琥珀の夏

19件の記録
- みあ@AnneLilas2025年5月21日読み終わった@ 自宅たまたま現代の法子と同い年で、ミカやノリコの初登場時の年齢の子供がいて、保育園に落ちたこともあるという共通点もあって、ぐいぐい引き込まれた。 ミカがノリコにだけ秘密を打ち明けるひそやかな連帯感や、ずっと友達ではいられなかった哀しみ、思いもよらない形での再会……小学校時代にスポーツの合宿でしか会わない友人がいたことを久方振りに思い出して、何ともエモかった。
- 権子@m_gonko2025年3月7日読み終わった心に残る一冊2025/3/7 読了 白骨化した少女の遺体が見つかった事から、ある小学生の夏の合宿の思い出が蘇る弁護士の主人公。少女の遺体の発見から過去を巡り、事件に翻弄される。 読み応えたっぷりで、終盤になるにつれ、登場人物に感情移入し、涙が出そうになった…。圧巻の辻村作品でした!
- Ai@aaaai2025年3月6日読み終わった誰しもが心当たりがあるであろう、幼少期の友人関係の中のヒリヒリした感情、膨らんだ自意識… 子どもたちを描く辻村さんの文章はいつもリアルで、子どもを侮らずリスペクトしていることが伝わってきて好き。 子どもたちが共同生活を送るカルトと批判された施設が舞台。 教育をめぐる理想は、カルト的なものとグラデーションなのかも。
- haru_68@haru_682024年10月5日読み終わったNo.7(2024年7冊目) 『琥珀の夏』 辻村深月 ✒︎ ___________________________________________ カルト集団は少し前に話題になりました。 現実のカルト集団の内部はわかりませんが、 この本を読み進めるうちに、頭の中でそのイメージが 自然と作り出されていくような感じ、、、 子ども目線での描写にも注目です^ ^ 特に最終章! 法子とミカの回想には自然と引き込まれました^ ^ ✳︎あらすじ✳︎ かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、少女の白骨遺体が見つかった。 ニュースを知った弁護士の法子は、無騒ぎを覚える。 埋められていたのは、ミカちゃんではないか――。 小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。 法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。 30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。
- 𝒎𝒂𝒎𝒊@mami_literaryescape2023年11月5日読み終わったあらすじをサッと読んで購入した本なんだけど、胸に来るものがあるというか、ズーンとするというか…… ご時世的にも考えさせられるものがありました。 人にすすめるか、というと微妙なところではある。