物語ることの反撃

物語ることの反撃
物語ることの反撃
リフアト・アルアライール
岡真理
藤井光
河出書房新社
2024年12月3日
66件の記録
  • 🦕
    🦕
    @fuyuse_0
    2026年7月10日
  • ひねもす
    ひねもす
    @akiiro25
    2026年7月2日
  • 二つの序文を読んで思ったのは、解釈の自由についてだった。創作の自由の下、読者は自由な解釈へと開かれる。このアンソロジーは、その様に読者を解釈の自由へと導いてくれるのだろうか。描きたいこと以上に、描けること、描かなければならない「創作=物語る」ことそのものが抵抗と為してしまうガザの、パレスチナの作家たちへの作品に、読者としての自由を振るった「解釈」がどれだけ許されるだろう。きっと優れた作品群の、それでも作品を純粋な作品として受容することができない。 抑圧は後に名作を産む、と語る人もいる。そう思う人は、このアンソロジーを読んでみてほしい。イスラエルを筆頭に「世界」が許した抑圧(という言葉も生優しい)中で綴られた作品たちは、決して芸術の為に抑圧を許してなどいない。 それでも、このアンソロジーに描かれた一つ一つの作品を面白かった、つまらなかったと自分は語りたい。そうやって解釈できるだけの価値がある作品のはずだ。いつか、語れる日が来なければいけない。
  • Blue moon
    @mimosamimimo
    2026年6月24日
  • 白玉庵
    白玉庵
    @shfttg
    2026年6月23日
    一年とぼけるさんの投稿で。 アプリのアップデートをしたら、すごく簡単に気になる登録ができるようになっていた。これは便利!
  • noko
    noko
    @nokonoko
    2026年6月16日
  • この短編アンソロジーの編者である リフアト•アルアライールの言葉 「パレスチナの占領は、まず比喩的に、つまりは言葉や物語や詩において行われました。だから、私ちちは書くことによって抵抗すべきなのです。あらゆる努力とペンを使い、私たちの大義を広く伝え、私私たち自身と世界じゅうの人びとに教えるべきなのです。私たち自身の物語を伝えることが抵抗ですー忘却と占領に対する抵抗なのです。抵抗とは騒がしくすることであり、マルコムXが言ったように、「何かを求めているのなら、騒がしくするべき」なのですから。」 あまりにも多くの示唆に富んだ言葉だ。 この姿勢から学ぶ必要がある。 彼は暗殺されている。 『Lは生命のL』 なんて純真で爽快な短編なのだろう。 イスラエル兵によって父を喪った少女は オリーブの木のように強く ターエルの物語の先を生きていかねばならない。   「歳月とは人生の長さかもしれませんが、信念は間違いなく人生の幅を決めます。」 「わたしが生きがいにしているものには、死にがいにするだけの価値があるのだろうか、と自問し始めました。」 「太陽には二時間を与えて、畏敬の念を覚えさせる空でお気に入りの場所に昇れるようにしました。」 太陽に左右される卑小な存在ではなく、太陽の動きを左右させうる大いなる自分であること。 『戦争のある一日』 結末、そうきたか。 まさに物語ることの反撃。 それにしても無念だ。 「眠っている彼がどうして微笑んでいるのか、それは誰ひとりとして理解できなかった。眠っているときだけ、彼は安心や幸せをもたらすものを手にできるのだとは、誰ひとりとして思い当たらなかった。眠ってはいないときに奪われているものを手にできるのだ。」 「(弟)は毛布を肩にかけて引きずりながら近ついてくると、ハムザの横に座った。ハムザは本をざっと眺め始めた。スラックスの裾を膝まで上げていて、脚を投げ出していた。それに目を留めたジハードは、毛布を引っ張って兄の脚にかけた。兄の脚が危ない目に遭いそうだと感じたからだが、何による危険かは分からなかった。脚に毛布をかければ兄の助けになるだろうし、少なくとも兄が集中できるようになる。」 ホッとする可愛らしい描写だと思いきや、実はかなりコワイ描写なのかもしれない。例えば弟はこの先兄が両足を失うことになる姿を予見したのかもしれない。 「ハムザは弟を待っている輝かし未来のことを考えた。それを実現するために惜しまず努力しよう、とそっと言った。」 「言葉を容赦なく貪り食って飢えを和らげた。完全に新しい生命を自分に吹き込んだ。」 『助かって』 1秒前と1秒後 一瞬の閃光で、外でサッカーをしていた友達たちは死に、バルコニーから見下ろしていた自分は生き残ってしまった世界。 『カナリア』 一目惚れというか 公園でお互いの存在を気にかけていた男女が 実は敵同士だったという悲劇、そして死。 『土地の物語』 「「神に与えられた土地」の一部だと言いながら、その土地にある189本のオリーブの木を、ひとりのイスラエル兵がブルドーザーで倒してしまう。そのことを、私は決して理解できないだろう。神が怒るかもしれないとは考えなかったのだろうか。自分が倒しているのは一本の木なのだということに気がつかなかったのだろうか。パレスチナのブルドーザーなんてものが発明されたとして(まあ、そんなこと起きっこないけれど)、たとえば私がハイファにある果樹園にいるとなったら、私はイスラエル人が植えた木を一本たりとも倒さないだろう。そんなことをするパレスチナ人はないない。パレスチナ人にとって、木は神聖なのだし、それを育む土地も神聖なのだ。」 「ガザについて語るとき、ガザはパレスチナのほんの一部なのだということを私は思い出す。パレスチナはガザよりも大きいのだと思い出す。パレスチナは西岸地区だ。パレスチナはラッマッラーだ。パレスチナはナーブルスだ。パレスチナはジェニーンだ。パレスチナはトゥールカリムだ。パレスチナはベツレヘムだ。何よりも、パレスチナはヤーファーであり。ハイファであり、アッカーであり、イスラエルが私たちに忘れさせようとするすべての街なのだ。」 「父さんと土地のあいだにあるのは、壊すことのできない絆だ。パレスチナ人と土地のあいだには、壊すことのできない絆がある。草木を根こそぎ倒して木を伐採することで、イスラエルはその絆を壊して、絶望という自分たちの習わしをパレスチナ人に押しつけようとする。木々を何度でも植え直すことで、パレスチナ人はイスラエルの支配を拒んでいる。「わが土地、わが習わし」と父さんは言う。」 『不眠症への願い』 パレスチナ人作家が書くイスラエル兵の苦悩、心的外傷後ストレスというやつか。 イスラエル兵もまた同じ人間であることを願うばかりだが、実際はどうなのだろうか? 命令だから 仕事だから それはナチスの犯した過ちと同じことである。 厳しい態度で臨みたい。 それは自分への戒めでもある。 『包み』 良作。 ドラマがある。なんて言っていいのか分からないが。 『撃つときはちゃんと殺して』 「アブー•ライラーは三ヶ月後に死んだ。悲しみに暮れてはいても、ほかと比べれば自分たちはまだ運がいい。ライラーはそう思って、自分も家族も納得させようとした。家の壁はまだあるから、テント暮らしで厳しい冬の寒さと夏の暑さに耐えなくていいぶん、一家は幸運だ。」 『イスラエル軍のアパッチヘリコプターが空を切り裂いていく音を耳にすると、あたりを見回し、その弱々しい瞬間に、父親の負傷から始まったあらゆる苦しみを思い出し、歯を食いしばってつぶやいた。「次は、ちゃんと仕事をしなさいよ。爆撃するのなら、最後まで爆撃して。銃を撃つのなら、ちゃんと撃ち殺して」 最も残虐な仕打ちは殺してしまうことではなく、生殺しにすることなのかもしれない。と思わせる。 『家』 捻った展開がおもしろい。 見つかったら即、射殺されるのを覚悟の上で 我が家への束の間の帰還。 頑固親父とあきらめつつ従うしかない息子。 「「家を爆破する」と父親は答えた。「自分の家にしておけないのなら、誰にも渡すものか」」 「「あいつらは俺の家を奪った。俺の歴史、俺の根っこ、それに俺の土地を奪った。そしていまの俺を見てみろ、それを破壊しようとしついる。こんなことをいつまでも続けさせるわけにはいかないし、ろくでもない政治家連中に任せておくわけにもいかない。」」 「おまえの言うとおりだ。家を爆破するなんて狂ってる。だがな、爆弾はそこに置いておくことにした。あいつらに怖がってもらいたい。恐怖のなかで生きてもらいたい。俺たちがつきまとってるんだと感じてもらわないとな。イスラエル人たちには疑問を持ってもらいたい」 『ネバーランド』 この作品はヤバイ。 つらい。 「男の子のところに行ってみると、その子は本を胸のところで開いて、髪の毛のない顔は枕の端にのせ、顔に微笑みはなかった。彼女はそのそばにそっと腰を下ろし、本を手に取った。『ピーター•パン』、けっして大人にならず、終わることのない子どもの日々を、忘れられた少年たちの暮らすネバーランドという小さな島で過ごしている。 彼女は男の子の小さく冷たい両手にその本を戻した。男の子が結末まで読めたことを願った。「しっかり寝てね、ぼ••••••小さなピーター•パン」とつぶやいた。」 『あっというまに失って』 同じパレスチナ人同士であっても 100メートルと離れていない家に住む同士であっても、そこには厳然たる階級の差、貧富の差が横たわる。 『傷痕』 ラストを飾るに相応しい作品だ。 もう言葉がでない。 俺の言葉のすべてが嘘っぱちに思える。 なんて俺は軽いんだろう。 ただただ自分が悔しい。 あまりにも無力で無知で無恥で厚かましい。 「戦争は終わるものだと人は言うが、それはじっさいには違う。戦争はけっして終わらない。」 「どうして置いておきたいの?難民の女性の、大きくて醜くて暗い写真じゃないか。どうして置いておこうとするのかさっぱりわからない」 息子が言っていたのは、陰気な家の玄関扉のそばに、聖なるもののようにかかっていた写真のことだ。その家で私たちにあったのはイメージだけだった。カメラも、畑もないー薄暗い光だけだった。 「これはナクバのときの肖像写真。あれほどの苦しみを味わった人たちのことを、私ちちは覚えておかないといけないの。それに、未来の人たちが私たちの苦しみも覚えていられるよう祈らないといけない」 例えば日本なら原爆がそれにあたる。 改めて強く思う。 「笑顔になってるね」 「うん、大丈夫だよ」 サラームが初めて心からの笑顔を見せたのは、死んでいくときだった。 今度は、息子の後ろには美しい風景はなく、場面を完璧にしたいから笑顔になってほしいと頼むこともなく、カメラもなかった。あるのはただ、薄らいでいく微笑みだけだった。
  • @hdgatji
    2026年6月7日
  • ゆい
    ゆい
    @no1sin
    2026年6月7日
    編者のリフアト・アルアライールは現代パレスチナを代表する詩人。ガザ・イスラーム大学で世界文学と文芸創作を教え、若い世代の抵抗手段として執筆の力を醸成することに力を尽くしたが、2023年、44歳の若さでイスラエルの空爆により殺されてしまった。ガザの代表的な知識人、学者、科学者は積極的に標的とされ殺害されている。 本書はリフアト・アルアライールとともに、彼の学生や指導を受けた人たちが英語で書いた(そしてリフアト本人も短編を三つ寄せた)短編小説アンソロジーである。英語力に優れた若い世代が、翻訳などの媒介や時間的な隔たりなく、直接英語圏に自らの言葉を届けられることには大きな意味があった。初版は2013年刊行。そして2023年の暗殺を受け、この『追悼版』が製作された。死の前の編者の活動や現在のガザの状況についても文章が追加されており、”今”わたしたちが暮らす世界を物語る本として読むことができる。 各小説の書き手を紹介する「作者たち」のセクションも充実しており、追悼版の発行にあたっては2024年現在の彼らの言葉が新たに寄せられている。しかしリフアトを除く14名の作家のうち6名とは連絡が取れず、彼らのパートには2013年版の文章がそのまま掲載されている。6名全員か、あるいはほとんどがガザで動けなくなっているか、最悪の場合は既に亡くなっているのではないかとのこと。パレスチナが置かれ続けるあまりに苛烈な状況が窺える。 物語の多くには市井の人々が直面する、想像も及ばないほど過酷な暮らしが綴られる。編者による序文にはこのように書かれている。 >短編の多くは、人の死や死んでいく人に満ちているという読者もいるかもしれない。その特徴は否定しようがない。人生のかなりの部分を、死を目の当たりにして生きてきた世代から、ほかに何を期待できるというのか。占領によって、パレスチナ人の大半にとって死は日常的に目にするものになってしまった。それでも、死という表面の下には、生きることへのこだわりや、生きようとする決意がある。これらの短編の行間には、生き延びようという思いがあるのだ。書くというまさにそのことが、よりよい人生を求める書き手たちの希望を伝えている。(P.36) 遠い戦争と日本にいる私たちを、あくまでの現代の若者の、手が届きそうに身近な生活の手触りが結びつける。 >「レポートをプリントアウトしておかなかったなんて、イスラエルのせいなのか自分のせいなのかわからない」と、ライラーは苦悩してぶつぶつ言った。「おじさんのせいにしようかな、発電機用の燃料を持ってくるのを忘れてたんだから!」彼女は歩調を速めて、部屋を行ったり来たりしつつ、不安にじわじわ襲われていた。「電力の供給スケジュールを信じて、こうなることを予測しておかなかったわたしがばかだった。二日連続で電気が通じてるのは、珍しく向こうが優しいからじゃないってわかってたはずなのに。イスラエルに高いつけを払わされるってわかってたはずなのに!」(P.110) 大学のレポートが印刷できない。理由さえ違えば隣の家でも発生していそうなトラブルから始まるこの短編のタイトルは「撃つときはちゃんと殺して」だ。比喩でも何でもなく、彼女はこの言葉を言わずにはおれない事態に見舞われる。 暴力の予感、暴力の爪痕、暴力の瞬間、直接的な暴力、間接的な暴力、非日常の暴力、日常の暴力。 同じくある意味身近な問題を描いた「ガザで歯が痛い」なども印象的だった。読みやすいという言葉は相応しくないかもしれないが、作品の中にはごく短いものも多く、若い人たちがその手にある言葉を使い、各々の痛切な祈りを携えて書いた文章は難解でなく読み進めやすい。 >本書に収録された個々の作品から、ガザの現実とそこで生きること──あるいは死ぬこと──を強いられているパレスチナ人の物語を汲み取ろうとするならば、若者たちの作品はまだ、文学作品として成熟の域に達してはいない。だが、本書の意義とは、その成り立ちから、二〇二四年版に追加された作者たち自身によるプロフィールの加筆まで含めて、それ自体がガザのパレスチナ人の根源的な抵抗の表現となっていることにある。本書は、パレスチナ人の物語を物語ることが、文学が、ペンが、ガザにおける文化的営為が、そして、若者たちにパレスチナ人のいまだ書かれざる物語を語るという使命を託すことが、「パレスチナ人などというものは存在しない」と言い放ったイスラエル第五代首相ゴルダ・メイールのことばを現実のものとすべく現在進行形で遂行されているジェノサイド、パレスチナ人という歴史的存在そのものを地上から抹消しようとするこのジェノサイドに対する、紛れもない抵抗であることを証言している。 二〇二四年春、二度にわたりガザに入り、現地の、強制収容所ということばでも足りない、もはや表現することばもない状況に接した在米のパレスチナ人英語作家のスーザン・アブルハワーは、今、ガザの人々の抵抗の力を称揚することもまた、彼らを非人間化することだと言う。こんな状況を耐えられる人間など誰もいないと言って。それからさらに半年が過ぎた。人間には耐えられない状況を彼らが依然、耐え忍んでいるのだとしたら、それを強いているのは、この紛れもないジェノサイドを止めることができないでいる私たちだ。それでもなお彼らは、ガザの中から、外から、ガザについて書き続けている。タンクの壁を叩き続けている。世界から必ずや応答があると危じて。(P.263)
  • @foxed_function
    2026年6月2日
  • Aster
    Aster
    @aster
    2026年5月18日
    短篇小説とのことだが、ほぼリアルな戦争体験と思って良いであろう内容で占められている。 私たちの沈黙という罪がくっきりと浮かび上がるような、鮮やかな物語ることの反撃である。
  • かもめ通信
    かもめ通信
    @kamome
    2026年4月13日
    ガザの若者たちが直面する過酷な現実を伝えるこの作品集を編んだのは、リフアト・アルアライール。 1979年、ガザ生まれの詩人で、作家でもあり、大学で世界文学と文芸創作を教える教師でもあり、活動家でもあった人物だが、2023年、イスラエル軍によるピンポイントでリフアト本人を狙った空爆により死亡している。 23篇。 家族を失った悲しみを描く作品もあれば、今まさにがれきの下敷きになっている人やイスラエル兵士やその家族の視点で語る作品、ガザの日常や、ガザと難民キャンプの隔たりや分離壁が隔てるものを描く作品もある。 短篇集を編むにあたって応募作品を募ったこともあり、書き手のほとんどは書くことを本業としていないばかりか小説を書くのはこれがはじめてだったという人も。 そのため作品の出来にはばらつきがあるが、それでもそこに込められた想いや、突きつけられるあれこれに、心打たれずにはいられない。 同時に、外国で暮らすなどして今も生き延びている書き手たちが新たに書き足したリフアトへの追悼文が、彼らが紡いだ物語以上に鋭く読み手に突き刺さったりすることも。 「物語ることは生きるという行為であり、物語ることは抵抗であり、物語ることは私たちの記憶を形作るのだ」(p23)とリフアト・アルアライールは言った。 彼の、彼らのあげた声に、読み手はどう応えるべきか、読み終えた後も考え続けている。
  • のん
    のん
    @nonbrary
    2026年4月13日
  • かもめ通信
    かもめ通信
    @kamome
    2026年3月18日
  • ぎこちゃん
    ぎこちゃん
    @gye-k0
    2026年3月4日
  • 水温
    水温
    @mz_nrm3
    2026年3月4日
  • BookReader
    BookReader
    @hello_123
    2026年2月1日
  • zonako
    zonako
    @zonako-o
    2026年1月12日
  • みぎた
    @mj-bt
    2026年1月4日
    ネバーランド(タスニーム・ハンムーダ)P156〜傷痕(アーヤ・ラバフ)P205、作者たち、謝辞、訳者あとがき、解説 ガザ・イスラーム大学で英文学、世界文学、文芸創作を教えていたという、詩人・作家のリフアト・アルアライールの編集による、短編小説のアンソロジー。 原題:” Gaza Writes Back : Short Stories from Young Writers in Gaza, Palestine” パレスチナのガザ地区において、2008年12月〜2009年1月に行われたイスラエル軍の侵攻「キャストレッド作戦」の後、2013年に編まれたもの。 各作品は、当時彼が教えていた学生たちを中心とした、ガザ地区の若い世代の書き手により、英語で書かれたものだという。 そして、2023年10月以降(これは現在まで終結していない)のイスラエル軍によるガザ地区への攻撃。 この中で、編者リフアト・アルアライールが2023年12月、彼がいた建物にイスラエル軍が打ち込んだミサイルによって死亡。 その後の2024年に、新たに8名の作家たちから寄せらせた小説や序文などを加えたものが、この日本語訳としてまとめられたものだという。 アメリカ合衆国がベネズエラに対し「大規模攻撃」を実施し、マドゥロ大統領をその妻を捕え、ベネズエラ国外へ空路で移送された旨の報道に危機感を強くし、残り100ページ余りを、ほとんど一気に読み通す。 ノンフィクションかフィクションかは問題とならない。 強大な暴力に晒され、破壊され、傷つけられる中で形造られた物語を、自分の感覚を拡げて、捉えなければならない。 巻末には、本編に収められた作品の作者15人(その中には編者自身も含まれている)それぞれについて、略歴、本人の言葉などがまとめられ、「作者たち」として収められている。 2024年の新版の編集時点で、死亡した編者、リフアト・アルアライールの他、2013年の初版に収録の作家6名と連絡がつかない状態となっていたという。 今、残りの8名は大丈夫だろうか?
  • みぎた
    @mj-bt
    2026年1月3日
    オマル・X(ユーゼフ・アルジャマール)P124〜家(リフアト・アルアライール」P155 の計5篇 読むことが重い。しかし、目を背けて、正月に浸っていてよいものか。 強大な暴力に晒され、破壊され、傷つけられ(その後殺されたりもし)ながらも、その中で形づくられた物語を、読み、自分の感覚を拡げて、捉えること。
  • Usui
    @lighbury
    2025年12月27日
  • ぱる子
    ぱる子
    @paluko
    2025年12月5日
    「日本語版は、23年末にイスラエル軍の空爆で殺害された編者を追悼した序文を含む」。この方の講義動画をYouTubeで見ることができる。2992円
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年8月16日
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2025年6月27日
  • bmb
    @bmb_baibe
    2025年6月16日
  • ロッタ
    ロッタ
    @rotta_yomu
    2025年5月30日
    パレスチナを知るために。
  • みんみん
    みんみん
    @min-min
    2025年5月27日
  • かつエッグ
    かつエッグ
    @kats-egg
    2025年5月15日
  • Sanae
    Sanae
    @sanaemizushima
    2025年5月11日
    どの作家もレベルが高く、感銘を受けた。 作品のひとつにイスラエル軍の軍人が主人公のものがある。主人公は心を病んでいる。そんな物語をガザの作家が書く、それこそが物語ることの反撃なのだなと思う。 海外で暮らすガザ出身の作家もいるが、作者の中にはガザにいるために、今音信不通になっている方も半数近くいる、そういう事実も合わせて強く印象に残った本だった。
  • はー
    はー
    @hachihot
    2025年4月8日
  • 清水
    清水
    @shimizuakila
    2025年4月6日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年4月1日
  • いつも楽しみにしてる読書のポッドキャストで来週扱われるので買ってみた。配信までに読めると良いな
  • monmon
    monmon
    @monmon22
    2025年3月31日
  • 雨の夜
    雨の夜
    @asatoyoru
    2025年3月30日
  • 440
    440
    @teshi440
    2025年3月30日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年3月29日
  • at
    at
    @tomoz
    2025年3月29日
  • 白雨
    白雨
    @nocturnalism
    2025年3月29日
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年3月17日
  • 藤
    @__fjmrmk__
    2025年3月7日
  • "ライオンたちが独自の歴史家を持つまでは、狩りの歴史はいつでもハンターを称えるものだ。"
  • Amy
    @read_amy
    2025年3月5日
  • 物語ることの反撃
  • ako
    ako
    @akobunko
    2025年2月9日
  • 丹生。
    丹生。
    @neco0117a
    1900年1月1日
  • ジウ
    ジウ
    @Jina
    1900年1月1日
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