汚れた手をそこで拭かない (文春文庫)

44件の記録
yoshi@yoshig_032026年2月15日読み終わった@ 電車これはジャンルで言うとなんだろうか。ミステリーとされているが、よくあるミステリーとはまた違う。日常の誰にでも起こり得るようなシチュエーションで、一瞬ミステリーであることすら忘れてしまう。しかし、ミステリーだと意識した途端にどういう結末なのかが気になってしまう、そんな一冊。
- こまどり@kmdr2026年2月7日読み終わった私自身、ガチめのホラーやショッキングなものはそこまで好きではない。最近流行りのモキュメンタリーもものによっては、唐突に引き起こされる理不尽に、息切れを起こしてしまう。 逆にミステリーに軽くホラーが混じり、ちょっと後心地が悪いわね...くらいの話はちょうどいい。 この小説も、短編集であり、サクサクと進みながらも、 一歩一歩不幸の階段を降りていく主人公たちを見守るしかない状態を体験する。 その道程では明確にわからなくても、じわじわと染み入る不幸な感じ。そして人間味のある登場人物が、自分自身も共感できるような、リアルな感じを生み出している。このジワジワした感じが私の好みなんだなとおもった


- こまどり@kmdr2026年2月4日読み終わった読んだ読んだ!SFではないし、ホラーでもないけど、こんな事件起きたらゥワ...となってしまう絶妙な気味の悪さ とてもよかった。 私もこんな小説を書きたい

鳥肉@toriniku_liver2026年1月25日読んでる「『最恐』ミステリ」との紹介文に、怖がりの自分には合わないだろうかとおそるおそる読んだ、大丈夫だった、面白く面白く、ずるりずるりと先まで読まされてしまう。一話目の「ただ、運が悪かっただけ」が美しく好きだった。
たなか@ta_na_ka___82026年1月21日読み終わったKindle Unlimitedどの話も面白かったが、特に第2話「埋め合わせ」が好きだった。誤魔化したいと思うのはミスを犯した者の当然の感情であり、主人公の気持ちがよく分かった。だからこそ、五木田の指摘にビクッと反応してしまう。誰もが嫌な展開がそこにあって、読みたくないのに読まされる感覚があった。- どん@uopiw2026年1月19日読み終わったKindle Unlimitedおすすめなんとなく気になったので読んでみた。 短編小説で読みやすい。文体も好み。 それにしても人が窮地に陥った時の焦燥感の表現がリアルで読んでるだけでストレスに感じるほど胸がキュッとなった。 途中引っかかる部分もきちんと伏線回収されていてよかった。 世にも奇妙な物語とか好きな人はハマりそう。




うすしお@usushiopota102026年1月15日読み終わった短編5つ。どれもが誰にでも起こり得る話でじんわり怖い。 特に『ミモザ』の主人公は過去に過ちを犯していて因果応報にも思えるが過ちがなかったとしても捏造が可能な状況で怖い。


ちょび@greenapple42026年1月3日読み終わったシリアル・キラーもゴーストも出てこない市井の人たちの何気ないボタンのかけ違いが発端となって底なしの沼地獄にはまり込んでいくようなサスペンス。短編5本です。文庫版は彩瀬まるさんの解説も良い。





えてふえて@Momonn-102026年1月1日読み終わった新年一発目には激重かなとも思ったけど 久しぶりの読書なので短編で読みやすいかつインパクトがあって大好きなこちらから再読📕 「埋め合わせ」というプールの話が有名っぽいけど、個人的には「ミモザ」も好き 「そんなつもりじゃなかった」なんて、物事の大なり小なり誰もが思ったことがあって 汚れた手はどこで拭けばいいんだろう
Michika@0610shun2025年8月12日読み終わった人間は愚かな生き物。 すぐに謝れば済むのに、 嘘をついて自分を守ろうとする。 大したことじゃないのに、 自分の立場や評価が気になって 正直になるのが怖くなる。 他人事じゃなくて 自分も同じように愚かな行動をしそうなリアルさ。 人間の弱さを鋭く突いてくる短編集だったから 読後に残るのは怖さよりも、 自分自身への問いかけだった。









Whim@whim2025年3月12日読み終わった生きててうっすら出会う悪夢、ヒヤッとする感覚みたいなのが体験できる本。短編なので読みやすかったです!ハッピーな話は無いので読み終わった後に情緒が沈みます。 最後の話は特に!やらかしたら隠さず謝ろう…
haku@itllme2024年9月5日読み終わった人間の姿をこんなに生々しく描いた 短編集。 (ネタバレ有) どの話も解決とか新たな希望とかそんなのでは終わらない。 "そんなの"と読んでしまうほどに汚れた手は元には戻らなかった。 汚れたまんまだった。どうにかその汚れを落とそうとする人間の姿がありありと描かれてた。 1番ハラハラしたのは 「埋め合わせ」 学校の先生がプールの水を止めるのを忘れてしまっていてそれを知られないようにする。 多分人間だったらこう考えるんだろうなと 私でもこう考えるなと 自分の嫌な思考が全部作者に見透かされているようだった。 夢中で読んだのは 「お蔵入り」 映画監督が誤って出演者を殺してしまうのだけど、映画のためにそのことを隠す。 けれど、途中で出演していたアイドルが犯人に仕立て上げられてしまう。 あの女の子がバラエティであったアイドルに抱いていた憎しみに対して監督が勘違いしたまま、自分の首を絞める道を選んでいってしまう姿は止めるにも止められない、そうあるべきなのかもしれないと思わされた。 最後の「ミモザ」 不倫相手だった男が彼女の全てを知りながら近づいてくる。 彼女が息を止めて通り過ぎていた清掃員が彼だったと知った時はドキッとした。 『悪いことをしたから悪いことが起きるわけではない』 彼女は悪いことをしていなかったのかな 全てを見透かされたような 人間の醜い姿とその姿になるまでの思考が露わにされた5編。 汚れた手をそこで拭かない 汚れた手は拭けない と言われてるようだった




























