偶然の音楽
41件の記録
704h@704h2026年8月23日読み終わった読み終えた。凄い!!ここまでやるのか! 一筋縄では行かないとは思っていたけど、突き放されたような読後感。暗闇を見つめながら人生とは何だろうかと途方に暮れる。 いかに人生が偶然によってつくられるか、そこに何かを見出そうとする我々がいかにおかしな事をしているのか。タイトルの通り、人生は偶然によって作り出された音楽であるという事なのだろうか。 前作の「ムーンパレス」が人生の残酷さに対してどこか前向きであるのに対して、本作では現実を無慈悲に叩きつけられる。 もう少しうまく言いたいけど、消化するのに時間がかかりそう。
704h@704h2026年8月19日1/4くらい読んだところ。 はじまりはそれまでのポール・オースター的な要素が詰め込まれていたが、物語がはじまると予想に反してヤクザなバディものが展開される。とはいえ主役の二人が交わす軽口はこれぞオースター、切れ味抜群でページを捲るのが楽しくなってくる。まだまだ前半、主人公の繰る赤い2ドアのサーブ900はどこまで連れてってくれるか楽しみ。
704h@704h2026年8月18日読み始めた読み始めた。33頁、第1章を読んだところ。 前作『ムーン・パレス』に続けてポール・オースター作品を読む。いよいよ物語がはじまるところなので何とも言えないが、ポール・オースター節はビシビシ感じる。急に舞い込んで来る大金、運命のすれ違い、想像を超えた偶然、喪失と放浪。まだ30頁なのに凄いペースだ。続きが楽しみ。


たま子@tama_co_co2026年7月26日読んでるふと思い出した読書日記毎日日記映画ばかり観ている。一人で石を積み33年かけて理想の宮殿を建てた男の自伝映画『シュヴァルの理想宮』。これぞ浪漫。観ながらオースターの『偶然の音楽』を思い出していたけど、あれは目的もわからずひたすら自由のために石を積む不条理な石積みだったなと思い、だけどそのうちにだんだん積むことにやりがいを覚えて……というような話だった記憶だけど、読んだ頃に自分で書いた感想を見返すと「どのような選択を通して他人を、そして自分を救うことができるのか」とメモしていて、宮殿をつくるというシュヴァルの突飛な選択は見事に他人も自分も救ったのだなとおもう。そのあと、『十二人の怒れる男』と、ウェス・アンダーソンの『ファンタスティック Mr.FOX』も観る。Mr.FOXは色彩やリズムがいいし、あまりにお洒落なので観ていると何か作りたくなる。そのうえひたすらかわいい。動物が恋しくなり我が家の猫たちを撫でくりまわす。









バルーン@9kv8xiyi2026年7月21日読み終わった@ 自宅この世の物事には何か理由があるはずだって信じ込もうとしてる。でもそんなのは物事の真の姿から目を逸らす手段なだけさ。 ビルディングスロマンとはまるで対極の、故にリアリティ溢れるこの物語。少し砂の女らしさを感じたが、違うのは主人公の思想が初めから動かないことだろうか。




okabe@m_okabe2026年3月6日読み終わったポッツィとの出会いをきっかけに、序盤から物語は文字通りドライブしていくが、この小説の本当の物語は、ドライブを終えたところから始まる。 自由の為に始めたはずの壁作りだが、いつの間にか壁に自由を奪われている。それどころか壁作りにやりがいを見出し、壁作り自体が目的になる。 なんとも皮肉に満ちた物語だった。



絵美子@835emiko2026年2月3日読み終わった遅まきながらオースターも柴田元幸訳の小説も初めて読んだ。なんとなくタイトルが良いなと思って読み始めたら想定外におもしろく、あっという間に読み終わった。 アメリカ文学に明るくないのもあるけれど、独特過ぎず古風過ぎず現代過ぎないワードセンスも話の展開も新鮮で、ページをめくる度に真新しい気分になり、ポッツィと神になったり(調和が取れているときの無敵さはよくわかる)苦酸っぱい気分になったりしながら最後のページに近づくにつれナッシュと一緒に苛ついて車のヘッドライトの光の眩しさに目を細めきって読み終えた。ア~

カーペディエム@chii1262025年12月14日読み終わったまた読みたい本当の物語は、動くのをやめたところからはじまるのだ。動くことをやめて、他人とかかわり合いはじめたときに人はどのような倫理的決断を迫られるかーあるいは、どのような選択を通して他人をそして自分を救うことができるのかー 〈訳者 あとがきより〉 2.3年ぶりのオースター。のめり込んでしまった〜。 大金を手にして失った時、その後の人生とは…。
どうどう@toutoutoudo2025年3月8日読み終わったファミレスを享受せよってゲームに出てくるムーンパレスっていうファミレスの名前が好きで調べたらムーンパレスって名前の小説があるって知って読んだらめちゃおもしろで他の作品も読みた〜いとなり買った本でした。 吸引力が異様にある物語でなんでこんなに引っ張られるんだろう。一目で綺麗だと言われる絵の具ではなく、くすんだ色で単体だったら見向きもしない色の絵の具で描かれている緻密で精巧な絵画みたい。 最初は主人公に対してどこいくつもりなんだ、娘がおるやろしっかりしろと思って、賭け事の結果でお話が締めくくられるんだと思ったら二転三転したラストでええ〜となって、ラストは世界が遮断。お話の終わりは大切で終わり方が好きです。 小川洋子さんがポールオースターから影響を受けたとwikiで書いてあってから、そうなんだ〜って思ってたら、小川洋子味を感じた場面があって、小川さん、ここ、絶対好きですよねって思って一人楽しくなりました。 場面が大事なのか。構成が大事なのかわかりませんが二つもと大切で、描写するところとしないとこの緩急があって学び。

































