労働者

労働者
労働者
海大汎
以文社
2025年2月25日
34件の記録
  • rimbock
    rimbock
    @rimbock
    2025年5月22日
    実際に自己開発や自己啓発、自己啓蒙、自己変革という名の自己道具化ないし自己手段化は、労働力が労働者自身にとっても利用・開発されうる対象であるかのような錯覚を引き起こす。 63ページ
  • rimbock
    rimbock
    @rimbock
    2025年5月14日
    労働者は一つの記号である、これが本書を貫く命題である。27ページ 労働と貨幣の結びつきからすべてが始まった、35ページ
  • rimbock
    rimbock
    @rimbock
    2025年5月9日
  • Neroli
    @reads_91-1
    2025年3月20日
  • 柿内正午
    柿内正午
    @kakisiesta
    2025年3月15日
  • 柿内正午
    柿内正午
    @kakisiesta
    2025年3月14日
    “労働身体における身体的・精神的・感情的諸能力は、はじめから記号化された個別的労働時間の枠内で発揮・発現されることが条件づけられている。そこでは指揮・管理・監督・統の主体としての労働身体と、その客体としての労働身体が同時に労働者の内面を構成することになる。このように労働者は、自分のなかに指揮者・監督者としての労働身体と、被指揮者・被監督者としての労働身体とからなる対極的・非対称的な二つのファクターを内面化するのであるが、その過程で多かれ少なかれ自己分裂に直面せざるをえない。いいかえれば、労働者は、二分された労働身体を統合すべき必要に迫られることになるのである ただし労働者自身の内面的な自己分裂の度合いが大きいほど、それを埋めようとするリアクションも強くなると考えられる。なぜなら、外部から刷り込まれた資本家的な労働身体をつねに意識するのは、労働者本人にとってもあまり愉快なことではないからである。それゆえ多くの場合、労働者は、両方の労働身体を統合する方式で、つまりそれらの対極性・非対称性を縮小する方式で、自己分裂の相対化を図るが、仮に両方の労働身体を統合することに失敗した場合、あるいは回避してしまう場合、身体的・精神的・感情的疲弊を余儀なくされることになる。” p.290
  • かわら
    かわら
    @roof_kawara
    2025年3月13日
  • rimbock
    rimbock
    @rimbock
    2025年3月12日
  • 濰
    @mimesisle042
    2025年3月10日
  • nogi
    nogi
    @mitsu_read
    2025年3月9日
  • chein
    chein
    @chein9
    2025年3月9日
  • Neroli
    @reads91-1
    2025年3月9日
  • “有史以来、労働する人間をいかに包摂し組織し管理するかは、奴隷制(主人-奴隷)や封建制(領王-農奴)、専制国家(君主・官僚-臣民)などを問わず、いわゆる支配階級の存続・繁栄に直結する問題であった。そこで、労働する人間は、圧倒的な力の優位への屈服を余儀なくされる。しかし、資本主義社会ではそうはいかない。その労働・生産過程は、政治的論理にではなく、経済的論理によって再編されるからである。そうなると、今度は労働する人間に対する包摂・組織・管理などのいわば経営活動は、人格的強制性によってではなく、非人格的合理性によってなされることになる。労働する人間が人格的隷属から解放されえたのは、そのためである。 これは一見、労働自体が政治(外的強制)の問題から経済(合理的選択)の問題に一変したかのような錯覚を引き起こす。だが、それは、マルクスが的確に指摘しているように、「個々の雇い主が絶えず替わることによって、また契約という擬制によって、維持される」、「賃金労働者の独立という外観」にすぎない。資本主義社会においては、労働する人間に対する包摂方式は決してそれ以前の社会体制のそれとは相容れないが、包摂された存在が多かれ少なかれ包摂する存在の存続・繁栄に奉仕し、またその限りにおいてそれ自身(やその家族)のライフを保障されるという側面——いわば生の他律性——では、それ以前の社会体制とさほど変わりはないといわざるをえない。” p.119-120
  • yoshi
    yoshi
    @yoshi
    2025年3月8日
  • 神殿
    @shinden
    2025年3月8日
  • 出勤前の『ロマン』が終わっちゃって、次の朝どうしようかな、と決めかねつつ、今朝はこれ。しかしこれは時間とってがっつり進めたいな。
  • “労働者は、資本によって用いられる人間化された生産手段であり、またそれはマルクスも指摘しているところである。だが、その側面だけでは労資関係は持続されない。どこか歪んだ認識の持ち主を除けば、自分が他者の目的のために道具化・手段化されているという事実を毎瞬間ごとに自覚させられて平気でいられる人間はおそらくいないだろう。 マルクスが述べているように、「生産様式の変革」、いいかえれば資本による労働・生産の組織化はたしかに、「労働者をゆがめて一つの奇形物にしてしまう」のであるが、だからといって労働者も、ただ従順に「奇形物」になってくれるわけではない。労働者は、「奇形物」としての自己の姿と直面しないためにも、反照的仮想、つまり小資産家・小経営者としての自己像に拘泥せずにはいられない。このような傾向が徐々に社会的意識・観念として一般化されるにつれて、労働や労働力につきまとうイデオロギーは、疑う余地のない現実として認識されるようになる。そこから能力主義(ルビ:メリトクラシー)といった単なる社会的通念も一つの時代精神を形成するに至る。” p.78
  • きむのう
    @kimunou
    2025年3月8日
  • お、面白え……!
  • @knuzrg
    2025年3月6日
  • 新刊チェックをしているときに「柿内さんだな〜」と思っていたら、まさに入荷日にやってきた柿内さんによって買われていった。
  • 新刊チェックをしているときに「柿内さんだな〜」と思っていたら、まさに入荷日にやってきた柿内さんによって買われていった。
  • 新刊チェックをしているときに「柿内さんだな〜」と思っていたら、まさに入荷日にやってきた柿内さんによって買われていった。
  • この本を棚に見つけたとき、関口さんは僕のために仕入れてくれたんだな、と思い込んだ。
  • 翠
    @sui
    2025年3月6日
  • もり
    もり
    @molliws
    2025年3月6日
  • たま子
    たま子
    @tama_co_co
    2025年2月24日
  • 柿内正午
    柿内正午
    @kakisiesta
    2025年2月19日
    これは買うだろうな〜
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