悲しき熱帯(1)

31件の記録
jaguchi@jaguchi872026年3月4日読み終わった民族学者が自分の仕事のことを回想し、綴った本なのに、冒頭いきなり「私は旅や探検家が嫌いだ」と始まる。厭世的で文学的な言い回しが多い。 歴史、時代、ユダヤ人という出自が複雑にからみあっていく。ああ、「悲しき」ってそういうことか、と思いながら、読み進めた。 「悲しき」に対応する原題の形容詞 tristes は「憂鬱な、暗い、うんざりする」といった語感で、日本語一語では表せない、と訳者前書きにあった。 ・(……)今でも私には、オクスフォード大学は、泥と黴と植物の氾濫を制御するのに成功したインドのように見えるのである。p.42 ・雲の構築物の下側に現れた瞬間、太陽は卵黄のように崩れ、(……)p.102 ・夜の湧出が、様々な形の中からこの掛替えのない機会のために選び取る形を、誰も予測できないであろう。p.105




jaguchi@jaguchi872025年11月28日借りてきたちょっと開いた図書館本自分に読める内容か確認したくてとりあえず図書館で借りてみた。新書判じゃなくて同じ中央公論のハードカバーのやつ。カバー写真は「猿を頭にのせたナンビクワラ族の娘」だそう。ところどころ拾い読みしてる。




モりこ@mooooori2025年8月20日読み終わった筆者の哲学的な話が始まると全く書いてあることがわからずレヴィ・ストロースに置いていかれポカンとなる一方で、エモーショナルに情緒的に紙幅を割いて書かれた夕陽の情景描写がとんでもなく……エモい。 わからないと「エモすぎる」が交互にくる本。


































