逆ソクラテス

77件の記録
- 堺屋皆人@minahiton2025年10月3日読み終わったaudible再読2025年読後感が爽やかで文章も読みやすく、読む人を選ばない短編集。 Audibleにて再読。 伊坂幸太郎は何作か読んできたけど、有名なシリーズやメディア化された作品より『終末のフール』が一番好きだ。 そんな私の2番目に好きな伊坂作品が、この『逆ソクラテス』。 小中学生から読める作品なので、ミステリ的な要素や伏線回収などの印象が強い普段の伊坂作品が好きなファンには物足りないかもしれないが、私にはそこが刺さった。分かりやすく、読みやすい、人を選ばない作品。 各話、独立して楽しめる短編だか、共通したテーマのようなものもあり、子どもから見た大人、子どもの視点を通して見える世界や、彼らの世界のルールが瑞々しく描かれていて、こんな友人や先生と子ども時代を過ごせていたらなと思ってしまう。(現実的にはこんな上手くはいかないんだけど、フィクションの中くらいは、ね) 全体の構成としては、登場人物の子どもの頃を回想して語られる短編連作で、それぞれの物語が緩く繋がりあっていて、登場人物のその後が分かったりするのもいい。 表紙に惹かれて読んでよかった。 覚えておかなければいけない伏線や証拠とかがあるわけではないので、日をおいて聴いてもいい短編連作という点でも、Audible向きの作品だと思う。
- コビトカバ@sim62025年9月18日読み終わった小学生がメインの短編5篇が収められた短編集。軽く説教くさいフレーズも子供を通してみると、意外とスッと入ってくるもんです。それぞれのお話がゆるく繋がってそうで、でもあんまり繋がってなさそうな感じもとても良い。 お天道様が見てるというのも、ここまで丁寧に説明されてしまえば、ぐうの音も出ない感じです。
- 2歳児のパパ@PAPA_BOOKS2025年9月9日半分は読んだ【読了29冊目】 初心者にはとても読みやすい文章で書かれている。 内容としては、大人(先生)を子どもが正すようなストーリーである。大人が敵になる物語は簡単に書けてしまうので、非常につまらなく感じる。また、道徳的要素もあり、説教されている感覚をうける。
- saeko@saekyh2025年7月22日伊坂幸太郎といえば『ゴールデンスランバー』をはじめミステリー作品のイメージが強く、本作はトリッキーなタイトルと複雑で精緻なイラスト、そして「世界をひっくり返す無上の全5篇」という煽り文句もあり、きっとスリリングでエンタメ性のある作品なのだろうと期待して読み始めたのだが、まったくの見当違いであった。 小学校を舞台に繰り広げられる物語は、まるで重松清作品のように道徳的かつ教訓的で、どんでん返しがあるかと思いきやちょっとした意外性くらいのインパクトであったり、なんとも肩透かしを食らった気分になった。この穏やかさで「世界をひっくり返す」はさすがに大げさというか、看板に偽りありではないだろうか。 巻末のインタビューを読んでみたら「20年作家をやっていてはじめての作風」「苦労しながら書いた」というようなことが書かれていたので、ああなるほど伊坂氏にとって挑戦となる作品だったのだなということは理解した。先に調べておくべきだった。
- コヌコ@conuco2025年6月2日読み終わったまじで全部の話面白かった 先生がちょこちょこだぶっとったから、私が気づかんだだけで他にも同じ世界線やったとこがあったんかな 買ってもいいぐらい面白い本やった
- コロモ@koromo-romo2025年5月19日読み終わった読了。すごく読みやすい短編集ばかりだった。 スカッとするような話しも多いのもよかった。 同じ世界にいるどこかの他人、みたいな距離感の短編集、最高でした✌️
- MURDERBEAR@tabachan_atsutomo2025年4月3日読み終わったまた読みたい読書メモ読書日記じゅうぶん読んだ@ 電車オーディブルにて 通勤時間に 哲学的で大人の自分がハッとさせられる言葉が各ストーリーにあります。 また時間を置いて読み直したい。
- ヨミノ@bebetoto1900年1月1日また読みたい発売当初に読んだ。 当時の私からすると感じ方や発想が二転三転してとても新鮮だった。当時、国語の先生と仲が良くて感想を語り合ったのを覚えてる。また読みたい。表紙も含めて好き。