

ten
@ten_karatsu
唐津の小さな新刊書店
- 2026年9月16日
一人暮らしと自炊の思考法 生活は続く湯が沸いたこうして僕の生活には、「自炊・睡眠・風呂」という軸ができた。特別なことはしていない。それでもこの三つをちゃんとやる。それだけで生活は整っていった。どんなときもこの三つさえ続けていれば、生活も気持ちも、だいたいブレない。 p24 - 2026年9月15日
料理集 定番細川亜衣パリでは、ハンバーグは“肉を食べる”料理だということを学んだ。でも、家で食べたいと思うハンバーグはあの母の味だ。しかし、天の邪鬼な私は、他の人のやり方を真似るのが好きではない。好きなのは母のハンバーグだが、絶対にそれを超えたい。そういう気概で臨んだハンバーグ作りは、何度も失敗を繰り返した末、ようやく、納得のいくものができあがった。 p124 - 2026年9月14日
- 2026年9月13日
世界でいちばん素敵な昆虫の教室須田研司(むさしの自然史研究会)「昆虫」と「虫」は違うの? 昆虫も呼吸は口でするの? 昆虫は全部で何種類いるの? 昆虫は子育てをするの? チョウとガは、なにが違うの? 日本でいちばん大きな昆虫は? 世界でいちばん強い昆虫は? カブトムシは飛ぶのが苦手? 部屋を出て、昆虫を探しにいこう。 - 2026年9月12日
- 2026年9月11日
この身体で生きていく共同通信社生身の人間にはあるが、AIにはないもの。それがこの本がテーマとする「身体」だ。 私たちは身体を通じて外部世界と関わりながら生きている。人と対面したり、自然の中に身を置いたり、気になる場所に行ってみたり、身体を使って表現したり、動物と触れ合ったりしている。 身体的な経験の積み重ねによってもたらされた思考、知覚、感情といったものは、数値として捉えられるようなものではない。しかし、それらは人をかたちづくる大きな要素になっているのではないだろうか。 - 2026年9月10日
ごきぶりねえさん どこいくの?ミーム・アーザードごきぶりねえさん!? そんな よびかた ひどすぎる! わたしは バラより うつくしく、 だれからだって あいされる。 それでも おまえは わたしのことを ごきぶりねえさんって いうの? - 2026年9月9日
- 2026年9月8日
不道徳教育講座 (角川文庫)三島由紀夫己惚れというものがまるでなかったら、この世に大して楽しみはありますまい。自分が日本一の美男子だと思っていれば、毎日が幸福でたまらないし、日本一の美女だと思っていれば、毎日をウキウキした気持ちで送れるでしょう。 p70 人に恩を施すときは、小川に花を流すように施すべきで、施されたほうも、淡々と忘れるべきである。これこそ君子の交わりというものだ。 p126 - 2026年9月7日
短くて恐ろしいフィルの時代 (河出文庫)ジョージ・ソーンダーズかくして国境のあっち側とこっち側で、敵意のこもった視線や、聞こえよがしの悪態や、ときに面と向かっての影声が飛び交う状態が、もう何年も続いていた。 そんなある日、 p9 - 2026年9月6日
自省録(マルクス・アウレーリウス)マルクス・アウレーリウス,神谷美恵子明けがたに起きにくいときには、つぎの思いを念頭に用意しておくがよい。「人間のつとめを果たすために私は起きるのだ。」自分がそのために生まれ、そのためにこの世にきた役目をしに行くのを、まだぶつぶつ言っているのか。それとも自分という人間は夜具のなかにもぐりこんで身を温めているために創られたのか。「だってこのほうが心地よいもの。」では君は心地よい思いをするために生まれたのか、いったい全体… p71 - 2026年9月5日
だれか、わたしを助けてエリカ・クラウス,古屋美登里コンビニエンス・ストアで、娘のためにホット・ココアを買っていると、三人の男がオーバーコートから拳銃を抜き出しながら入ってきた。最初は、なんのこともないように思えた。まるで、ねえちょっと、パンストを頭から被って拳銃を手にした男がいるんだけど、って感じで、頭のどこかで、あの人たちがパンストを被っている理由はわからないけど、拳銃を持ち運んでるだけで、わたしたちに向けて使うなんてことないわよね、と思っていた。 p128 - 2026年9月4日
カメラの前で演じること濱口竜介,野原位,高橋知由時に尻を蹴られつつ「映画や音楽は自分を助けてくれない」という事実に絶望的な気分にもなった。自分が大事だと思い、何なら人生の時間を捧げたものが、自分を一切助けてくれないことは、心の底から苦しい体験でもあった。 それから時間を重ね、今はどちらかと言えば全く逆のことを確信している。映画や音楽は人が生きることを助ける。 p8 - 2026年9月3日
- 2026年9月2日
フッサール入門鈴木崇志フッサールは、哲学を確固とした仕方で進めていくためには、経験のなかでものごとがどのように現れるかに注目する必要があると考えていた。そこで彼は、ものごとの現れに焦点を合わせるために「エポケー」と「還元」という独自の方法を考案し、それらの方法に沿って進められる哲学を「現象学」と呼んだのである。現れ、すなわち現象を主題とするから「現象学」だというわけである。 p14 - 2026年9月1日
- 2026年8月31日
植物図鑑有川浩「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」 そう言った。 まるで犬のお手みたい。膝に載った手を見ながらそんなことを考えていたのでツボに入った。 「ひ…・・・・拾って、って。捨て犬みたいにそんな、あんた」 クククと笑い転げていると、男は更に言葉を重ねた。 「咬みません。躾のできたよい子です」 「やだ、やめてー!」 ますます笑いが止まらなくなった。 今にして思うと、この瞬間をして魔が差したというのだろう。 p12 - 2026年8月30日
- 2026年8月29日
はいつくばってミランダ・ジュライ,岸本佐知子お騒がせしてすみませんが、誰かがお宅の窓を通りから望遠レンズで撮影しているのを見かけました。もしお知り合いだったらこちらの勘違いなので謝りますが、そうでない場合は、車のメーカー/型/ナンバーは控えてあります。 ブライアン(隣の家の者です) p7 - 2026年8月28日
フツーに方丈記大原扁理そんな山奥ひきこもり生活で何をしていたのかといえば…特に何もしていない。強いて言えば、琵琶や琴を弾いたり、和歌を詠んだり、文章を書いたり。出家した僧侶のはずなのに、修行も読経もガンガンさぼるし、ものすごいテキトー。それでいて自己肯定感は無駄に高い。かと思えば、山奥ひきこもり生活に自信がなくなって急に弱気になったりするんです(笑) ともあれ長明が「幸せとは何か?」「自分はどう生きていくべきか?」について考える時、当時の伝統・宗教・家族観に縛られることなく、一個人としての生き方・考え方を構築できたのは、ハッキリ言って驚異的だと思います。 p11
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