
鬼サソリ
@hereditary_0329
- 2026年5月26日
けんちゃんこだま読み終わった@ コーチャンフォー釧路店サイン本入手 すごい良かった… ところどころに挟まるこだま節に不安を覚えつつ、一章一章大切に読んだ 障害ってなんだろうと常に考えてきた 自立した社会生活が送れない、障壁 またはその原因となる身体的、知的、精神的な事由 私はいわゆるきょうだい児だけど、障害者は苦手。怖い。一緒になんて暮らせない そんな非情さすら肯定されて、心底ほっとした 七尾くんと多田野さんを巡るドラマが泣ける。 縮こまって仮死状態になっていたふたつの感情が、けんちゃんという社会を超えた存在を通じて電流が流れるように繋がる。瞬間、希望が、生が、うねりを持って溢れ出す。まさに圧巻 北海道の空気の冷たさ、匂い、樹木のさざめきの描写も美しく、道東に暮らしててヨカッタ、この作品を生々しく味わえて幸せ
- 2026年5月26日
- 2026年5月9日
殺人出産 (講談社文庫)村田沙耶香読み終わった殺人出産はハンガンの菜食主義者みを感じた 映像的なイメージが似てるというか トリプルはいいですね、こっちだって突起物を相手の身体に差し込んで体液を注ぎ込みたいよ 徹底的に男性の性欲を排したら、性交や出産はどうなりますか?パートナーとの関係はどうなりますか? 価値観を反転させた世界で生きてみる思考実験 - 2026年4月19日
吸血鬼遠野遥読み終わった読んでる2人の語り手が妙に空虚で不気味 権力のある男が若くて綺麗な女を選別して所有するという社会ルールに特に疑いを持たない そういう社会で生きている人として現実の出来事をパラレルに語っていくのだが不思議と違和感なくスルスルと入ってくる 弱者男性によるフェミサイドや政治家を狙ったテロ、社会を批判しながらも女性選別制度にすがるしかない父親など、高まる怒りの内圧からの暴力による反逆の気配が、織田信長やドラキュラ伯爵、ひいてはトランプの虐殺による恐怖支配を招きそうな、男社会の無限ループを感じさせる ラストは女性寄りにみえた男性主人公がより強めの思想で価値観を揺さぶってきた へびつかいは出てこなかった - 2026年4月2日
昨日の肉は今日の豆日下三蔵,皆川博子読みたい - 2026年4月2日
Black Box伊藤詩織読みたい - 2026年4月2日
このあたりの人たち川上弘美読み終わった読んでる歌メモ 星のフラメンコ フランシーヌの場合 しろい蝶のサンバ ざんげの値打ちもない 不思議なまちのおかしな人たちがいつの間にか私の頭に住み着いて私の頭に不思議なまちができてしまった とくにおばあちゃんのぼんのくぼに作られた小さな髷が頭から離れない スナック愛で歌われたという↑の歌は全部実在する しからば、ぼんのくぼの小さな髷や鳩鳴病も世界の何処かにワンチャンある可能性あるなこれは - 2026年3月30日
虫の時間いりえ,こだま読みたい - 2026年3月30日
吸血鬼遠野遥 - 2026年3月30日
世界99 上Audible Studios,大森ゆき,村田沙耶香 - 2026年3月26日
何者朝井リョウ読み終わった映画を観てから読書 男のわりには繊細な文章、だが表面的な観察、と思ってたらそれすら壮大な伏線だった 一回り以上年の離れた職場の後輩が何を言っているかわからなかったので、若い人の本を読もうと思った 多分彼女は理香ちゃんだった 理想は高いけどぼんやりとし、SNSで集めた「正解」をいつも目指してた 耳障りのよい横文字をコピペして、自分の思想のように語ってた 認められたくて、でも否定を恐れて空回りしてた 恵まれた環境の人を羨んで、自分がそうでないことを嘆いてた 自分の軸が無いな、と思って見てたけど、5年経っても軸はできてこなかった 彼女の軸は外にあるからだった 褒められが発生しないと自分を認められないのに、会社ではまず褒められは発生しない。年を取れば尚更。 「会社に期待しすぎた」と彼女は言ってたが、そういう意味だったのか 頑張ってる私を認めてほしいと、背伸びして頑張ってだけど、どこかで折れちゃったんだな 彼女は辞めてしまったんだけど、多分それでよかった 彼女が求める丸ごとの賞賛は、会社はもちろん、誰も与えてはくれない みっともない努力をしまくって、誰からも選んでもらえなくても、それでいいって 少なくとも会社からの評価は手放せたんかな と現実と小説を結びつけて解った気になってるそこの私、拓人です でもこういう頭の中の遊びは楽しくてやめらんないよな - 2026年3月20日
- 2026年3月19日
黄色い家川上未映子読み終わったお金をめぐる、辛い生の物語 名文がポンポンでてきて、弱くて貧しかった少女時代を思い出してえぐられる 黄美子さんの顔がぼやけていくことと花ちゃんの顔が変わったと言われることで対比していくことが面白い 蘭と桃子の顔はなくなっていくんよね 花ちゃんは最後まで弱くて寂しい花ちゃんだった。自分を必要としてくれる誰かを繋ぎ止めようとした。残酷だけど、人ってそういうものなんだね 黄美子さんは、世の中の機微はわからない人だけど、人をケアすることと部屋を綺麗にすることはできる人だった つまり、母親にちゃんと愛されて育ったし、母性を備えた人だってこと 花ちゃんは、愛されなかった子どもだった。 ご飯をくれて一緒に生活してくれた黄美子さんに執着したこと、家長になったとき、モラハラ支配者になっちゃったこと。きっと花ちゃんのお母さんもそういう育ちだったのだろう。 琴美さんは何故黄美子さんが好きだったんだろう。優れた容姿が男の執着を引き寄せ、お金を集める装置としての役割として少し不可解 女性同士の絆、シスターフッドの担い手だったのかな 水商売を背景にしつつも、性売買やレイプを排したのは非常に良かったと思う - 2026年1月24日
昼の家、夜の家オルガ・トカルチュク,小椋彩読みたい - 2026年1月23日
百年と一日柴崎友香読み終わった仙台の紀伊國屋で購入 バラバラの時間、場所、人がある瞬間ピタッと重なり、また離れていくというテーマが春の庭の展開版と言う形 繰り返されるそれぞれの別の日常が、時空を超えて実は繋がりを持っている、生というか、人体の仕組みというか、有機的な信号のパルスを描き出した作品 - 2026年1月16日
とんこつQ&A今村夏子読み終わった良夫婦 怖かったなあ 他人へ向ける正義感 善人の仮面 責任から逃げる卑怯さ これを一人の肉体に詰め込んで、のうのうと生活している様を眺める居心地の悪さ でも最後に吹き込む崩壊の予感 - 2026年1月14日
- 2026年1月3日
- 2026年1月3日
ジャクソンひとり安堂ホセ読み終わった疾走感ありリズムもよく一気に読んだ 女が出てこないのにやけに艶めかしい QR コードに込められた悪意と、日本人には見分けられないブラックミックスというイメージが実に現代文学的 - 2026年1月3日
春の庭柴崎友香読み終わった最初は退屈だが、バラバラに見えた情報の蓄積がある瞬間に、距離をもち、深さをもち、時間軸を超えて、繋がり、ピッタリ重なり、また離れていく 脳みその中を見ているのか風景を見ているのか でも少しも気持ち悪くない すごくよい体験をした
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