現代思想入門

60件の記録
- 益田@msd2025年5月12日読み終わった買った当初、途中で挫折したのを思い出しリベンジ 二項対立の前提を仮固定と考え、同一性と差異を反復する(脱構築する)→真理ではない(仮固定なので)からいつ外してもいい という考えは、うまくまとめれてるかは分からないがしっくり来た。後半は難しくまだ読むのが大変だと思ったのでリベンジしたい。 個人的にフーコーの生政治と規律訓練の話が気になったので関連の書籍を読んでみようと思った。
- 益田@msd2025年5月3日まだ読んでる・生政治と規律訓練の両輪で動き、国家を維持する歯車にする(コロナの自粛/ワクチン・反喫煙・精神疾患など) ・異常なものにならないようにする自己統治をしていくことで近代的個人は成立した→アイデンティティなるものが成立した時に良いアイデンティティと悪いアイデンティティが同時に誕生した 「現代社会において大規模な生政治と、依然として続く心理的規律訓練がどちらも働いているのだとすると、ある種の「新たなる古代人」になるやり方として、内面にあまりこだわりすぎず自分自身に対してマテリアルに動かいながら、しかしそれを大規模な生政治への抵抗としてそうする、というやり方がありうるのだと思います。 それは新たに世俗的に生きることであり、日常生活のごく即物的な、しかし過剰ではないような個人的秩序づけを楽しみ、それを本位として、世間の規範からときにはみ出してしまっても、「それが自分の人生なのだから」と構わずにいるような、そういう世俗的自由だと思うのです。後期フーコーが見ていた独特の古代的あり方をそのようにポストモダン状況に対する逃走線として捉え直すこともできるのではないでしょうか。」(p106-107)
- ばらこ@cobaraco2025年5月1日読んでるつ ん ど く よ む 一冊に全集中して読み始めるより数冊並行して読む方が、読み切れる可能性が高い(比較して面白いと思う本が進むので) なんだかんだ半分読めば全部読む 「プロセスは常に途中」「生成変化」絵を描くものとして元気出るわ…
- ぐ@busy-lake2025年4月16日再読うちのオタクとの会話の中で「弁証法の例として、トンカツを食べるかカレーを食べるか悩んで、カツカレーを食べることにするというのがあった」からの、 トンカツとカレーの対立を脱構築したらどうなるか、を考える為に再読。 カツカレーを食べるか食べないかの例は文中にあった。 個人的には「トンカツを食べるかカレーを食べるかを一人で悩まないで、 複数の人と一緒にレストランに行って、みんな違うメニューを頼んでみんなでシェアする」 が脱構築かなと思いました。 なんて読んで考えてるうちに、オタクはゲームを始めてしまい、この考えはあんまり聞いてもらえませんでした。
- ゆか@yukais_19832025年3月30日またいつか嫌いじゃない…どころか、どっちかというと好きなのだけど、なんか馴染まないんなだよなぁ。風が頬を撫でるとか、山に響く鳥の声に耳を傾けるとか、動物たちの力強い足取りに胸を打つとか、そういう身近な感動から離れすぎている感じがして、どうも響いてこない。私がおバカなせいなのかなぁ… ちょっと悩む。
- さおり@prn9909082025年3月24日読み終わったガイドラインのガイドライン、という感じでかなり初心者なわたしでも読み進めることができた.哲学、という言葉をきくとどうしても硬質なイメージを持ってしまうのだけれど、この本を読んで感じたのは「柔らかさ」だった.世界の見方(解釈)をこんなふうにしてはどうか?こういう見方もできるのではないか?こういう視点からはどう捉えられるのか?それを追究していく学問なのかなとも思ったし、色んな「解釈」があるということ、それだけを知っているだけでもすこし気持ちが楽になったりするのかも、と思った. 正直細かいところは全然ちんぷんかんぷんなところもたくさんあるけど、タイトルにある『現代思想』というジャンルは曖昧さの許容(受容)なのかなと感じた.すぐに白黒つけることは楽だけど一旦グレーゾーンに置いておくということ、それが実は結構大切なことなのではとも思ったし、今色んなところで必要になっているのではという気もした.
- はるか@halorso2025年3月19日また読んでる初めて読んだころに比べて哲学の本を読むようになって3人のおじさん(デリダドゥルーズフーコー)に対する印象というか自分の中のイメージがちょっとできてきたので、なんも知らんかったころとの差をを感じたくて読み返してる。 都度都度真剣に決断することの難しさよ〜。ここから切り開かれた読書体験、振り返るととても多かったなと実感。
- だるま@daruma_01062025年3月15日かつて読んだ「『私』とは可変的なものである」 フランス現代思想の流れをわかりやすく紹介した入門書。二項対立の脱構築、それのまた脱構築など、思考のフレームを学べる。ドゥルーズ、フーコー、デリダ、、、なんとなく聞いたことがあるけれどよく分からないという人におすすめの本。世界が広がる第一歩。
- ふるえ@furu_furu2025年3月5日かつて読んだ自分が何気なく思っていたことや価値観に名前がつけられていて、こういう思想には醸成された経緯があり、どういう社会の中で出来上がったものなのかと考えると面白い。構造主義の話でレヴィ=ストロースが出てきて、尚のこと『野生の思考』が読みたくなってきた。
- ノエラプトル@Di_Noel022024年4月26日読み終わったタイトルの通り、現代思想の解説、その基となる哲学者たちの展開した思想を、非常に読みやすい文体で解説してくれている。日常生活に活かせる実践術も豊富。 特にラカンの「欠如の哲学」が面白かった。人生における根本的な欠如を埋めるべく、人は絶対に手に入れたいという特別な「対象a」を追い求め続ける。けれど何らかの「対象a」を手に入れたとしても、それはある種の見せかけであり、手に入れると同時に幻滅を味わうことになる。そしてまた「対象a」を求め……と、それをめぐって転々とすることで、到達できない”X”の周りをめぐっていることになる。 そしてそれに対応する、ドゥルーズ+ガタリの考えも印象的。ひとつの”X”をめぐる、無限で途方もない人生を送るよりも、「それはそれ、これはこれ」と分散的かつ複数的に考え、タスクをそれなりに一つひとつこなしていく。それぞれに自律的な喜びを認める、有限的な生き方。自分はついいろんな物事をごっちゃにして悶々としがちなので、こういう風にすっきり切り分けて考えられるようになりたいと思う。
- あんぱん@chocopan2022年4月23日読み終わったかつて読んだ人間は過剰な生き物であるが故に悩み、不安になるらしい 人生の大いなる一つの謎に向かって悩み続けるのではなく、日常の一つ一つのタスク(に悩みつつも)をこなしていくくらいのスタンスでいいんじゃなぁい?たとえば前キリスト時代の古代人はそういう暮らし方だったみたい これは著者の執筆スタイルにも応用されている(ライティングの哲学)