エステルの手紙教室
28件の記録
39books39@39books2026年1月7日読み終わった北フランスのリールで書店を営むエステルは、 亡くなった父を偲び手紙教室を開催を決意し、 新聞に受講者募集の広告を出すことに、、。 参加を申し込んできたのは、孤独な老婦人、 重度の産後うつに苦しむ夫婦、 仕事にやりがいを見出せない会社員、 進路に悩む青年の5人だった。 性別も年齢も異なる参加者たちは、 手紙のやりとりを通し、 新たな人生へと1歩をふみだしていく。 通勤電車の中で少しずつ読んでいましたが、 2025年がまさに終わろうとするある朝、 続きを読みだしたところ止まらなくなり、 一気に読み通してしまいました。 最初こそ相手の反応を探りながらの 手紙のやりとりではあったものの、 回数を重ねるごとに、 お互いのプライベートや 今まで誰にも打ち明けられなかったことを言語化し、 相手に伝えるようになり、 手紙をもらった相手も時に寄り添い、 時に叱咤激励しながら、 心と心を通わせていく過程が素晴らしかったです。 特に老婦人ジャンヌが 青年サミュエルに綴った数々のメッセージは 金言に満ちていて、 わたし自身とても励まされました。 また、産後うつに苦しむ夫婦が 他の受講者たちの助けを借りながら なんとか関係を修復していこうとする過程も、 自身の過去を彷彿とさせる場面もあり、 他人事とは到底思えず、とても心動かされました。 「年賀状」もデジタル化してしまっている昨今ですが、「手紙」という素晴らしい文化を改めて考えさせられる 大きなきっかけとなりました。 わたしも機会があれば 「手紙教室」へぜひ参加してみたいです。
- みぎた@mj-bt2026年1月3日読み終わった罪悪感(P122)以降、最後まで 1ヶ月ほどかかって120ページくらいで中断していたところ、約2ヶ月ぶりに。 ふとスイッチが入ったように読み進めて、途中夕食などで中断するも、ほとんど一気に最後まで読み進める。 こういうのはひさしぶり。 人と人との関係性の構築や再生が、手紙講座による手紙のやり取りを通して描かれてゆく。 物語の中に入り込み、それぞれの視点と、外から眺める視点をもって読めた。 カバーの内外、装丁、書体、綴じ込みのハガキなどあれこれ、きれいな本。
YUI🍮@yu-hi2025年11月15日読み終わったいろんな属性の人たち、普通では関わることのないような人たちが文通で自分の中にあるあまり開かないドアを開けるような物語だった。 センシティブな内容が多かったけど、 ぜんぜん違う目線だからこそできる質問や、受け取ることができる言葉が多いと感じられた。 また、面と向かってではなく、紙を通してだからこそ話せる内容ってあるんだなと思った。実際にある親子は、文通をしていて実際に週に1度会っていたけど手紙の内容とは別のことを話していたらしい。 たしかに、手紙はその人がその文章を時間をかけて書くこともできるし、受け取るまでにラグが生まれて、より丁寧に言葉が届けられるような気がする。より大事な内容を書き留めたいとも思うし... まだまだこの本に出てくる手紙主たちの人生が気になるような締めくくりだったので、その先がいつか見れたらいいな💌


























