刑務所に回復共同体をつくる

25件の記録
- 仲嶺真@nihsenimakan2025年4月1日読み始めた本書は、日本の刑務所で初めてTC[回復共同体]の手法を取り入れた実践の報告を通じて、それをとりまく人や組織の動きをたどりながら、話して手放していくことが何を生むのか、そして誰がそれをしていく必要があるのか、人が変化・成長できる場とはどのようなものなのかについて考えていくことを狙いとしている。pp.17-18
- okabe@m_okabe2025年3月31日読み終わった行政の中で専門職として働くこと、新たな取り組みを始めることの難しさは痛いほどよく分かる。著者と似た境遇の中で、自分は専門性を発揮することに限界を感じかけていたが、本書を読んで勇気付けられた。
- ゆう@suisuiu2024年12月19日読みたいプリズンサークルの舞台。 《「あなたについて教えてください」と聞かれても絶対最後まで話さないような、そんな記憶や体験について語ってもらう場をつくることが、私の仕事だった——》 対等性と自由が尊重された集団のなかで対話を行い、個々人が抱える問題や症状からの回復を目指す「回復共同体(TC)」。映画『プリズン・サークル』の舞台となった島根県の官民協働刑務所で、日本初となるTCの立ち上げに携わった心理士が、その実践を初めて綴る。