八月の銀の雪
30件の記録
ヒナタ@hinata6251412026年1月23日読み終わったどの短編も良かったけど、最後に収録された短編「十万年の生物」がすごかった。 報告書の改竄を要求されたことがきっかけで長年働いてきた原発を辞めた人と、戦時中に風船爆弾の開発に携わった気象台の技師の息子、海辺の空に舞い上がる凧をきっかけに言葉を交わすことになった二人の物語がめちゃめちゃ「今」だなと思った。 伊与原先生の作品どれも面白いんだけど、戦争や災害における科学者のリグレットが描かれるとき、とくにアツいなと思う。

だっしー@chik_4482025年10月19日読み終わったまた読みたい深い鬱屈を抱えた人たちを描いた短編集。 どの作品も冒頭の一文が絶妙だし、理系出身の著者ならではの科学知識は興味深いし、珪藻(ケイソウ)を検索したら仰天したし、そして最後はじんわりと温かい気持ちになる。

N@r_is_for_read2025年8月11日読み終わったものすごく衝撃的な事件などが起きるわけでもないのに面白みに欠けることなく、最後まで惹きつけられる物語たちだった。 「八月の銀の雪」と「海へ還る日」が好きだった。しかし最後の「十万年の西風」は傑作。この物語の風にいつまでも吹かれていたかった。

























