朝のあかり

70件の記録
- まつり@matsuri2025年9月27日読み終わった石垣りん 朝のあかり 石垣りんのエッセイを初めて読んだ。 詩しか読んだことがなかった。 石垣りんの強さと、文章を書く覚悟にとても憧れを抱いた。 今までの人生の中で"憧れ"が分からなかった。誰に憧れるか?という話になった時に、いつも答えられなかった。 それは自分のなりたい人物像が見えていないみたいで、とても出遅れていて、不安定なことのように思えていた。最近ではそんなことも、ぼんやりアバウトに捉えていたのだけれど、"憧れ"とはこういうことなのかもしれないという感情を覚えた。 私は石垣りんにはなれない。 この本を読んでそう思った。そう思ったけれど、それと同じくらいに今まで以上の憧れを抱いた。 石垣りんの視座。 ただの諦めが故の客観性だけじゃない、自分の目で見て、感じて、思い出して、立っているだけでなく、腰掛けたり、仰向けになったりしている気がした。石垣りんのような文章が書けるか分からないけど、自分の言葉がほしいと思った。
- DN/HP@DN_HP2025年7月31日とても“綺麗”な文章を読むと、この文章を書いた人は、人生も“綺麗”だった、そう生きようとしていたのだな、などとそんなことを思って、背筋が伸びる。 そういえば何年か前、母親に彼女の詩集を贈ったことがあった。あのときは何を考えてそうしたのだっけ、何も考えていなかった気もする。この本も母親に手渡せることが出来れば良いな、と思った。
- しのぶ@rum_raisin2025年6月3日読み始めた@ 自宅「石垣りんの手帳」を読んでてもっと人となりを知りたくなって買ったエッセイだけど、戦前から銀行で働く女性、いわゆるBGのリアルが読めてしまう
- Aruiwa@atodeyomu2025年3月7日読んでる「よい顔と幸福」というエッセイがグッとくる。会社や社会や時代が、女性である私が必然的に重ねられるようにして綴られる。そこに書き手としての倫理がある。最近はそういうものに惹かれがちな気がする。