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@tnsugui
  • 2026年6月1日
    生物から見た世界
    生物から見た世界
  • 2026年6月1日
    民具のデザイン図鑑
    民具のデザイン図鑑
    名前も形も見た事がないような道具から現役で活躍している道具まで、様々な「物」が掲載された解説本。多くのデザインは機能と素材が重要視されており、その道具が日常的に使われていた時代の生活が垣間見える。 個人的には籠物が好きなので「頭がけ背負い籠」「手提げ運搬具」に分類される道具が面白くて良かった。040番の額に掛ける運搬具を見て(『ゴールデンカムイ』にもあった)、小中学生の頃に重い鞄を肩から提げるのが辛くて額に掛けていたことを思い出した。あれはあれで理に適っていたのかもしれない。 色見本も好きなので「縞帳」の着物柄一覧には心が惹かれる。あとは045番の使い捨ての鍋を一度使ってみたい。
  • 2026年5月28日
    百年の孤独
    百年の孤独
  • 2026年5月28日
    春にして君を離れ
    春にして君を離れ
    休暇中の暇な女性が一人過去を振り返るというサスペンス本。地味な舞台設定だが、後半になるほど面白さが加速していく。自分のこれまでと今後の人生に思いを馳せてしまう、個人的には良くも悪くも身につまされる物語だった。 「ジョーンは最低の母親だ」と言い切ることができない。一家の格式と安定を得ようと奔走する自分を「夫のため」「子のため」に生きていると思い込む母親という図式は、それほど珍しくもない筈だ。それも悪いことではないと思う。自分がジョーンの立場なら、弁護士資格を持ちながら農業を始めようとする夫を叱咤してしまうかもしれないし、恋人の見る目がない子供達に口を出したくなるかもしれないし、我が子を残して駆け落ちした旧友を心の内で蔑むかもしれない。そういう、良く言えば堅実、悪く言えば窮屈な思考で育った人間だという自覚がある。 中盤くらいから、ジョーンの「あの女」「かわいそうな一生」「頭の弱い〇〇人」といった言葉遣いが気になってくる。これは意図した翻訳なのだろう。言葉の端々に「自分は正しい」という強烈な自負や、「自分が導いた正しい家族」「人としてあるべき理想の人生」と比較して周囲の人間を見下すようなニュアンスが含まれている。その無意識な傲慢さと過干渉がいかに嫌われるかを、本人だけが何十年も気付いていない。気付いて、受け入れ家族に謝る勇気が持てるとも限らない。 最後の書評にもあったが、これらに身に覚えが無い読者にとってはそれほど特別な本にはならないのだろう。ただ、少なくとも私は自分の人生と切り離せなかった。1944年にこの母親を描いた作者の感性が恐ろしい。
  • 2026年5月27日
    コンパートメントNo.6
    コンパートメントNo.6
    単行本の装丁が良い。車窓から覗く雪景色、カバーを外すと真っ赤でざらついた表紙にロシア語がぽつんと書かれている。遊び紙のクラフト紙も古風で、物語への期待が膨らむ。
  • 2025年12月15日
    ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ
    初めからではなく図鑑的な読み方をしている。
  • 2025年12月15日
    白鯨 上
    白鯨 上
    隙あらば「鯨」の解説、語り手・イシュメールの慎重で卑屈な人間性が滲む文章、あまり読みやすくはないが、個人的にはかなり好き。ここまで建物や仕草を細かく描写されるのも心地良い圧を感じられ、余白の多い文章とは違った魅力がある。 途中はいつまでイシュメールとクイークェグの密な関係を読めばいいんだと不安になったが、上巻の終盤でようやく海に出て安心した。エイハブがいかにモービィ・ディックに狂わされ、偏執的な情念を抱き、他人に見せない部分がどれだけおかしくなっているかが丹念に書かれており、早くも彼に感情移入しつつある。 8章最後の「しかり、世界は航海中の船であり、その航海に終わりなく、説教壇はその舳先にほかならない。」の一文が気に入っている。
  • 2023年8月1日
    推し、燃ゆ
    推し、燃ゆ
    発売当初に読了。主人公の立場は自分とそう遠くないが、短さと文体も相まって意外とさらりと読めたのであまり印象に残っていない。 普段自分が漫画のキャラクターに熱を上げているため、俳優やアイドルといった三次元の存在は不祥事や炎上の恐れがあって怖いなと常々思っていたことが強固に可視化された感じ。
  • 2022年4月3日
    容疑者Xの献身
    「読む手が止まらない」という経験は、今のところこの本でしかない。 犯人も動機も分かっている状態で進む捜査の違和感と、いつどんなきっかけで明らかになるのかという緊張感が常にあり、話の進みは遅いのに終始面白かった。不気味な執着気質の男を主軸に話が進むのか、と中盤くらいまでは誰も好きになれなかったが、ラスト30ページで怒涛の回収が為されていく。 石神の異常とも言える花岡親子への純粋な愛にも、それ故に手を汚した石神を捨て置けなかった花岡靖子の人間性にも泣いてしまい、その後しばらく放心した。タイトルを見て溜め息を吐くところまで計算済みなのだと思う。 好きなシーンは、石神から花岡への手紙にある「あなたが幸せになる確率を高めるでしょう」という言葉選び。あとは勉学に興味のない学生達相手に、石神が授業を中断して白紙を渡して自由に書かせるシーン。後者は映画にはない。映画だと花岡娘が歩道橋から石神を見つけて明るく手を振るシーン。これも小説にはない。
  • 2022年4月1日
    桃紅一〇五歳 好きなものと生きる
    書を中心に、日本画材やリトグラフで制作していた抽象画家のエッセイ本。読んだのは10年近く前だが、一品物の美しい日用品に囲まれながら暮らす孤高の作家の生活を覗き見て、その探究心と研ぎ澄まされた感性に強く憧れた。 本書にあった、海外のクライアントとのやり取りが印象に残っている。納品した日にクライアントから「あなたは自分の作品に自信があるか」と問われ、篠田は「自分なりに良い作品をつくっているつもりです」と答えた。すると「それならよかった。作家本人が自信がない作品を欲しいとは思えません」と言われた、という内容だ。 何かを世に出す以上、制作者の立ち振る舞いが作品の出来にも直結している。謙遜文化を悪とは思わないし、分不相応な自信をひけらかすのも良くないだろうが、「自分なりに良い作品をつくっている」という感覚は私も常に持っていたい。
  • 1900年1月1日
    世界の名建築解剖図鑑 増補改訂版
    世界の名建築解剖図鑑 増補改訂版
  • 1900年1月1日
    森の来訪者たち
    森の来訪者たち
  • 1900年1月1日
    馬の惑星
    馬の惑星
  • 1900年1月1日
    火を焚きなさい
    火を焚きなさい
  • 1900年1月1日
    光と糸
    光と糸
  • 1900年1月1日
    涙の箱
    涙の箱
  • 1900年1月1日
    右園死児報告 久
  • 1900年1月1日
    なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
    なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
  • 1900年1月1日
    ポアロ登場
    ポアロ登場
  • 1900年1月1日
    一次元の挿し木
    一次元の挿し木
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