

Ai
@aaaai
隙間時間に本を読むのが一番の癒し時間。
小説、エッセイ、人文学書…etc
幅広くなんでも読みます。
- 2025年5月18日アノニム原田マハ読み終わったポロックの作品を取り巻くアート窃盗団のお話。表の顔は様々な業界のトップランナー、裏の顔は悪からアートを守るために活動するアート窃盗団。対立軸が明確でわかりやすい漫画チックなエンタメ小説です。 個人的には史実を織り交ぜ画家自身の人生を重厚に描いたアート小説の方が好みではあるけれど、読み口はライトながら原田マハさんのアートを信じる気持ちが伝わってくる。 【アートには世界を変える力はないかもしれない。けれど、ひょっとすると、アートで世界を変えられるかもしれないと思うことが大切なんだ。】
- 2025年5月7日
- 2025年5月4日コンビニ人間村田沙耶香読み終わった
- 2025年4月30日去られるためにそこにいる田中茂樹親の役割は、子どもが安心して旅立っていけるよう励まし見守ること。 求められてもいないのにあれこれアドバイスせず、もし本当に困ったときは頼れるだろうと子どもに思ってもらうこと。親の役割はその程度でいいのだと、この本を読んで改めて心に刻みました。 「去られるためにそこにいる」 子どもの旅立ちを邪魔せず、口出しせず、安心して帰れる場所として、安定して「そこにいる」ことも大切にしたい。
- 2025年4月23日本心平野啓一郎読み終わった格差社会が拡がりメタバースが浸透した2040年の日本で、「自由死」を望んだ母の本心をめぐり、生や死と向き合う主人公の物語。 貧困、外国人差別、障害…今の社会がこのままのベクトルで進めば深刻化しうる様々な歪みを、登場人物の体験を通じて掘り下げていて、とても読み応えがありました。
- 2025年4月17日深呼吸の必要長田弘読み終わった言葉ひとつひとつに品格が宿っていて、情景をやさしく浮かび上がらせる長田弘さんの詩集。 解釈の幅が無限大なアートのような詩ではなく、誠実に確実に言葉を届けてくれる詩というイメージ。(どんなイメージだ) 深呼吸が必要になった時にまた読みたい。 【2人の違う人間が互いの明るさを弱めることなく同じ明るさのまま一緒にいるということがどんなに難しいことかを、よく知っている。】
- 2025年4月16日
- 2025年4月15日ふしぎなキリスト教大澤真幸,橋爪大三郎読み終わったキリスト教を通じて西洋社会の成り立ちを理解することが、現代を知る上で重要になる、という前提のもと、多神教と一神教の神様の違い、イエスとは何者ななか、科学技術や哲学との関連などなど、様々な切り口からキリスト教について議論が進められていく。対話形式なので読み易く、知の巨人たちのあそびみたいな空気がありとても面白かったです。
- 2025年4月10日汚れた手をそこで拭かない芦沢央読み終わった5つの短編すべてに共通して、後味の悪い嫌〜な感じが漂う。 誰もが持つ「都合の悪いことを隠したい気持ち」から始まり、嘘に嘘を重ね取り返しのつかない所まできてしまった恐怖や焦り、絶望感。大きな事件が起こるわけでもないけれど、じわじわもやっと。
- 2025年3月29日父と私の桜尾通り商店街今村夏子読み終わったほのぼの日常にある狂気を描く今村夏子ワールドにはまりつつある。 悪い人じゃないんだけど、ちょっとずれている人々を描く短編集。一生懸命なのに、痛々しくて見ていられない。そんな、全く共感できない主人公の視点で世界を見る体験ができる本。
- 2025年3月27日
- 2025年3月25日
- 2025年3月19日
- 2025年3月14日
- 2025年3月13日少年が来るハン・ガン,井手俊作読み終わった軍に弾圧され命を落とした少年少女、連行され拷問を受け生き延びた人々、遺された家族。それぞれの言葉にできないほどの苦しみが交差する。 作者自身もがきながら、力で踏み躙られたものたちを思い、並々ならぬ覚悟でこれを書いたのだろうと伝わる。そう遠くない過去の話。
- 2025年3月13日ほんとうのことは誰にも言いたくないヤマシタトモコ,山本文子気になる
- 2025年3月12日
- 2025年3月12日
- 2025年3月11日手の倫理伊藤亜紗かつて読んだ
- 2025年3月9日美しき愚かものたちのタブロー原田マハ読み終わった【それがなくても生きていける。けれど、それがあれば人生は豊かになる。それがあれば歩みゆく道に一条の光差す。それがあれば日々励まされ、生きる力がもたらされる。】 そんなアートに、人生を狂わされ、苦しめられ、支えられ、夢を追い続ける人々の美しさ。アート鑑賞の折には彼らの生き様も頭の片隅に置いておきたい。
読み込み中...