ほくほくおいも党
20件の記録
- ev@ev2025年11月20日読み終わったあまり語られない議員二世の家族小説。読んでいて政治に対する向き合い方を考えてしまった。二世の話ということで志村貴子さんの『そういう家の子の話』と合わせて読みたい。

- 村崎@mrskntk2025年10月27日読み終わった千秋!好き!😭抱きしめたい! 光が差し込んでくるようなラストがよかった。 むかし、亡き祖母がある党に入党していて、妹がその勧誘がよく家に来るのが嫌だったと言っていたことを思い出した。わたしより妹の方が、祖母はよく話していた気がする。あのころまだ政治のことなんてなにもわかっていなかったけど、そのことも含めて祖母であることをわかっていたら、話せなかったことも話せていたのかもしれないということを思った。 上村裕香さんは、ひとりの人の多面性を360度から描き出すのがとてもじょうずだと思う




nekomurice@nekomurice1232025年9月30日読み終わった表紙からほっこり系かと思ったら、がっつり重たいお話でした。政党員に限らず、自分は絶対正しい!って人の横にいるのは疲れるけど、それが親となると大変だな。活動家二世の苦悩について知ることができました。









旅するやまねこ舎@t_yamanekosha2025年9月13日読み終わった借りてきた@ 日吉の本だな(日吉図書取次所)最初の方を少し読んだ。 家族の物語なのね🍠 今日は第2話までにしておきます。 教条的◯◯主義はある種の宗教同様に、家族や身近な人を苦しめる。 戦後、米ソの冷戦構造下において、社会主義、共産主義思想が夢をもって語られた時代に生まれた子どもたちの物語か⁇


七@mi_sprout2025年9月9日読み終わったれっきとした言語、ことばに関する物語だった。千秋が自分のための言葉を獲得しつつあるのが嬉しいし、父親もほんとうの言葉を探そうとしているのがわかって良かった。


七@mi_sprout2025年9月6日読んでる「康太郎と雨」 康太郎が岩崎さんだということにすぐには気付かなかった。ゆっくり読んでるから人の名前がすぐに抜け落ちてしまう… 繋がりがわかった時は思わず第1話に戻った。なんか物寂しいような、あーこの青年が…ってやるせない気持ちになった。 千秋から見たら自分を党に誘ってくるめんどくさい人だった康太郎が、彼の視点に立ってみると、また違った人物のように見える。 「まなざし」がこの作品のテーマの一つなのだと分かる。

七@mi_sprout2025年9月1日読んでる左翼二世の話、というのは事前知識で知ってたけど、それでもすごい。安倍総理の襲撃事件のくだりで、なんでも2022年なのかがわかったし、うわすごい、って声出た。


yt@yt2025年8月2日読み終わったやられた。 予備知識なしで読めてよかった。 前作「救われてんじゃねえよ」と同じく、思ってた「ほくほくおいも党」では、またしてもなかった。 見てよこの表紙とタイトル! 甘党女子の日常系「ふつうの帰宅部」の話かと思うじゃん。 すべての子どもが親をまなざして生きており、今の時代感がなくては描けない、とだけの感想にして、あとは読んでください。 「あのひとは、家族に関心なんてない」(p122) 「この家には絶望的に会話が足りていなくて、でもだれもがその足りなさをどうにもできずにいた」(p208) 「おいも」にすら必然性があって痺れた。 歌野晶午のあのミステリは、思い出さざるを得ない。



















