どうせそろそろ死ぬんだし

64件の記録
- 加非@chioneko2025年6月27日読み終わった余命僅かな人々が集まった館で、人が死んだ。 これは自然死だろうか、それとも他殺だろうか。 しかし、他殺なら犯人は何故そんなことを? だって被害者は余命僅か。放っておいても、どうせそろそろ死ぬんだし……。 印象的なタイトル、興味を唆るあらすじ。 しかし、結果としては、全く面白く無かった……。そして、何より読みにくかった。全く誰にもオススメ出来ない。 小説には、オチや背景を知っていれば意味の分かる文章、見え方が変わる文章というものが存在する。 よくある 二度読みたくなる 系の小説で用いられる手法だ。 しかし、読んでいる側からすれば「どういう意味?なんか読みにくい……」となりがちなものでもある。 とはいえ、数が少なればそこまで気にはならないし、質が高ければ引っかかりもしない場合もある。 しかし本作はこういった文章が、質の高くないレベルで何度も登場する。 実は前作があり、重要な情報を自分は知らないままに読み進めているのではないか?と調べてしまうくらいに。そのため、非常に意味を理解しづらく、読んでいてストレスが溜まる。 とはいえ、仕掛けが秀逸なら、ストレスは解放されカタルシスにもなる。 しかし、本作にはそれがない。何故なら、トリックに全く関係のない仕掛け、もしくは見え透いている展開しか用意されていないからだ。 つまり、溜め込んだストレスに行き場はない。時間をかけて不満に変換されるだけだ。 他にも感情移入出来ない意味不明な登場人物や、それが言いたかっただけなのでは?と思えてしかたない普通なオチとか、言いたいことは沢山あるが……これくらいにしておきたい。
- 伊緒@i-o-i-o2025年6月3日読み終わった@ カフェとある山荘に招待されたのは、ゲストを除いて、みな余命宣告をされた人達だった。そんな中、メンバーの1人が突然死んでしまう。外傷はなく自然死の可能性が極めて高い状態だが、他殺の可能性は本当にないのだろうか?しかし他殺だとすれば、何故放っておいても死ぬ人を殺すのか? 設定が面白くて読み始めたけど、中盤から怒涛の急展開で面白かった。オチも秀逸で良かった。 なにより、タイトルがいい。「いつ死ぬかわからない」という現実に向き合う必要があるとき、「どうせそろそろ死ぬんだし」って言われたら、なんか気が抜けて、前を向ける気がする。
- り@ryohei_132025年5月16日読み終わった「館」ミステリーの文字につられたが、期待しすぎた。 オチ部分以外のテンポが悪く読みにくい。 会話が中心に物語が進むが話者が分かりにくい。 発想に文章力が追いついていない印象。 ラストも蛇足に思える。 こういうのもあるかぁと思うくらいで、賞や煽り文句に値するほどのものを自分は感じられなかった。
- アールミン・ことり@yuyuyu_kotori2025年4月10日読み終わったミステリ半分くらいで、ええっ?!もう少し読んで嘘ぉぉ?!しっかり騙されて楽しかった。犯人は小物すぎて、だからこそ軽い雰囲気には合っていたのかも。
- SU@real_ding_012025年4月7日読み終わったタイトル通り 死に関連した作品 読み手が急に消えたり、読み始めと終わりでキャラクターの印象が180°変わる面白さはあったが、最後急に中高生が書いたような文章を読んでいるような気がした。
- つきま@tkmydr2025年3月31日読み終わった読了。 「最初から読み直したくなる」の意図は伝わる。確かに〇〇の〇〇などに驚きはあるが、それがストーリーラインとして必要だったのかは少し考えてしまう。おもしろく光る部分は感じるものの、全体を通して物足りなさを覚えてしまった。
- 福子@fuku_s11202025年3月30日読み終わったタイトルとあらすじで面白そうだなと。 医療に関する用語や説明が多く出てくるので難しかった。自分が想像していた情景と結末が全く違ってて、それを踏まえて読み返してみようと思う。このタイトルの捉え方が読み始めと終わりで変わった気がする。
- りゅう@ryu08042025年3月13日読み終わったどうせそろそろ死ぬんだし #読了 探偵業を営む七隈は、余命宣告された人々が集う交流会のゲストとして、助手の律と共に別荘に招かれた。 そこで1人が不審死を遂げる。 自然死か殺人か。 殺人ならば、余命わずかな人間をなぜ殺したのか。 僕には合わない作品でした。