お守り短歌アンソロジー わかれる
47件の記録
思津@sleeeep_tori2026年9月30日読み終わった近しい人の葬式があって、読むなら今日かもしれないと思った。全体的に、わかれる対象への切実な歌が多くて良かった。 好きだった短歌↓ 死にながら観るそのエンドクレジットもきみの名前で終わるのだろう/青松輝 太陽のひかりはらはら降る春のいまだに正気でいるさみしさよ/上坂あゆ美 首すじのほくろがきれい 何も今 花は余らせても仕方ない/岡野大嗣




たまこ@tamako_262026年9月14日読み終わったときどき短歌を詠みたくなる 最小限の言葉で心を撃ち抜いてほしいとき 抱える孤独や悲しみにそっと寄り添って欲しいとき 以下、気に入った短歌メモ 代入が可能な言葉ばかり吐き最短で切る実家の電話 (上坂あゆ美) 押し花のように言葉を押しあててあなたをうすき白紙にした 鶴は千年、亀は万年、だとすればあなたは虹のミネストローネ (大森静佳) つぶすとき生花は音がしないからドライフラワーになるまで待つ 釣り針のような六画目のせいでのみこめもはきだせもしない死 (木下龍也)

図書館マン@tosyokan-man2026年9月2日読み終わった図書館本大森静佳さんの短歌が好きだと確信。 「たなびく、はこの世のためにある言葉 雲を記憶の裾だとおもう」 「押し花のように言葉を押しあててあなたを薄き白紙にした」 「ひとつぶの雪の来歴 見ることは別れを告げることでもあって」 谷川電話さんの短歌もよかった。 「満月を見上げるために階段を降りるふたりの影の共喰い」 「ぬいぐるみを連れてあなたはいなくなるあなた自身を見捨てるように」 「本棚からあなたの本はなくなってその空白は痛みになった」 「蝶々は首、足、胸へと飛び移る心の場所を問うかのように」

和月@wanotsuki2026年5月20日読み終わった他の方の感想を読んでいると、心に響く短歌や歌人が分散していて、お守りになる言葉は人それぞれ異なるんだなあと感じた。 五七五七七の限られた言葉、「わかれる」というひとつのテーマに絞っていても、全然違う世界が展開されているのが素敵。 私は特に、木下龍也さんの「チープカシオ」と谷川電話さんの「風の複製」が好き。 別れの質感は全く異なるけれど、お二人が痛みと共生する姿勢や、傷をなぞってその思い出を振り返る感覚がとても良かった。 各歌人のあとがきも必見。私が言葉に出来なかった思考を言語化してくれたようにも感じるし、全く思いつかなかった感覚を深く静謐な眼差しで言葉にしてくれている。 どれも読んでいて味わい深く、全員の他の作品集も読んでみたくなった。 特に好きだった歌 「釣り針のような六画目のせいでのみこめもはきだせもしない死」




さとう@satoshio2026年4月19日買った読み終わったたなびく、はこの世のためにある言葉雲を記憶の裾だとおもう (大森静佳) 字が抱いてページが抱いて一冊が抱いているからいいよ忘れて (木下龍也) 裾って身体の一部じゃないのに、触れられている、って感じがするんですよね。だから私はよく服の裾をつかんでいる。記憶もおんなじだと思ってる。







藤間あわい@awai_moji2026年4月17日読み終わったそれはなかった春の思い出 さくら味のさくらを見てた 忘れたりないよ 初谷むいさんの連作が一番心に響いた。タイトル、短歌、あとがきを含めて一つの作品として好きだ。この短歌アンソロジーは短歌はもちろん、作家のあとがきが素晴らしいと思う。特に惹かれたのは志賀玲太さんの「ものを捨てることが苦手です。読みこなせなかった本もうまく使えなかった道具も、手放してしまえばそれを大事にできた『可能性』や『選択肢』ごと捨ててしまう気がして、つい部屋の隅に置いたままにしてしまいます」という文章だった。置かれたままの赤本、予備校の参考書、電池の切れた電子辞書。私もいつか、夢破れた先にある生活に期待できるようになれたらいいなと思った。



- もも@riiisako2026年4月11日読み終わった上坂あゆ美さんやっぱり好き。いろんな人やものとのいろんなわかれがあり、わかれと不可分の日々だけど、わかれがいつか来ることを忘れて生きているなあと思う

澪@mi0_book2026年4月4日買った読み終わった上坂さんがInstagramで告知しているのを見、メンバーがすごすぎる〜……となり購入。よく見たら全員書き下ろしだし、大森静佳の書き下ろしなんて嬉しすぎるからね。購入即読了。



























