「能力」の生きづらさをほぐす

29件の記録
- ev@ev2025年7月31日読み終わった能力主義に対する疑問は確かに納得できるものであり、未来や正解はわからないというのも確かに。ただそういう世界で生きていくのもなかなかハードだなぁと思ってしまう。
- m@__lily742025年7月26日読み終わった最近気になっていた勅使河原さんの本。意識していなかったけれど、『急に具合が悪くなる』に続いて手に取ったら、偶然、磯野真穂さんつながりだった。 磯野さんの「伴奏者からの言葉」は、『急に具合が悪くなる』と対応しているところがあった。続けて読めたことに感謝を。
- みるこ@usagi3072025年7月18日読み終わった借りてきた「最善、最短、最速のために私は生きていない」 (p.248) 市場で生きていくには競争に勝つことが必要で、そのためにはあれを磨けとかこれを磨けとか、とかく欠乏が煽られる。欠乏を埋めたら、それで少し生き残れる気がする。でも競争はまだまだ続くので、また次の欠乏を探して埋める。性分的に埋まらない欠乏もある。ずっと足りない。苦しい。 こういう本が出てきたんなら、何か変わっていくかな、と希望を持ちつつ、最終的に「私やっぱ人間関係構築力低すぎ、ダメだわ」って気持ちになっちゃった。 でも同時に、低いけど無じゃないわけだし、それでなんとかがんばっていこう、と思ったのも、この本を読んだからかなと思う。読んでよかった。
- まいまい@mai2_YOUTRUST2025年7月6日能力主義組織開発p.256 能力開発の陰で置き去りになる「関係性」 より高みへ(序列化)、よりオールラウンダーに(万能化)、縦に横にと触手を伸ばす「能力」。競争に勝つことを謳う商品は絶えず売り出され、果てしなく「あなたにはこれが足りない・あれが足りない」と「欠乏」を突きつけてくる。 (中略) 「能力」が光を浴びれば浴びるほどに、影の存在感は増している。大病をして改めて、今ここにしかと「あって(在って)」、じられるのは結局、「私」、そして隣りにいてくれる「あなた」という存在なのだと思う。優劣のある「能力」でも、どこかの誰かが甘美に提唱する「幸福」でもない。 これからもさまざまな社会不安は避けがたいだろう。そんな窮地においてはなおのこと、答えが欲しくなるもの。しかし、「これからの時代は〇〇力!これがあれば大丈夫」などと声高に叫ぶ必要はない。いや、叫ぶほどに苦しいので終わりにしたい。足元と、すぐ隣に目をやってほしい。今ここにすでに生きている自己と他者。それ以上なにを望もうか。
- 本の蟲@bug_06072025年7月6日読み終わった"所詮は、「能力」は周囲との関係次第。誰となにをどうやるかで「能力」の見え方はコロコロ変わる。" この言葉、とても刺さった。勅使河原さんの本は私の中の「能力の呪い」を解いてくれる。まだ完全に解けてはないけど、いくぶんか生きやすくなった。