曾根崎心中 新装版
26件の記録
石鹸@sekken032026年3月29日国宝で主人公が演じたのが話題、曽根崎心中を角田光代さんが小説にしたもの。実際は江戸時代大流行した人形浄瑠璃である。 「死ぬる覚悟がぁ〜聞きたぁ~い〜」は無かったけど、お初と徳の純粋な恋愛模様に図らずも泣いてしまう。 江戸時代も令和の時代も変わらず…とはいかない。この時代には身分違いの恋愛では死なねばならん。好きな人と結ばれるために死ななくていいこの時代に感謝せねばならない。
松田茉莉@cotomato2026年3月12日買った読み終わった近松門左衛門の曽根崎心中は教科書でしか知らなかった。去年国宝で、映画内で歌舞伎の演目でを観て、角田光代が令和に小説として発表したこの本を手に取る。能とか狂言のイメージだったんどけど、人形浄瑠璃の世話物という分野を確立したらしい。習ったのかもしれないけど、大人になって興味持たないとわからないというか、読んだり調べたりしなかったな。角田光代さんの柔らかく、切羽詰まったお初の心の中が、沁みるように痛いところをついてくる。心中するほどの恋って読むぶんにはいいけど、本当に命焼け切るような情熱と愛情なんだろうな。

うさこ@usa_usako2026年3月7日読み終わった借りてきた@ カフェ初、お初よ。あなたが生きたこと、生き抜いたこと、しっかと受け取ったからね。無念のうちに死んでいった姐さんたちに背をおされ、手を引かれ、死ぬことでしか己の生を全うできなかったこと、何を恨めばいいかわからずやりきれないけれど、徳兵衛が善人か悪人か初の後を追ったのかなどもはやどうでもいい、あなたがあなたなりの人生を貫いたというそれだけで私は十分です。若さ故の過ちとも恋は盲目とも思いません。彼女は自身の尊厳を守ったのだと思います。
☾@__youl2026年2月18日読み終わった今更ながら国宝を観たので。 言葉が分からなくて内容さっぱり...ということもなく、やっぱり角田さんの文章って心をぐっと掴まれる感じがある。 読了後なかなか本の世界から脱出できない。 一気よみー
4分33秒@4332026年2月10日読み終わった映画『国宝』を見た話をしたら「曽根崎心中の現代語訳は角田光代がいい」と勧められたので読み始める。 初っ端から、朦朧とした夢うつつの感覚とか、遊女たちの低いざわめきとか、場の空気がまるごと身体に届いてくるものがある。 このまま読み進めたら、自分がどうかなっちゃうんじゃないかと心配しながらも、オチを知ってるからこそ目が離せない。命懸けの恋に、正しく没入。 終盤、この生地獄から解放されたいっていう覚悟に至る諦念が、結末に向かって加速しながら、次々と現世のしがらみを剥ぎ取っていく。 その果てにある道行は、絶望の終幕でも、転倒した救済でもなく、純化された二人の世界が成就する、一生に一度の晴れ舞台なのだ。
みるるん@quruume2026年1月29日読み終わった国宝で曽根崎心中が出てきて、遊女と長人の心中物か、ぐらいの知識しか無かったので、この機会にと思って購入。文章量がそんなに多くないので、読みやすい。お初と徳兵衛が抜き差しならない関係になってゆく展開が、角田光代のやわらかいけど繊細な文体とマッチしていて、かなり没入して読めた。今世で添い遂げるには心中しかない…となる二人の切実な恋心思わず共感してしまう。今まで色んなエンタメから遊郭や遊女についての知識はある程度得ていたけど、改めて原点に出会ったという感じで、かなり食らった。良すぎた。何回も読み返したくなる。
noripiii@quadspin_norimusubi2025年12月21日読みたい国宝見終えたところで、また売れるんだろうな…今野書店に平積みされてた、やっぱ買おうかな…こうやってまた年末年始の積読が幸せに増えてゆくのですよ… そしてたまたまfuzkueで座った席の目の前の本棚にもささってたから、これは読めということに違いない。
たご@clan_19672025年11月20日読み終わった『国宝』を観たが、そういえば曾根崎についてはあらすじくらいしか知らなかったので。 橋の向こうに出られたのだから、どこか遠くで、2人でつましく暮らしていく道もあったろうが、美しいしいまま、死にたかったのだろう。最期に見たひとだまは、2人を導いてくれたのか、さらっていったのか。










