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不立文字文文
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@huryumonji_ayahumi
最近は過去に読んだ本を読み直したり、書店で気になった本を買って読んでます。 よろしくお願いします。
  • 2026年5月19日
  • 2026年5月18日
    植物はなぜ動かないのか
    自分の意志で新書を買ったのは、この本が初めてかもしれない。 中学、高校の理科で習う植物の話から、植物が海から陸に上がってきたのはいつ頃か、植物はどのように種を遠くまで移動させるのかということが、非常にわかりやすく解説されている。 今度時間があるときに、読書ノートとは別にこの本の内容を学習ノートみたいに書き写してみようと思う。 そのくらい、良い本を買ったと思った。
  • 2026年5月5日
    植物誌
    植物誌
    学生時代に植物の事について学ぶ事が多かった為、大人になった今でも植物の事が書かれてる本を見かけるとつい手に取ってしまう。 この本もそうだった。 本文から著者のあとがき、エッセイから解説まで含めると全部で241ページあるが、本文の左半分は著者の草花の絵で構成されているので、字ばっかりの本はつまんないよ、って人にもおすすめしたい。 その絵も、白黒ながら様々な技法で描かれてるので、草花の特徴をきちんと捉えていて非常に見応えがある。 デジタルが主流じゃない時代にここまで繊細な絵が描ける事に驚きを隠せない。 本をめくりながらスマホやパソコンで検索した植物の写真を見比べてみるのも面白いかもしれない。 〈宝石の国〉でおなじみの、市川春子先生のエッセイも載っているので、気になる人は是非取ってみて欲しい。 彼女特有の観察眼や着眼点で、草花の生態や著者の人物像が書かれているので、そこも面白い。 この本にはサフランの事が書かれているページがあり、著者の佐藤達夫はサフランとクロカス(クロッカス)の扱いの差について不満を持っていると思われる内容の文章が綴られているのだが、宝石の国ではサフランとクロカス、両方の性質を併せ持つ植物が登場する。 二つの作品を読み比べて見ると『おっ!』っとなる事間違いなしだろう。
  • 2026年5月3日
    アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー
    トクナガという動画投稿者さんが投稿している、『【百合自論】にわか百合作品好きですが、「百合作品」の良さについて語らせていただきます』という動画の事がずっと頭から離れなくて、今年の5月1日に買った本。 その動画でこの本は紹介されていなかったのだが、見向きもしなかった百合小説を手に取るきっかけになった。 百合とSFを扱ったアンソロジー小説だ。 積読本を含めて自分が把握している、もしくは購入している作品の中では、人生で初めての百合作品かつ、初めての恋愛作品、だと思う。 なんとこの本、世界初の百合SFアンソロジーと宣伝していた。 短編集というのもあり、非常に読みやすく、SF初心者も手に取りやすい本だと思う。 思わず三日で読み終わってしまった。 中でも一番素晴らしかったのが、大正時代女性の間で流行った、上級生と下級生が擬似姉妹のような親密な関係を築く文化「エス」と、吸血鬼をモデルにした人外を組み合わせた「彼岸花」だった。 登場人物二人の交換日記が内容の半分以上を占めているので、小説を読み慣れていない人にもおすすめできる。
  • 2026年4月18日
    プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方
    小説やシナリオを書いたりなんかの創作をしたいけど、やり方が分からなかったり、物語の整理が苦手だって人は絶対に読んだほうが良い本。 箱書のやり方や登場人物のキャラクター(個性)の書き方とか、徹底して細かく書いてるので、クリエイターの悩みに対する解決方法が一通り書いてあると思った。 自分も創作を趣味にしている人間なので、読書の傍らメモを取っていた。 とても勉強になった。
  • 2026年4月17日
    文庫版 地獄の楽しみ方
    自分が初めて読んだ京極夏彦の本がこちら。 『これだけ本が分厚いと、作中で自分も出てくるんじゃないか?』と錯覚するほどに分厚い作品を書くことで有名な作者が出してる本の中では、一番薄い本なのではないかと思ってる。 『言葉はデジタル、だから不完全』という項目は目から鱗だった。 自分の中では、なんとなく言葉はアナログなイメージを持っていたから。 薄いながらも作者の、地獄という社会の生き方と考え方がたっぷり詰まってるので、自己啓発本を読むまではいかずともぼんやりとした不安を持ってる人間は読んだほうが良いと思う。
  • 2026年4月12日
    変身
    変身
    100ページちょっとしか無いのに内容が濃くて読むのに2日かかってしまった。 主人公が何も悪い事してないのにいきなり成人男性ほどの大きな虫に姿が変わっていたところから始まる物語なんだが、ラストは主人公の視点から見ればバッドエンドっぽい。 理不尽な現実と人間のたくましさが絶望と希望を運んでくる奇妙な話だった。 主人公が父親から投げつけられた林檎が原因で、どんどん弱っていって、最後に息を引き取る描写が本当に悲しかった。
  • 2026年4月8日
    もの思う葦
    太宰治が自分の作品に対する評価とか、日々思った事を書き綴っているような内容の作品。 内容は当たり前に良いとして、この表紙も素晴らしい。 太宰治が当時何を思いながら作品を書いていたのか知りたい人は絶対に読んだほうが良い。
  • 2026年4月5日
    宝石の国(1)
    随分前に全巻読んだ。 この人の描く短編集の植物や虫が好きだから続いて買ってみたけど、なんていうか……あまりにも悪い意味で人間臭いドロドロな空気が描写されてて本当に終始苦しかったのは覚えてる。 人間の立場として宝石達にアドバイスができるなら『お前らもうちょっと会話しろよ』だ。 作者特有の『純文学のようなあえて描写しない技法』が長編で仇になった感じがする。 もっと、なんていうか、会話劇と心理描写が見たかった。 そのくらいもどかしい。 ラストの展開を見た後も『これで、良かったんだよなぁ……!?』みたいな気持ちがずっとまとわりついてた。 アレはアレで救いなんだろうけど。 今でもこの作品のファンとアンチの境界線を反復横跳びしてる。
  • 2026年4月4日
    寝てもサメても 深層サメ学
    寝てもサメても 深層サメ学
    サメに狂ってた時に買った本。 装丁やデザイン全てにサメへの愛に溢れてて大好き。
  • 2026年4月4日
    昆虫はすごい
    昆虫はすごい
    自分が持っている唯一の新書。 変わった生態の虫が知りたければおすすめの一冊。
  • 2026年4月4日
    ライ麦畑でつかまえて
    ライ麦畑でつかまえて
    中学生の時に某暗殺漫画がきっかけで知った本。 当時英語版と見比べて読んだけど、お恥ずかしながら英語版の内容はさっぱり覚えてない。 主人公がタメ口で読み手に語るように物語が進むのが当時の自分には斬新で、一気に読んでしまった。
  • 2026年3月28日
    化物語(上)
    化物語(上)
    私が小学生の頃にこの作品のアニメが放送されていたのだが、当時の私はこの作品に出てくる独特のキャラクターや、容赦なく出てくるゴア表現を見て『あ、これは私のようなガキが見てはいけないタイプのアニメだ』と思い、それ以来一切関心を示さなかった。 時が過ぎて、この作者の言葉遊びが評判だという話を聞き、成人してからやっとこの本に手を伸ばした。 この本を読んだ経験を経て、一番最初に衝撃的だったのは、『この本を読んだ後に、作者以外の人間が書いた作品を読むと、驚くほど読みやすい』という事だった。 こんな事を書いてしまうと、この作者のファンとかファンじゃないとか関係なく、悪口と捉えられそうだと思うので一応言っておくが、悪口ではない。 決して、この本が読みにくかったわけではない。 寧ろ巧みな言葉遊びを入れておきながら、それを読み手に苦と思わせない構成力が実に天晴だと思った。 ただ難しい言葉を並べ立てた文章とはそこが違う。 でも、私の体は正直だったんだろう。 この本を読んだ後は頭に情報が一発で入ってこなくなるほどの疲労感に襲われた。 私は読書をする時は基本的に飲み食いはしないようにしているが、読むなら休日に、定期的に水分補給をして、飴とか手が汚れないようなお菓子を食べながら、ゆっくりと読むべきだろうと思った。
  • 2026年3月28日
    不道徳教育講座
    不道徳教育講座
    要は『弱さの克服こそ人間の生き方そのものであり、克服せずにありのままで居続けるのは怠慢である』というのが著者である三島由紀夫の美学というか、哲学なのかな、と思う。 数年前に流行った曲の『生きることとは変わり続けることだ』という歌詞を思い出した。 まぁ、人間そんなに簡単に弱さなんて克服できないし、変われないから大いに悩むのだが、そこは三島由紀夫本人も重々承知の上で語ってる事も感じ取れる。 時代が時代というのもあって、ジェンダー的な視点で見るとん?ってなる所がいくつか存在するのだが、読めば読むほど自分の心に刺さる言葉が出てくる上に、話の構成や言葉遣いが上手くてスルスル読めてしまう、不思議な本だ。 男らしさとは、女らしさとは、善悪とは、道徳とは……という疑問に対して、めちゃくちゃ論理的にシンプルな言葉を使って説明してくれているので、『自分って何を目標にして生きたら良いんだろう……』とか『どうやって人間と接すれば良いんだろう?』とか『世渡りが下手過ぎて、息抜きの仕方とかよく分かんねぇよ』みたいな、悩みが多い人間は老若男女関係なく、絶対に読んだ方が良い。 但し、皮肉として書かれている話もあるので、鵜呑みにするのは危険だ。 この本は話が全部で怒涛の69章あるが、一つ一つは短いので、一日10章ずつじっくり読めば一週間くらいで読み終わる計算になる。 久しぶりに心動かされる本に出会えてよかった。 因みに著者の三島由紀夫は、太宰治の事を嫌っていた事は結構有名な話なのだが、彼ら二人の考えていた悩みや弱さというのは、根本的に似ていたのかなと思ったりした。
  • 2026年3月24日
    歌行燈/高野聖改版
    山月記でおなじみの中島敦が言っていた、『日本人に生れながら、あるいは日本語を解しながら、鏡花の作品を読まないのは、折角の日本人たる特権を抛棄しているようなものだ。』という言葉を学生の頃に知った時に買って積んでおいた物を、ようやく読み終えた。 中島敦がそう言っていた理由がわかる。 文章から湧いて出てくる情報がとにかく多い。 四方八方から情報が飛んでくる。 『現実世界なら泉鏡花が生きていた時代でもこんな言い回しする人間中々いないだろ』って思いながらも、それが大きな違和感に繋がる事がないのが不思議だった。 ちょっと読みにくいなと思う人は、YouTubeにある朗読を聞きながら読むと良いと思う。
  • 2026年3月17日
    人間失格
    人間失格
    12歳の頃に新潮文庫の方を読んだけど、最近ちくま文庫から出た新しい方も装丁がとても綺麗だったので、読む用と観賞用に2冊購入。 高校生の読書感想文でこの作品の事を書き、銅賞をもらったのは良い思い出。 初めて読んだ時の衝撃はすごかった。 (それは世間が、ゆるさない) (世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?) (そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ) (世間じゃない。あなたでしょう?) (いまに世間から葬られる) (世間じゃない。葬むるのは、あなたでしょう?) 世間知らずの小学生だった私が、この部分を読んで最初に思ったのは、『あ、それ公の場で口に出して(本に書いて)良い事なんだ』という事だった。 当時私は、自身の周りで起こる教師からの体罰や同級生からのいじめなどの問題があって、人間関係にずっと悩まされていたのもあって、個人とは、団体とは何かずっと考えていた(恐らく私達の世代が体罰を受けた事のある最後の世代だと思う)。 大人になってから再度読んで見ると、主人公の事を碌でもない人間だと感じるようになったが、それでも、どうしても嫌いになれない。 今でもこの作品は、私の心の炎だと断言する。
  • 2026年3月7日
    ハリー・ポッターと賢者の石 1-1(静山社ペガサス文庫) (ハリー・ポッターシリーズ)
    学生の頃、スクールバックにハードカバータイプのこちらを何冊も入れて持ち運んだほど大好きだったのを文庫本で買って読んでる。 内容は映画にもなったから読んでない人も大体は分かってると思うが、こちらが原作。 主人公ハリーがメインの三人称一元視点の物語で、壮大な世界観の描写から皮肉の効いた言葉選びまで、読み手が飽きない構成で非常に面白い。 普通の文庫本より少し背が高いから、それに合うブックカバーを探している。
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