現代民俗学入門
30件の記録
- 夏至@pixied82025年11月15日読み終わった読書会用に読了。我が家は日本の伝統や親戚づきあいとは距離があるので、ふーん、へぇー、の連続だった。この本を肴にいろんな人と話すると楽しそう。時代が進むにつれて土地ごとの文化は薄れて世界全体の均質化が進む気がするけど、民俗学はずっと存続できる学問なんだろうか。
ぱんだちゃん@pandamental2025年10月16日読み終わった民俗学、というと大それたことのように感じるが、とても身近にある身体に染みついた文化を読み解く学問だと思った。 普段の生活に浸透しているわたしたちの文化をわかりやすくイラストも多く書かれていてよかった。 思ったのは、儀式や儀礼というのは合理性のこの世界でまるで意味がないと思われがちだが、とても意味があることなんだということ。 その場にいる人たちのコンセンサスが瞬時に得られるのは儀式や儀礼が抜群な効果があるように感じる。 人びとが暮らすには現実の存在するだけの世界を捉えるだけでない、認知の部分に必要なストーリーとして、説明のつかない気持ちの部分に大いに影響する事柄があるんだと思う。
りおかんぽす@riocampos2025年3月7日読み終わった紹介最終章の5章「都市伝説のなぜ」がかなり面白かった。意外な視点から都市伝説などを分析できるのだなと知れました。 全体まとめての感想として、見開き1テーマはとても読みやすい。また各テーマを深掘りするための「読んでみよう」や柱の参考文献がとてもありがたい。当たり前かもしれないが、参考文献などでは柳田國男と折口信夫が最頻出、4章では宮田登。

りおかんぽす@riocampos2025年3月6日読んでる前書き「民俗学への招待」から引用 「民俗学は、物知りになるための学問ではありません。現在の謎を解くことによって、今度は、未来をいかにつくっていくか。ここまで考えるのが民俗学です。」 このことを知れただけでこの本を手に取った意味があった。




















