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坂城ちはや
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@sakaki_chihaya
坂城ちはや名義で小説を書いています。 たくさん読書する方ではないですが、読書が趣味だと言いたいです。言わせてください。
  • 2026年4月4日
    カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記
    潔癖症でせっかちで旅嫌いな古舘くんのアジア旅行記。 そんな彼にしか書けない苦難と混乱にまみれた文章は圧巻。 旅というより苦行です。 とくにインドからスリランカ篇は必読! 読めば古舘くんのことが好きになる。 獅子を谷に落とす山口一郎の気持ちもわかる。 The 2のファンなので、解散は悲しかったしなんでこんなに才能あるのに世間に認められてないんだーと思ってるので、同じことを山口さんも思っててウケた。 でもそのままならなさも古舘くんの良さなんだよな〜くゥ〜〜〜
  • 2026年3月28日
    国境の南、太陽の西
    村上春樹の小説、実はあまり読んだことがないけれど、この作品に出てくる「ヒステリア・シベリアナ」という架空の病気は鮮烈に覚えている。 シベリアの農夫がたった一人、荒野で東から西の地平線に沈む太陽を毎日見ているうちに何かがプツンと切れ、歩き続けて歩き続けてそのまま死んでしまう。 なんかそういう感覚わかる気がする。
  • 2026年3月16日
    エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術
    さらばの番組で紹介されてて面白そう~と思い購入。 京都の人から学ぶ戦略的な曖昧さ・互恵関係を続ける為の、どちらも損をしないコミュニケーション。 そもそも何故京都の人は遠回しに毒を吐くのだろう、というところから深掘りしていてなるほどな、と思った でも私は京都出身じゃないけど、こういう怒りのしずめ方してる時あるな。 直情的に怒るという行為になんか恥ずかしい気持ちがあり、なるべく人と険悪にならないように笑いや皮肉に変えてしまうところ。 相手にあまり期待せず、ひっそりと諦めるけど自分の心だけは宥めるやり方かも。
  • 2026年2月28日
    野良猫ごんた、家猫になる
    いつもSNSで楽しみに読んでいた漫画エッセイだけど、書き下ろしのお話を読んで、いかに自分が呑気だったか反省させられたし、胸が締めつけられて泣いてしまった。 生き物を飼うことの責任や重圧。 手を差し伸べることだけが優しさじゃないよなあ… 作者さんは自分を責めているようだけど、とても誠実な行動で責める必要なんてどこにもないと思ったし、ごんたは幸せ者だと思った。 長生きしてね、ごんた!
  • 2026年2月22日
    漁港の肉子ちゃん
    太っていて不細工で騙されやすくて、底抜けに明るいお母さんの肉子ちゃんを誰もが愛さずにはいられない。 思春期特有の娘の冷めた考え方とか、同級生の女子達とのヒリヒリした関係も肉子ちゃんの明るさがはね飛ばしてくれる。 何度も笑ったし肉子ちゃんの愛の深さに泣いた。
  • 2026年2月3日
    夜間飛行改版
    夜間飛行改版
    「星の王子さま」で有名な筆者は天才と言われた飛行士。 郵便飛行業の命を掛けた物語は実録的で、彼にしか書けないもの。 厳しい規則と、同情しない態度こそが人を鍛え、恐怖を取り払う策と考える支配人リヴィエールが操縦士の危機に際し自問自答する所が印象的だった。 この本を読んでいる時、ラピュタとか紅の豚のシーンが頭に浮かんできて、調べてみたら宮崎駿監督はサン=テグジュペリにとても影響を受けているらしく、このカバーイラストも宮崎監督によるものらしくてびっくり。 あと関係ないが、サン=テグジュペリが乗った偵察機を撃墜したとされる飛行士は彼の小説のファンで、「サン=テグジュペリと知っていれば絶対に撃たなかった」と後悔していたのだとか。。
  • 2026年1月25日
    星の子
    星の子
    あやしい宗教にのめり込んだ両親を持つ主人公のちひろ。 好きな人たちの信じるものを信じたいという葛藤がある。 ちひろはちょっと周りとズレている子で、そんな彼女に友達は厳しくも優しい。 流れ星の描写は、心の解離を予感させられた。 それでも愛は消えないと信じたい。
  • 2026年1月9日
    すべての、白いものたちの
    すべての、白いものたちの
    小説というよりは散文詩のような感じ。 運命的とさえ思えるような衝撃が走った。私はきっと生まれた時からずっとこの人の文章が読みたかったんだ。やっと出逢えた。 そんな気持ち。 著者はアジア人女性初のノーベル文学賞を受賞とのこと。すごい人だ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「生は誰に対しても特段に好意的ではない。それを知りつつ歩むとき、私に降りかかってくるのはみぞれ。額を、眉を、頬をやさしく濡らすのはみぞれ。」
  • 2026年1月4日
    家守綺譚
    家守綺譚
    友人に借りて読んだのですが、現代でもこんな文章を書ける人がいるんだ、と驚きました。 床の間の掛け軸から亡き友が舟で現れたり、サルスベリの木に惚れられたり、飼い犬と河童が仲良くなったり。 花鳥風月と少し怪異な日常の記録に引き込まれます。
  • 2025年12月27日
    父の詫び状 (文春文庫 む 1-1)
    言わずと知れたエッセイの最高傑作。 昭和を生きた人なのに、平成生まれの私は彼女をとても身近に感じる。 目の前で「こんな事があったのよ」とお喋りを聞いているかのようだ。 母とこのエッセイの話をしたら、母も驚くほど細部まで話の内容を覚えていた。 彼女の文はとても記憶に残るんだなー。
  • 2025年12月23日
    リリイ・シュシュのすべて (角川文庫)
    私が十四歳の頃に出合った映画で、その原作小説です。 当時かなり衝撃を受けて、今でも忘れられない作品。 全ての文章がネットの掲示板の投稿として書かれているのもそうだし、題名にもなっているリリイが実体として1度も出て来ないという不気味さ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ただマイニチいきているだけだ。そのひとりひとりにイミがあったら、それはとってもキモチわるいだろ。 アリにアリいじょうのイミがあったらキモチわるい。 ヒトにだけとくべつなしめいがあるとでもいうのか?
  • 2025年12月16日
    赤猫異聞
    赤猫異聞
    火の手の迫る牢屋から解き放たれた訳ありの重罪人達。 「三人のうち一人でも戻らなければ全員死罪、三人とも戻れば全員無罪」という約束を胸に三人は自由の身となる。 ストーリーの語り手が次々変わるのが面白く、仁義とは何かを考えさせられます。
  • 2025年12月6日
    密やかな結晶
    密やかな結晶
    舞台は孤立した島で、一つずつ物の記憶が消えていく。 エメラルド、ラムネ、小説が消滅しても人々は心の空洞を静かに受け入れる。 中には記憶が消えない人も居て、記憶狩りに狙われてしまう。 美しく儚い物語でした。大切なものが大切ではなくなること、心の距離が切なかった。 この装丁とても綺麗で好き。期間限定だったのかなー。
    密やかな結晶
  • 2025年12月2日
    絶望名人カフカの人生論
    絶望名人カフカの人生論
    二十世紀最大の作家、フランツ・カフカの超ネガティブな名言集です。 あまりに絶望的すぎて一周回って笑えてきます。誰よりも落ち込み、誰よりも弱音を吐いた彼の言葉に何故か不思議と元気がもらえます。それにしてもこういう生き方は本人も大変だろうな…。 「将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。 いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」 ちなみに⬆これはカフカが恋人に送ったラブレターです。
  • 2025年11月29日
    キッドナップ・ツアー
    クールな女の子ハルと、だらしないお父さんの逃避行。 お父さんに誘拐された先で待ち受けるのは海水浴や肝試しやキャンプ。 離ればなれだった二人が絆を深めていくのがとても良い。 ちょっと切なくて、温かい気持ちになる小説でした。
  • 2025年11月12日
    こちらあみ子
    こちらあみ子
    読んで衝撃を受けすぎて感想を書こうにも言葉が出ない。 こんなに気持ちを引き摺る小説に出合ったのは初めてです。 あみ子の純粋な心が周りを傷つけて崩壊していく様をなすすべもなく傍観させられてる感じ。善悪とかの話じゃないのです。 今村夏子、恐ろしい。 正直嫉妬しました。 しかもこれデビュー作なんですよね…すごすぎる
  • 2025年11月9日
    代償 (角川文庫)
    第一部は主人公、圭輔の受難劇。 何度も過呼吸の描写があって読んでるほうも苦しい。 第二部はリーガルストーリーで、過去に引きずりこまれながら、圭輔と共に辛い学生時代を過ごした親友・寿人と協力して謎を解いていく。 はたして二人は宿敵を裁けるのか!という話です。
  • 2025年11月8日
    表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
    人気芸人の旅行紀と思いきや、まさか最後に泣かされるとは思いませんでした。 革新的な日本と、昔から在るものを大事に維持していくキューバ。 価値観も情勢も異なる国で、ひとりの人間として何を考えるのか。 そして彼がキューバを選んだ理由に涙。
  • 2025年11月2日
    ナイン・ストーリーズ
    ナイン・ストーリーズ
    10年以上前に読んだきりなので再購入して読みました。 やっぱり難しい!けど、新たな発見というか、理解できる部分がちょっと増えていたり。 バナナフィッシュにうってつけの日、小舟のほとりで、テディは強く印象に残っていたけど、ドーミエ=スミスが面白く感じた。 また10年後ね - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「このドアから出てしまうと、後はもうぼくはぼくを知ってる人たちの頭の中にしか存在しなくなるかもしれない」と、彼は言った。「つまりオレンジの皮と同じことかもしれない」
  • 2025年10月31日
    聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)
    「夜は短し歩けよ乙女」も「有頂天家族」も好きだけど、この作品が一番好き。 祇園祭、ぽんぽこ仮面、八兵衛明神、偽電気ブラン、無間蕎麦、土曜倶楽部、四条烏丸通など森見ワールド全開で楽しい。 「あくびとは内なる怠け者たちの咆哮である」
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