文化の脱走兵
260件の記録
チョコ次郎の夏@CircusInMyHead2026年10月1日読み始めた読み始めて、「自分より頭のいい人だな」と思ったが、平易な言葉で書いてくれている。 ロシア文学者であられる、その奈倉有里先生は、ロシアによるウクライナ併合以降の情勢に際し、noteにも文学者たちの翻訳を書かれていらっしゃるそうだ。私ですらも一人でも待ってくれる人がいると思うと、早くnoteを再開したい。 2014年4月に東京の病院に転院したとき、診察を受けた。気になるニュースを訊かれ、上記のニュースを答えた。「それのどこが気になるのか?」などと聞かれた。精神科のマニュアルだろうと思えど、現在、戦争中であることもあり、統合失調症の人間が言う事だ、と馬鹿にされたようで腹立たしい。









阿部義彦@xtc1961ymo2026年9月27日読み終わった著者は奈倉(なぐら)さんで、装丁は名久井さん、お二人の「なっくさん」の関わった本です。エッセイですが、関わりの深い、ロシアに関する事そして自分の幼い頃からの思い出、成長環境等がうかがい知れる、力強く素敵で奔放でもあり、何よりも冬を思い出させる、厳しい厳冬の末に訪れる春を待つような文章でした。『そんなふうに自ら愚かしい戦火の火種を大事にそだてる国家が世界中に増殖していく時代がある。はたして幾度、同じ道を通るつもりなのだろう』炭鉱のカナリアは叫んでます。静かな様でかなり根性の座った方だと思いました。私もいくらでもクルミを割ってあげたいと思います。ただ猫背は直したほうが良いですよ。









utautomo@timeescape2026年9月25日読み終わった図書館で借りた前作の『夕暮れに夜明けの歌を』を読んだときに受けた印象は変わらず、やはり柔らかなお人柄だなぁと思う。 強い主張としてではなく、あくまでもひとりの人間として、非戦を真剣に訴えている。その真摯な姿勢に胸を打たれました。 文化というものを通して考えること、そして、その力を信じていることがとてもいいなぁと思う。 「文化というのは人を彩るものである」という前作で印象に残った言葉があったけれど、文化的なものがあるからこそ、私たちは豊かに生きられるのだと、わたしも思っている。それを戦争によって奪われてしまわないように、脱走する。文化を守るためにそこから逃れることは、讃えられる行動なのだと思った。 幼少期の思い出にも胸がぎゅっとなる。 あたたかくて、少し寂しい。そんな気持ちになった。 そして、奈倉さんが柏崎に居を構えるという最後の章には、なんとも驚かされた。 いったいどんな覚悟を持って、そこに住むことを決めたのだろう。原発のある街に、当事者として暮らすということ。そこでどんな暮らしをし、何を感じるのか。 これからの奈倉さんの暮らしが、とても気になります。 観る気になれていなかった『ドンバス』も観てみようとこの本を読んで覚悟を決めました。









noa@noa33732026年8月31日積読中白玉庵さんのまっすぐな投稿が心地よく胸に響く。 自分が読めなくても、どこかで本を読んでいる人がいる。その感想を読むことが出来る。幸せなことだと思った。 本への思いを届け合う関係性を大切にしたい。











白玉庵@shfttg2026年8月30日読み終わった邪悪な状況下にあって、善良であることを選んでいこう、というのが「脱走兵」という言葉に集約されていることが最後まで読んで腑に落ちた。ロシア語の翻訳者なので、国家による邪悪さが非常にわかりやすく提示される日々が続き、友人知人も影響を免れ得ない。でもそのなかで善くあることを手放さない。こんな光り輝くような文があちらこちらにある。 体験したことの記憶をひっぱりだしあって、その人がなにを感じていたのかを共有するとき、はじめてその体験が完全なものになっていくあの喜びって、なんていうんだろう。認識を新たにしていくことで自分の中身が少しずつ変わっていくような感覚は、いつ体験しても新鮮な驚きに満ちている。 p50 とは言えわたしが一番好きなのは「猫背の翼」。誤植で猫と鯨が入れ替わってしまって、小さな鯨が夜の屋根の上でくつろぎ、大きな猫がときどき海面に出てきて潮を吹く。こんな愉快な話の中にも、タルコフスキーの『鏡』で当時の誤植の恐怖をさらっと説明されていて油断ならないのだが。 スズキナオさん的な、タイトルを見れば何が書かれているのかわかる(そして自分が想像したものよりも何倍もよいところに辿り着ける)本と、この本のようにまずは手に取って読み終わらないとタイトルの意図するところがわからない本(そして全く予想もつかなかったところから、安心できるところに着地する)がある。後者は、信頼できる誰かに勧めてもらえれば読むんだけど、それがないとずっと、「何だか人気みたいだけど…」と横目で通り過ぎてしまう。なので何度でもいうけど(コミさんっぽい)、Readsでみなさんが率直なコメントを残してくれるのがすごく助けになるのだ。それがありがたいので、自分も、特に良かった本はちゃんと感想を書いて、いつか誰かのきっかけになればいいなと思う。











白玉庵@shfttg2026年8月29日メモしようと思った言葉が、ぴったりそのまま夜船さんの投稿にあった。でも残しておく。 「国や政府とは、その行政単位に暮らす人々や、その国にかかわる人の人権を守るためだけに存在する最低限の必要悪であるべき」 p15 国籍や人種に限定されていないのがいいし、人権を起点と目標にすれば、一定程度安心して暮らせるはずだ。









夜船@yorufune2026年8月15日読んでるこのときの訪露で自宅に招いてくれたウリツカヤの言葉に、私は救われたー「国や政府とは、その行政単位に暮らす人々や、その国にかかわる人の人権を守るためだけに存在する最低限の必要悪であるべき」だと。 P.15
panote@panote2026年8月12日読み終わった図書館で借りた【渡り鳥のうた】が好きだ。 秋、新潟に来る白鳥はシベリアから来る。冬の終わりに白鳥が旅立つのを北原白秋が名残惜しむ。 春に戻ってくる渡り鳥をロシアのザボロツキーが喜び詠う。 こんなのどかな情景と、戦争との対比が本の中で続く。ロシアでも人々の日常があり、そして声を上げられない状況の人たちがいることを知る。 何か巨大な悪に立ち向かうことができないのであれば、そうだ逃げればいい。 あとがきにある奈倉さんの柏崎での生活の話はまた別の著書につづくとの事なので読みたい。









あつこ@atsuko_books2026年5月19日再読「どちらの国が良くてどちらの国が悪いから、いいほうの国に武器を支援しましょうなどという発想をする人は、途方もなく多くのものに目をつぶっている。自ら目をつぶりなにも見えなくなった人が、地球上の武器を増やし、戦争を推し進めていく。」P148

雪@12yuki852026年5月10日読み終わった世の中のことや世界情勢に疎い自分が恥ずかしく思えるけど、そういうことではなくて、大切なのは知ろうとすること、考え続けることだと教えてもらった。 奈倉さんのエッセイをもっと読みたい。



リチ@richi2026年4月16日読み終わった「夕暮れに夜明けの歌を」から「背表紙の学校」と読んで、こちらの本も。こちらの書かれた時期もあるのか、反戦の意志が多く語られている。先に「背表紙の学校」を読んでしまったが、こちらの方が先だった。同じく群像の連載とのこと。ロシアの詩の引用とそこから連想される思い出などが語られるのが心地よい。ロシア文学ももっと読まねばと思うし、ニュースだけを見ていてもロシアの普通の人々のことは何もわからないが、この本の中で垣間見れ、同じように悩む人たちに触れると、世界は繋がっていると感じた。







もなか@monaka2026年4月14日読み終わったゲームアプリを通してロシア語圏の人たちと会話するところがいい(「巣穴の会話」)。 カザフスタンの人が「みんなを釣りに連れて行きたい」と言い出して、ほかの人もお互いを招待し合う遊びをする場面が好きだ。 ロシアがウクライナに戦争をしかけた当初、ロシアにいる人々がどう考えているのかはなかなか伝わってこなかった。伝わってこないから、(まさかと思いつつも)ロシアの一般市民も皆戦争に賛成なのかと思ったりした。 でもそれは、意見を表明することそのものが危険だったからだった。 匿名性が保たれるゲームアプリの中では、皆はやく戦争が終わってほしいと言い合っていたと知って、うれしかった。



monado@kiroku_library2026年4月5日免許更新の帰り道、ほとんど学生以来の座学で受ける講習の後。すっかりお腹が減ったのでパン屋さんのパンを買って、普通の住宅街を歩きながら食べて、その時にこの本をAudibleで聴いていた。 浜田節子さんのやわらかな声で読まれる奈倉さんの文章は、のどかで、でもかけがえがなくて芯が通っていた。




monado@kiroku_library2026年4月3日読み終わった聴き終わった恥ずかしいことに時事を追うのが苦手で、でも最近は世界情勢が私の日常に迫ってくることばかり。その度に心臓が冷たくなる感覚。 こうやってぼんやりしてると、本当にあっけなく日常って消えちゃうんだ!とハッと気づいては、また忙しさにかまけて新聞も開けない。 でも、私なりの捉え方でいいから、ちゃんと向き合い続けなきゃなぁと、この本を読んで改めて思う。









ちこ@slightly_sweet2026年3月2日読み終わった温かな力強さをいただいた。広く読まれるといいな。 "なによりも大切な自分の内面世界を守りながら… 脱走兵の讃歌と、あたたかい思い出と、世界中の子供たちのぶんのクルミを抱えて逃げる決意をしてしまえば、どこかで同じように非戦を希求する仲間に必ず出会えます"






ちこ@slightly_sweet2026年3月1日読んでる「文化の脱走兵」今朝読んだ箇所。匿名性の高いゲームアプリを通して、東京にいる著者がウクライナ、ロシア、カザフ等にいる人たちと文化の巣穴を掘る。テレグラムで日々の断片を収めた写真を送り合い、チャットで戦争はいつ終わるのかと心を吐露する。地球上に爆弾を落としていい場所など存在しない。




- どの@kadon2026年1月29日ロシア語翻訳家の作者がウクライナとロシアの関係に際して書いたエッセイ。どの話も暖かくて力強くて、今自分がいる国にこんな素敵な考えを持って発信している人がいるってだけですごく誇らしい気持ちになる(何目線)。強くしなやかに、こんな時代でも本を読んで大事な養分をつけて生きていこうと思う。





たびたび@tabitabi2026年1月10日読み終わった「だからこそ詩を、本をきちんと読まなければいけないのだ。甘美な抒情が権力に利用されても気づけるように。反戦運動の支援をしている著名人はみな本を読む人々だ。いかに教育が偽りの愛国で武装しようともその欺瞞に簡単に気づいてきた、教科書の嘘を読み解く術を持っている人々だ。」p.46 「地球上に爆弾を落としていい場所など存在しない。それを確認しあうかのように、私たちは花や作物や夜空の写真を送り続ける。」p.149








エコ@ektsktr2025年12月23日読み終わった「ウリツカヤの言葉に、私は救われたーー『国や政府とは、その行政単位に暮らす人々や、その国にかかわる人の人権を守るためだけに存在する最低限の必要悪であるべき』だと。」p.15 「詩を読むのは時間軸を変えることだーーと、モスクワの文学大学で詩を教えていた先生が話していたことがある。」p.23 「戦う勇気ではなく、逃げる勇気を。なにかのため、誰かのために犠牲にしてもいい命など、ひとつとして存在しない。」p.40 「この巣穴に集まった人たちは都市部の人も田舎の人もいるし教育も年代もさまざまである。地球上に爆弾を落としていい場所など存在しない。それを確認しあうかのように、私たちは花や作物や夜空の写真を送り続ける。いつか爆弾が降らなくなったら、私たちはこの巣穴から出よう。カザフスタンで集合して、一緒に魚釣りをしにいこう。」p.149


- °@mirpn2025年10月21日読んでる奈倉さんの描く風景は、私も追体験したように目の前に広がる。優しい文章のなかに芯を感じる力強さもあって、奈倉さんが渡してくれた言葉を大切にしたいと思いながら読んでいる。




夏河@myhookbooks2025年9月28日読み終わったたくさんの人が日々の雑多なことに忙しくして取りこぼしてしてまうような、些細だけどきれいな物事に、こんなに自然に、とても丁寧に目を向け、向き合って言葉にされていて凄い。本当に凄い。 私は日々を雑に暮らしているなぁと、反省した。 向き合うこと、物事を深く知ろうとすること、優しくあることなどが、じんわり伝わってくるエッセイだった。 いい本だ。また読みたい。





ゆらゆら@yuurayurari2025年9月23日読み終わった@ 国営昭和記念公園大きな公園で秋風に吹かれてチェアリングしながら読み終える。 前作『夕暮れに〜』が、(ほんとはそんなことないはずだけど)無邪気とも言えるくらい、ひたすら文学への愛に満たされてたのと比べ、2022〜24年に連載された本書はどうしたってロシアとウクライナの戦争のことが随所に現れる。いや、だからこそ、かえって文学(文化)の力を強く感じた。 加えて、子ども時代の話がたくさん入ってくるのも、(割と同世代で住んでた場所もそう遠くないから実感としてわかることも多く)懐かしさと少しの寂しさとを共感できて良かった。 秋を数える話(人生の時間の捉え方が良い方に広がった)や源氏物語の話(やはり角田源氏を読まねば)、巣穴の会話(津村さんの小説みたい)、猫背の鯨(誤植の詩!)…などが特に好き。柏崎の狸の話も、最近家のことをよく考えるようになってたからとても印象深い。雪の新潟に行ってみたいな。


Rica@rica_bibliotheca2025年9月23日再読中大切な一冊一日一章. 今朝は「猫にゆだねる」の章. 気になっていた詩人アレクサンドル・ブロークの詩がここでも引用されている. 奈倉さんは石牟礼道子さんに続く人ではないかと密かに思っている.
ひよこまめ@poischiche2025年8月10日読み終わったどこの国にも文化があり、文化を介して人と人は繋がることができる。そんな文化を破壊するのが戦争だ。 クルミを持って逃げたい。当事者としてこの世界の悲しいことも考えたい。そして今日も自分の内面の世界をちゃんと大事にしたい。






盛り@fzke03152025年8月6日読み終わったウクライナとロシアの戦争、原子力発電所問題について目にすることは多けれど当事者意識を持って考えたことはなかったと反省した。そこに生きる人はやりたくて戦争なんてやってないんだよなぁ……。クルミをみんなで食べて魚釣りをして平和に暮らしたいもの。 詩は楽しみ方がわからなくてあまり興味がなかったけど、この本を読んで楽しみ方がわかった気がする。ロシア文学は触れたことがないから興味が出た。







book & wine 方方@houbou_enzan2025年7月30日読み終わった可愛い絵本のような表紙につられて読み始めたら、頭をはたかれた感じ。最初の「クルミの世界の住人」と最後の「柏崎の狸になる」は、胸がぎゅうと締め付けられて、なんでかわからないけど、涙がこぼれた。平和になってほしい、本当に。





yt@yt2025年7月8日読み終わったどんな話題もロシアの詩で説明される。 なにしろ本が大好きな子たちばかりが集まるモスクワの文学大学卒だ。 「いま目をつぶってもう一度ひらいたら、夏の始まりに戻っていたらいいのに」(p130) 著者と一緒に詩をゆっくり堪能できるという贅沢。 人類の当事者として考えるという、強い信念も伝わってきました。 「戦争の蛮行を前に、詩人はなにを書けばいいのか」(p39) これからそいつを殴りに行こうか。 そのあとはもちろん、カザフスタンで魚釣りだ。









m@kyri2025年6月15日読み終わった@ 自宅『夕暮れに夜明けの歌を』が本当に素晴らしかったので読んですぐに注文した本『文化の脱走兵』。奈倉さんの静かで穏やかな筆致はそのままに、2022年から始まったロシアによるウクライナ侵攻の影が落ちるなか、何を見て、何を感じ、何を心のよすがに生きていくか、人間性を失わないためには何を大事にするべきか、奈倉さんだけの言葉で語られる。好きなものや好きなことを大事にすること、それは誰にも脅かされないこと、常に心に脱走兵を住まわせること。 だけど、いくら心に脱走兵を住まわせていても、それが心の中にいるだけではどうにもならなくなってきていることも事実だと思う。このエッセイが書かれてからも、ウクライナ侵攻の先は見通せないし、イスラエルは今度はイランを攻撃した。私個人の心の中の脱走兵は、私にしか作用しない。世界にいる人ひとりひとりが心に脱走兵を住まわせて、自分の内面世界を大事に抱え続けたなら、そうして非戦の人たちが増えていくなら、それに越したことはない。だけど、権力はそのやわらかな脱走兵たちを蹂躙していくだろう。抵抗すれば逮捕されたりするようになってしまった世界の中で、それでもまだ日本においては逮捕されないということを考える。抵抗の権利だけは脅かされたくない。この先どうなるかわからないけど。








m@kyri2025年6月15日読んでる@ 自宅来週独検だから勉強しなくちゃならないんだけど全然やりたくなくて結局一日中本読んでる 4月にblueskyのフォロワーさんとお会いしたときにいただいた煎茶とハーブティーのブレンドを飲む🍵 奈倉さんの文章は静かでやさしくて、だけど好きなことへは心から好きという、その力強さ





ロッタ@rotta_yomu2025年6月3日読み終わった冒頭にあった「クルミ世界の住人」と名付けられたこのエッセイに涙がこぼれた。 奈倉さんが子ども時代に住んでいた近所にくるみ好きのおじさんがいた。くるみが好きかと聞かれ好きだと伝えると、いくらでもくるみを分け与えてくれた。今、子どもに戻ってロシアの友達とウクライナの友達を連れて行きくるみ好きだと伝えたら、おじさんはくるみを分け与えてくれだろうか?わたしたちが何者であってもくるみ好きは仲間だと笑って言ってくれるだろうか?








rep@toponder_r2025年5月18日読み終わった面白かった!色々な文化、考え方に触れられたし、ロシア語の音の素敵さを知れたのもよかった! ベーレストフの詩の朗読とロシア語のリズム感、気になりすぎてYouTubeで聴いてみた。メロディがあるわけじゃないけどリズムと音の流れが優しくてすてき! ロシア語で調べると出てきました 🔍『Берестов стихи читать вслух』 →子供向けの詩の朗読がでてくる 🔍『Валентин Берестов Декабрьский снег читать вслух』 →本に出てきた、『十二月の詩』が出てくる 世界で起こっていることがただのニュースじゃなくて誰かの日常の延長線上なんだな、ということにも気付けて、読めてよかったなぁ。図書館で借りたけどいつでも思い出して読めるように買おう



rep@toponder_r2025年5月17日読み始めたくるみの話 誰も彼も、所属や分類に関わらず同じものを好きな人を迎える姿勢でいれたらいいのにね 同じものがすきじゃないときは攻撃的になるんじゃなく、そうなんだあ、と朗らかでいれたらいいのにね。



おふ@of2025年4月15日読んでる私が好きな文章を読んでいる時、同時代にこう考えている人がいること、このような思い出を持った人と同じ時間に生きていることがしみじみ嬉しいな、と思う。 同じように、こう思っていた人が確かにいたんだ…と少し前に生きた人について思う。その心強さ。








emu@emu___0h1s2025年4月13日読み終わった冬も雪も、海も私はとても好き。もしかしたら奈倉さんと私は、きっと友達になれるかもしれないな、なんて思いながら読み終えた。雪の白さが昼を暗く、夜を明るくしてくれるところや冬の清潔さも、猫の存在がとりわけ鮮やかに映るのも、未知の大海を泳ぐ鯨に憧れるのも、私が感じている事を美しい文章で言語化されていてとても驚いた。そして嬉しかった。今の世界の現状、自分の知らないところで繰り返される暴力と悪夢の中のような時代を生きながら、それでも逃げて逃げて、自分の内側の世界を知らぬ誰かに壊されないように。私に何ができるのか、考えることを決してやめない。奈倉さんの言葉、ずっと大切にしたい。

もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年3月31日まだ読んでるかつて読んだ再読中大好きな本。 枕元の本棚に置いていつでも読めるようにしてる。 今日の気分は「猫にゆだねる」を読んでから、読みさしの本をちょっと読んで寝る。 奈倉有里さんのエッセイは読んでて心地よいし、この本は私の友だちのような存在。






nogi@mitsu_read2025年3月25日読んでる本を読む時間が取れないくらい仕事がもりもりなので、一遍ずつが短めかつ、そろそろ読みたかったのもあり、積ん読から抜いて読み始めた。「夕暮れに夜明けの歌を」がとても好きで、奈倉さんの文章読みたさに群像も少し買っていたのだけど、やはりいい。すきだ。



高橋豪太|青山ブックセンター本店@frog_goes_home2025年3月24日読み終わったわかりあうために生まれた文化が、わかりあえないことで生じる争いによって破壊されていく。のうのうと生き続けるにはあまりに苦しいこんな世界で、それでも生き続けるためにもっとも忘れてはいけない精神が、本書では示されていた。根底にあるのは、文学に対する信頼と深い愛。決して剣に与することのないペンの精神を携えて、逃げるのだ。そのかたわらに小説や詩があったなら、それほどに心強いことはないだろう。








ミキ@miki___632025年3月23日読み終わった印象的だった箇所メモ “ 好きなもの、好きなことを気前よくふるまうこと、「好き」を分かちあうことを快く思う人が、その基準を確固たるものとして持っているのは、これからの世界の子供たちにとってすごく大切なことなのだろう。その基準が国という行政単位のしがらみに曇らないように、ものや人を愛しく守る人々の存在が。”(p17-18) “ 詩を読むのは時間軸を変えることだーと、モスクワの文学大学で詩を教えていた先生が話していたことがある。「詩のなかに流れる時間は、たとえば十六行という決まった行数のなかでも、数千年にわたっていることもあれば、気づかないほど短い一瞬のあいだに人の頭のなかに起きる変化を語っている場合もある。詩を読むとにには、一定のリズムと韻律に身をゆだねながら、その詩の時間軸に感覚を合わせることが必要になる。私たちはそうして詩を読むことで、たくさんの時間軸を己に内包できるようになる」と。” (p23-24) “ だからこそーだからこそ詩を、本をきちんと読まなければいけないのだ。甘美な抒情が権力に利用されても気づけるように。”(p46) “ そういう作者にとって彼らが編みだす文学作品というのは、いくら遅くなってしまってもいいから伝えたかった言葉や、書きたかった手紙のようなものでもあるのかもしれない。即時的には表現することができないからこそ伝えたい思いが残り、それは次第にいくつかのテーマや時代の周囲に積み重なり、芯の部分が熟していく。そうして生みだされた作品は本となり、思いがけないところに別の、あらかじめ埋め合う可能性を担った特別な「余白」を生みだしもするーたとえばウリツカヤの本を読んだ私と友達が、その読書の体験や解釈について、認識を確認しあったりすることによって。”(p54) “ ありがとう、信じてくれ、ごめんねと言って、風に途切れるように詩は終わる。私たちは子供時代の町に戻ることはできない。けれどもその破片は、ときにやぶれた絵本のページのように、ときにタイムマシンに乗ってやってきた台所用品のように、ちらりちらりと顔をみせる。” (p196-197)






白居易@hakkyoi_hakkyoi2025年3月21日読み終わった幼い頃、戦争はしてはいけないなんて自明なことだと思っていた。大人になって、どころか大分歳を重ねてきて私よりもずっと賢い、地位のある人たちが「正しい戦争はある」みたいなことを難しい顔をして言っている現実に打ちのめされてきた。 誰がなんと言っても選んじゃダメなものはダメだ、勇気と覚悟、そして文化を持って逃げようって言ってくれるこの本は私にとっての希望の灯火だ。



アマヤドリ@amayadori2025年3月18日読み終わった再読したどの章も心が洗われるよう、かといってそこに深いひだがないわけではなくて、それなのに読むと素直で晴れやかな気持ちになるのはこの書き手のひとやものやものごととの接し方、有り様によるんだろう。 他の著書や訳書も読みたいと思った。









Masaru@masaru__books2025年3月10日読み終わった@ 自宅なんと素敵な作家に出会えたことだろう! こんな気持ちにさせてくれた本に感謝したい。 引き続きこの著者の本を読んで行きたい。



ほやぼ@-ok192025年2月26日読み終わった@ cafe viet arco カフェ ヴィエット アルコ美しい文章と、ロシアの地で暮らした筆者だからこそ書けるひりひりとした切実さ 「文化とは、根本的なことをいえば人と人がわかりあうために紡ぎ出された様式」 という言葉に希望と、愛を感じる

にわか読書家@niwakadokushoka2025年2月13日買った読み終わった@ かもめブックス気になっていた本をなんとなく立ち寄ったかもめブックスで見つけ、すぐ読んでしまった。 当事者であろうとしている人だと感じた。 それゆえに綴られる文章の要所要所が重くて沁みた。


彼らは読みつづけた@findareading2024年8月3日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《モスクワでは決して便利とはいいがたい文学大学の寮にずっと住んでいたいと思っていたし、わりあい簡単に行けるはずの周辺地域にもさっぱり足を伸ばさず、大学と図書館で本ばかり読んでいた。だって、あのときしかできなかった読書もたくさんあり、それらの本がいつも目まぐるしいほど新しい世界を見せてくれたから、はたから見ればひとつのところにとどまっているようにしか見えなくても、自分の主観としては大忙しだったのである。》 — 奈倉有里著「渡り鳥のうた」(『文化の脱走兵』2024年7月、講談社)
yo_yohei@yo_yohei1900年1月1日読み終わった現在の「悪夢のなかを生きているような時代」においてでさえ、著者は文学に力があることを確信しており、それが読んでいて心地よい。定期的に読み返したい。












































































































































































