

坂城ちはや
@sakaki_chihaya
坂城ちはや名義で小説を書いています。
たくさん読書する方ではないですが、読書が趣味だと言いたいです。言わせてください。
- 2025年11月12日
こちらあみ子今村夏子かつて読んだ群像劇読んで衝撃を受けすぎて感想を書こうにも言葉が出ない。 こんなに気持ちを引き摺る小説に出合ったのは初めてです。 あみ子の純粋な心が周りを傷つけて崩壊していく様をなすすべもなく傍観させられてる感じ。善悪とかの話じゃないのです。 今村夏子、恐ろしい。 正直嫉妬しました。 しかもこれデビュー作なんですよね…すごすぎる - 2025年11月9日
代償 (角川文庫)伊岡瞬サスペンスかつて読んだ第一部は主人公、圭輔の受難劇。 何度も過呼吸の描写があって読んでるほうも苦しい。 第二部はリーガルストーリーで、過去に引きずりこまれながら、圭輔と共に辛い学生時代を過ごした親友・寿人と協力して謎を解いていく。 はたして二人は宿敵を裁けるのか!という話です。 - 2025年11月8日
- 2025年11月2日
ナイン・ストーリーズJ・D・サリンジャー読み終わった短編集群像劇10年以上前に読んだきりなので再購入して読みました。 やっぱり難しい!けど、新たな発見というか、理解できる部分がちょっと増えていたり。 バナナフィッシュにうってつけの日、小舟のほとりで、テディは強く印象に残っていたけど、ドーミエ=スミスが面白く感じた。 また10年後ね - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「このドアから出てしまうと、後はもうぼくはぼくを知ってる人たちの頭の中にしか存在しなくなるかもしれない」と、彼は言った。「つまりオレンジの皮と同じことかもしれない」 - 2025年10月31日
聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)森見登美彦かつて読んだ群像劇「夜は短し歩けよ乙女」も「有頂天家族」も好きだけど、この作品が一番好き。 祇園祭、ぽんぽこ仮面、八兵衛明神、偽電気ブラン、無間蕎麦、土曜倶楽部、四条烏丸通など森見ワールド全開で楽しい。 「あくびとは内なる怠け者たちの咆哮である」 - 2025年10月28日
レプリカたちの夜(新潮文庫)一條次郎かつて読んだSFレプリカ工場に現れたシロクマを殺せと密命を受けた往本は混沌と不条理の世界に迷い込む。果たしてシロクマは本物?スパイ? 一條次郎のデビュー作であり、話の内容が奇想天外なSFで、時折長ーい蘊蓄があったり謎が謎をよぶ展開なのだけど不思議とすらすら読めてしまう。 - 2025年10月26日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子,鷲尾直広読み終わったSF映画化でネタバレを目にする前に、今のうちに読んだ方がいいと紹介されてるのをみて、SFほとんど読まない文系だけど一気に読んだ。 面白かった! 次どうなるのかページ捲るのがわくわくしたし、かなり予想外の感情にさせられるよね。質問? - 2025年10月26日
蜜蜂と遠雷恩田陸かつて読んだ群像劇体感しないと分からない音楽を文章にする、そしてそれがちゃんと読者に届くというのが素晴らしい。キャラクターも個性豊かで親しみが持てますし、ピアノに詳しくなくても理解しやすいように書かれています。人生と音楽が詰まった一冊。
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