岩波文庫的 月の満ち欠け

19件の記録
- まろのふ@takumarovski2025年6月11日読み終わった生まれ変わっても愛しの人に会いたい、という女性の転生のお話。読み始めは、転生=「死と生」と、生まれ変わってまでも会いたいという、言い換えれば、それだけ執着しているという部分が、何か暗い気持ちとさせられました。 読み終えると、そういった暗い部分を忘れてしまうような…壮大というか、ひたむきというか、とにかく会いたいという気持ちのベクトルがぶれずに、最後まで貫き通されているところに非常に感心させられる物語でした。
- 夏しい子@natusiiko2025年3月8日かつて読んだ泣いた泣いた。 余韻にも浸っていたい。 この小説大好きだよ。 三角くんの純なところにキュンとくる。 佐藤正午さんの会話文のリアルさは時にクスリとさせてくれてくれたりイラっとしたりして引きつけてくれる。 この小説は私の新たな名刺がわりの小説10選に入れたいな。 特別寄稿の伊坂幸太郎さんの佐藤正午さん愛も良かった。