ソフィーの世界
23件の記録
うゆ@otameshi_8302025年10月26日ちょっと開いた何度も何度も読んできた本。 バロックの章をおさらいしました。 デカルトとスピノザまでまた読もうかな〜 ーーー 「バロック時代には、演劇は芸術の一ジャンルなんてもんじゃなかった。第一級の象徴だったんだ」 「何を象徴したの?」 「人生だ、ソフィー。十七世紀には、『人生は劇場』とどれほどくりかえされたことだろう。そしてまさにバロック時代に、舞台装置や器械が出そろって、現代の演劇につながる演劇ができあがった。演劇は舞台に幻想的なシーンをくりひろげておいて、それがただの幻想だということを同じ舞台の上であばいた。だから演劇は人生そのものの象徴だと言うんだ。劇場は、おごれる者ひさしからず、ということを表した。人間のみじめさを容赦なく表現した」 「ウィリアム・シェークスピアもバロックの人?」 「シェークスピアが偉大な作品を書いたのは一六〇〇年前後だ。だからシェークスピアは片方の足でルネサンスを、もう片方の足でバロックを踏まえて立っていたんだね。」 「演劇人たちは人生を劇場に見立てたけど、バロックの詩人たちは夢にたとえた。」


Outreka@tokdtr2025年10月18日かつて読んだ哲学この本で哲学に入門した。学生時代、先生がディオゲネスの樽の場面を引用して君はこれを読むといいから一冊買いなさいと勧めてくれた。何者かになりたい、しかし何の自信もない劣等コンプレックスな私に、哲学の素養があるよと背中を押してくれたようで心から嬉しかった。 内容にはもちろん、ページを捲る手が震え顔が発熱するほど感動した。 本と向き合って思索する喜びと歴史の中で現在を生きるという生き方、その実践者たちがいるのだという希望を与えてくれた。





- 池田真吾@shingo_ikeda2025年8月9日かつて読んだ中学3年生の時に父に勧められて読み、大学では哲学を専攻することになった。哲学の流れを網羅する良質の入門書である。世の中に対して疑問を持ち、問いを立てることの大切さを教えてくれる1冊。


廣 亜津美@hiroatme2025年3月12日かつて読んだちょっと長いですが、哲学入門に素晴らしい小説。子供のころに読めるといいのですが、大人になってから読みました。2000年の映画版は、基本の流れはそのままですが、内容はちょっと薄めです。でも、入門としては役にたちます。































