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@u_kiuki30
こんなにもセレナーデ 幻想文学 海外文学 短歌ほか雑多に 2026/1〜
  • 2026年2月25日
    群蝶の木
    群蝶の木
    表題作のみ読了 戦時中に日本軍が朝鮮半島から連れてきた女性や沖縄の女性に対して強いた慰安婦という暴力について 資料で読むのとはまた違う迫力があり、落ち込んだ ユウナの木の黄色い蝶の群れのイメージが鮮烈で、今後私が沖縄のことを思うときこのイメージがずっと思い出されつづけるのかもしれないと思った 「物思ゆるのも体も最後はユウナの木のそばの川のように、ねっとりと濁って混じり、この世のものすべて海で一つになるさ。てのひらから滴り、髪から滲みだし、太ももを伝い、目や耳から流れ、弛んだ細胞の一つ一つから珊瑚の産卵のように宙に舞っていくもの。その最後の塊が木のうろのような口から出てゆくと、蝶の形となって室内をゆったりと飛び、閉じた窓のガラスを抜けて、月明かりの空に舞っていく。」 「暗い墓の中で、潮に洗われて滑らかになった珊瑚の破片が、厨子甕の底で折り重なっている様子が目に浮かぶ。それだって立派な骨だと思った。」
  • 2026年2月25日
    月や、あらん
    月や、あらん
    佐喜真彩「生き延びたものたちの哀しみを抱いて」の理解のために読んだ 「月や、あらん」は正直構成のまとまりがなくて物語としてはかなり読みにくい部類だと思うけど、聞かれることのなかった戦争についての個人的な語りが重なって集まって大きなカタルシスを迎えるという展開は胸を打つものがあった 「水上往還」もモチーフや表現で好きな部分はあれど、文体のリズム感が合わなかったなあという
  • 2026年2月19日
    植物園の歩き方
    植物園の歩き方
    植物園好きと世界がもつ根源的な美しさを信じたい人は買ったほうがいい
  • 2026年2月15日
    秘儀(上) (新潮文庫 エ 9-1)
    秘儀(上) (新潮文庫 エ 9-1)
    単純にエンタメとして面白いし、所々に散らばったパンチラインがカッコ良すぎて痺れる 大好きなのは川でフアンが息子のガスパルと共に死んだ妻の灰を傷に塗りたくるシーン 「それは、コンクリート壁の向こうに隠れた、菫色の花々や蝿を喰う植物であふれた秘密の庭のように美しいひとときだった」(p501) ただこういう一文の光り方ってやっぱり短編向きだなと思うので、早く積んでる「寝煙草の危険」読もうの気持ちになりました
  • 2026年2月15日
    エックハルト説教集
    エックハルト説教集
  • 2026年2月14日
    秘儀(上) (新潮文庫 エ 9-1)
    秘儀(上) (新潮文庫 エ 9-1)
    すごい読み応えで読み進むのが勿体無い ともすればちゃちな感じに見えてしまうほど属性盛り盛りのメインストーリーを、細かい感情描写や歴史へのまなざしが支えている 人と人との関係を書くときの質感が好きだなあ ただ話があっちゃこっちゃ行ってやや読みにくく、その点では短編の方が上手いではあるのかも
  • 2026年2月10日
    悲しみは羽根をまとって
    悲しみは羽根をまとって
  • 2026年2月8日
    夢のなかで責任がはじまる
    夢のなかで責任がはじまる
  • 2026年2月7日
  • 2026年1月31日
    現実性の極北
    現実性の極北
  • 2026年1月29日
    体の居場所をつくる
  • 2026年1月25日
    遠きにありて、ウルは遅れるだろう
  • 2026年1月25日
    それがやさしさじゃ困る
    それがやさしさじゃ困る
  • 2026年1月25日
    弱いつながり
    もらった本 私は旅が好きだけど、自分がただの観光客に過ぎないことにある種の罪悪感を感じていたんだなとこの本を読んで気がついた ネットの限界を越えるために旅に出よ、身体を非日常に拘束して欲望の芽生えを待てというところにはとても共感した あとはある出来事を忘却させないための記録を、中立的な立場からでなく主観的な感情で展示するという方法もなるほどと思った 確かに記憶に残りやすいのは情報や風景よりも具体的な熱量をともなった個人の感情かもしれないと しかしこれを本屋に置き換えることは難しいだろうか 金銭面や生活面で旅に出ることが難しい人のために本屋ができることがあるならやってみたい 旅がもつ強制力は薄いけれど、新しい検索ワードを広げるという意味では力になれそうでもある 本屋観光地化計画
  • 2026年1月22日
    回復する人間
    回復する人間
    6年ぶりに再読 肉体や精神が壊れ救いようがないほど損傷したとき、もう何も信じられなくなってしまったときにそれでも生きることを望むための短編集 ハン・ガンの考える回復の側にはいつももう交わることのできない過去と今そばで揺れている自然がある それを垣間見ることで再び生に立ち向かうことができると 人間の回復について書きながら、勝手に回復していく身体や過去への執着や後悔から回復したくないと望む切実さ、回復して変わっていく人に対する寂しさにも目を向けていて、それも含め本当に著者の生きることに対する誠実さには心打たれる 「明るくなる前に」「回復する人間」「エウロパ」「青い石」「火とかげ」が好き そして今更「火とかげ」が2003年の作品なことにびっくり、しかし他者が負った痛みを引き受けるような近年の作品と比較するとこの頃は個人的な傷にとどまっているのかなあと思ったり
  • 2026年1月8日
    あなたとわたしの短歌教室
    服部真里子の人と短歌に対する誠実さが感じられてすごく良かった 彼女の短歌が好みドンピシャだからかもだけど、内容も納得・実作に活かせそうなことが多い ちなみに「行け広野へと」の書籍での復刊は難しいのかなあ
  • 2026年1月7日
    砂の降る教室
    砂の降る教室
    ベートーヴェンがコーヒーを飲み忘れた日広野に春は始まつてゐた ずっと枕元にあったのをやっと読了 最近の作はもっと好き 理科部最高!
  • 2026年1月4日
    間取り図大好き! 増改築版
  • 2026年1月4日
    スピノザ
    スピノザ
    國分功一郎と自分の、興味がある分野が全然違うなと思っている 一旦休み
  • 2026年1月3日
    すべての、白いものたちの
    すべての、白いものたちの
    年初めはハン・ガンと決めていたので 傷ついた精神を入れた壊れかけのうつわを、もういない大切な誰かに貸与することによって、恢復されうるもののこと  ハン・ガンのことばは白いガーゼみたいに清潔でいつも優しい
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