「能力」の生きづらさをほぐす

18件の記録
- まいまい@mai2_YOUTRUST2025年7月6日能力主義組織開発p.256 能力開発の陰で置き去りになる「関係性」 より高みへ(序列化)、よりオールラウンダーに(万能化)、縦に横にと触手を伸ばす「能力」。競争に勝つことを謳う商品は絶えず売り出され、果てしなく「あなたにはこれが足りない・あれが足りない」と「欠乏」を突きつけてくる。 (中略) 「能力」が光を浴びれば浴びるほどに、影の存在感は増している。大病をして改めて、今ここにしかと「あって(在って)」、じられるのは結局、「私」、そして隣りにいてくれる「あなた」という存在なのだと思う。優劣のある「能力」でも、どこかの誰かが甘美に提唱する「幸福」でもない。 これからもさまざまな社会不安は避けがたいだろう。そんな窮地においてはなおのこと、答えが欲しくなるもの。しかし、「これからの時代は〇〇力!これがあれば大丈夫」などと声高に叫ぶ必要はない。いや、叫ぶほどに苦しいので終わりにしたい。足元と、すぐ隣に目をやってほしい。今ここにすでに生きている自己と他者。それ以上なにを望もうか。
- 本の蟲@bug_06072025年7月6日読み終わった"所詮は、「能力」は周囲との関係次第。誰となにをどうやるかで「能力」の見え方はコロコロ変わる。" この言葉、とても刺さった。勅使河原さんの本は私の中の「能力の呪い」を解いてくれる。まだ完全に解けてはないけど、いくぶんか生きやすくなった。