ロリータ

34件の記録
- -ゞ-@bunkobonsuki2025年6月30日現代でも使われている「ロリータコンプレックス」という造語が作られたのは、この大作がきっかけだった——2025年版新潮文庫プレミアムカバーの一冊を飾る本作は、500ページ以上に渡って濃密な情景描写とヒロイン「ロリータ」の記述が展開される。 興味深いのは、いわゆるロリコンの被害者とされる少女——無垢で、あどけない、非力な子どもとロリータの人物像が正反対なことだ。ロリータはとてもませていて、会話だけ聞くと高校生かと思ってしまう。 ロリータコンプレックスの語源を知る上で、また現代のロリコンという言葉を再考する上で、刊行当初より読む意義を増している。 本書にフォーカスした新潮文庫、ありがとう!
- mal@K__mal2025年6月26日買ったかつて途中まで読んだものを再読しようと古い文庫を手に取り、論じたこともないのに夥しい数の付箋が挟んであること、そしてそれが間違いなく己の所業であることに慄き、本棚に戻して封印してあった『ロリータ』が、このたびたいへん愛らしいプレミアムカバーになったと聞いたので書店に駆け込んだ。再挑戦の夏。
- おとぎ@sugar_dust2025年6月21日読みたい新潮文庫のプレミアムカバー! ロリータはピンクだしタイトルも可愛いので買いです。 あと星新一も確定で、オズの魔法使いも買っちゃおうかな。絵本しか読んだことがないので。 人間失格ももう持ってるけど最近節約してるから買っちゃおうかな! 夏は苦手だけど、コレがあるから楽しみ🎶
- アヴォカド@rolling-avocado2025年4月7日読んでる読書会の課題本になったため。 実は今までに一度ならず読んでいるのだけれど、全く入れず、全くいいとも思えなければ共感もなく。従って今回も、読めるかなあと不安だったのですが、まあ、読めてる。 そうか、コメディとして読めばいいのか!と思ったり、、、
- RIYO BOOKS@riyo_books2021年3月21日読み終わった私の個人的な悲劇は、むろん誰の関心事であるはずもなく、またそうであってはならないが、私が生得の日常表現や、何の制約もない、豊かで際限なく従順なロシア語を捨てて、二流の英語に乗り換えねばならなかったことで、そこには一切ないあの小道具たちさえ魔法のように使えれば、燕尾服の裾を翻しながら、生まれついての奇術師は独特の流儀で遺産を超越することもできるはずなのだ。 ──ウラジーミル・ナボコフ