歩く日記
    言葉と歩く日記
    この本、しらなかった。 岩波現代文庫版の「エクソフォニー」と一緒に手に取るも、踏み止まってこれのみとする。
  • 2026年1月9日
    ロゴスと巻貝
    ロゴスと巻貝
    数日間、こればかり読んだ。 まず、決して、書評集、などというものではない。 また、読書エッセイ、などというと少しそうではないような気がする。 著者本人が冒頭で述べているには、本人は読書家ではない、という。 それは、本への愛憎(本当に、憎むこともあるらしい。が、それは愛するあまりの反転、でもあろう、か?)にもよるであろうし、外国に渡って日本語の本を入手することが簡単でなくなった、ということもあるであろう。 が、そのような本との間の距離、それに、著者自身のこれまでの人生(少なくとも、わたしの周囲に、このようなひとはひとりもいない)などもあいまって、なんとも独特な、形容しがたい、しかも魅力的な世界に引き込まる。 帯には、「本との交際秘録」。まさにそのような感じ。 それにしても、著者の他の本にも書かれていたのだが、このひとの母上のそのsuper独自性には、強ーく惹かれる。
  • 2026年1月5日
    ロゴスと巻貝
    ロゴスと巻貝
    年末、馴染みの書店の棚から消えているのに気付く。 本というものはいつまでもあるとは限らない、ということはこれまでにも経験がある。 もしかしたらもうこの棚でみかけることはなく、あとは古書店かフリマサイトを捜すしかなくなるのかもしれない。 ということであれば、今度またこの棚に戻ってくることがあったら、そのときは手に入れて読もう。 そう心に決める。 で、この日。 仕事終わってからその書店へ行き、件の棚をみてみると、ある。 今度は迷うことなくレジへ。
  • 2026年1月4日
    物語ることの反撃
    物語ることの反撃
    ネバーランド(タスニーム・ハンムーダ)P156〜傷痕(アーヤ・ラバフ)P205、作者たち、謝辞、訳者あとがき、解説 ガザ・イスラーム大学で英文学、世界文学、文芸創作を教えていたという、詩人・作家のリフアト・アルアライールの編集による、短編小説のアンソロジー。 原題:” Gaza Writes Back : Short Stories from Young Writers in Gaza, Palestine” パレスチナのガザ地区において、2008年12月〜2009年1月に行われたイスラエル軍の侵攻「キャストレッド作戦」の後、2013年に編まれたもの。 各作品は、当時彼が教えていた学生たちを中心とした、ガザ地区の若い世代の書き手により、英語で書かれたものだという。 そして、2023年10月以降(これは現在まで終結していない)のイスラエル軍によるガザ地区への攻撃。 この中で、編者リフアト・アルアライールが2023年12月、彼がいた建物にイスラエル軍が打ち込んだミサイルによって死亡。 その後の2024年に、新たに8名の作家たちから寄せらせた小説や序文などを加えたものが、この日本語訳としてまとめられたものだという。 アメリカ合衆国がベネズエラに対し「大規模攻撃」を実施し、マドゥロ大統領をその妻を捕え、ベネズエラ国外へ空路で移送された旨の報道に危機感を強くし、残り100ページ余りを、ほとんど一気に読み通す。 ノンフィクションかフィクションかは問題とならない。 強大な暴力に晒され、破壊され、傷つけられる中で形造られた物語を、自分の感覚を拡げて、捉えなければならない。 巻末には、本編に収められた作品の作者15人(その中には編者自身も含まれている)それぞれについて、略歴、本人の言葉などがまとめられ、「作者たち」として収められている。 2024年の新版の編集時点で、死亡した編者、リフアト・アルアライールの他、2013年の初版に収録の作家6名と連絡がつかない状態となっていたという。 今、残りの8名は大丈夫だろうか?
  • 2026年1月3日
    エステルの手紙教室
    エステルの手紙教室
    罪悪感(P122)以降、最後まで 1ヶ月ほどかかって120ページくらいで中断していたところ、約2ヶ月ぶりに。 ふとスイッチが入ったように読み進めて、途中夕食などで中断するも、ほとんど一気に最後まで読み進める。 こういうのはひさしぶり。 人と人との関係性の構築や再生が、手紙講座による手紙のやり取りを通して描かれてゆく。 物語の中に入り込み、それぞれの視点と、外から眺める視点をもって読めた。 カバーの内外、装丁、書体、綴じ込みのハガキなどあれこれ、きれいな本。
  • 2026年1月3日
    物語ることの反撃
    物語ることの反撃
    オマル・X(ユーゼフ・アルジャマール)P124〜家(リフアト・アルアライール」P155 の計5篇 読むことが重い。しかし、目を背けて、正月に浸っていてよいものか。 強大な暴力に晒され、破壊され、傷つけられ(その後殺されたりもし)ながらも、その中で形づくられた物語を、読み、自分の感覚を拡げて、捉えること。
  • 2026年1月2日
    芥川龍之介集
    芥川龍之介集
    杜子春 TV地上波でやってた「千と千尋の神隠し」聞いててふと思い出す。 引っ張り出して読んでみると、話としては似ても似付かぬものではある。 両親が動物に変えられてしまう、という点で共通するものはある、か。 「正直な暮し」を志向せねばならないか。 それが「人間らしい」のかどうかはともかく。
    芥川龍之介集
  • 2026年1月2日
    翻訳できない世界のことば
    翻訳できない世界のことば
    002 はじめに→ 038 BOKETTO 世界には、説明すると長くなる/説明できない、物事や動作、状態なども、一言で表す単語がある、ということはわかるし、その世界の奥深さも測り知る。 ただ、できるものなら、用例や文例などもほしい-それでは辞書になる、か。
  • 2026年1月2日
    冬の本
    冬の本
    温かい冬 大竹聡 「暖かい」ではない。 酒飲みながら読むに似つかわしい、温かい文。
  • 2026年1月1日
    フラワーズ・カンフー
    閑吟集 詩 李賀 唐代中期の詩人(らしい)李賀による詩の一節(おそらく)と俳句が並んで配置されている。 おそらくは、俳句による漢詩の翻訳、などというよりは、俳人が、漢詩から受けたポエジーを俳句の形にした、ということ、か? 意味はわからずとも、その間の跳躍に身を任せたい。
  • 2026年1月1日
    ドナウ、小さな水の旅
    廃屋のある風景 ミロブシティツァ川をたどりルタニ山へ
  • 2026年1月1日
    Hanakoganei Counterpoint
    (郵便的)、それ以外の犬たち
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