戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

23件の記録
- ユウキ@sonidori7772025年10月14日読み終わった借りてきたICC所長の赤根智子さんによる国際刑事裁判所での奮闘や「法の支配」の重要性、ICCの軌跡や日本に求められることなどが書かれている。 ロシアに指名手配され、アメリカに圧力をかけられながらも、プーチンやネタニヤフに逮捕状を出し、法の支配の揺るぎなさを保とうとする姿勢はまさしく法の番人の姿だと思う。 日本がジェノサイド条約に批准していなかったり、中核犯罪を裁く為の法律がないのは知らなかった。 力の支配に傾きかけている世界は怖いけど、法の支配を守ろうとしている人たちがいることはとても心強い。
- シロップ@sirop2025年9月18日買った読み終わった調子が悪いときに読んだので、もう一度読むべきかもしれない…… 日本でのんびり生きていたわたしは、さまざまな現代の戦争を内戦を知らなかったんだな……不勉強…… 日本……法の支配……と考えるとたいへん重い気持ちにはなるのだけど、少なくともわたしは現政権を非難してもまだ拘束されたりはしないもんな……やれるうちにやれることをしなくてはならないのだ……
- zuu118@kozue182025年7月29日読み終わった「ローマ規程の前文には、ICC設立の背景として以下のことが記されています。 〈二十世紀の間に多数の児童、女性及び男性が人類の良心に深く衝撃を与える想像を絶する残虐な行為の犠牲者となってきた〉」p.209 色々な意味でくらくらしながら読み終えた。 こんな軽薄な言葉で表せるような人じゃないんだと思いつつ、こんなにかっこいい人がいたなんて。 いるんだな、まだまだ、知らないだけ。 次は『「イスラエル人」の世界観』。いつまでも続くジェノサイドに目の前が暗くなりながら、わたしに、読み通せるだろうか。正直、自信はあまりなく、それでも、ページを手繰ることを始めようと思う。