
不立文字文文
@huryumonji_ayahumi
最近は過去に読んだ本を文庫本で買い直して読んでます。
よろしくお願いします。
- 2026年4月8日
もの思う葦太宰治買った読んでる読み始めた太宰治が自分の作品に対する評価とか、日々思った事を書き綴っているような内容の作品。 内容は当たり前に良いとして、この表紙も素晴らしい。 太宰治が当時何を思いながら作品を書いていたのか知りたい人は絶対に読んだほうが良い。 - 2026年4月5日
宝石の国(1)市川春子読み終わった随分前に全巻読んだ。 この人の描く短編集の植物や虫が好きだから続いて買ってみたけど、なんていうか……あまりにも悪い意味で人間臭いドロドロな空気が描写されてて本当に終始苦しかったのは覚えてる。 人間の立場として宝石達にアドバイスができるなら『お前らもうちょっと会話しろよ』だ。 作者特有の『純文学のようなあえて描写しない技法』が長編で仇になった感じがする。 もっと、なんていうか、会話劇と心理描写が見たかった。 そのくらいもどかしい。 ラストの展開を見た後も『これで、良かったんだよなぁ……!?』みたいな気持ちがずっとまとわりついてた。 アレはアレで救いなんだろうけど。 今でもこの作品のファンとアンチの境界線を反復横跳びしてる。 - 2026年4月4日
- 2026年4月4日
- 2026年4月4日
ライ麦畑でつかまえてジェローム・デーヴィド・サリンジャー,野崎孝読み終わった中学生の時に某暗殺漫画がきっかけで知った本。 当時英語版と見比べて読んだけど、お恥ずかしながら英語版の内容はさっぱり覚えてない。 主人公がタメ口で読み手に語るように物語が進むのが当時の自分には斬新で、一気に読んでしまった。 - 2026年3月28日
化物語(上)VOFAN,西尾維新読み終わった私が小学生の頃にこの作品のアニメが放送されていたのだが、当時の私はこの作品に出てくる独特のキャラクターや、容赦なく出てくるゴア表現を見て『あ、これは私のようなガキが見てはいけないタイプのアニメだ』と思い、それ以来一切関心を示さなかった。 時が過ぎて、この作者の言葉遊びが評判だという話を聞き、成人してからやっとこの本に手を伸ばした。 この本を読んだ経験を経て、一番最初に衝撃的だったのは、『この本を読んだ後に、作者以外の人間が書いた作品を読むと、驚くほど読みやすい』という事だった。 こんな事を書いてしまうと、この作者のファンとかファンじゃないとか関係なく、悪口と捉えられそうだと思うので一応言っておくが、悪口ではない。 決して、この本が読みにくかったわけではない。 寧ろ巧みな言葉遊びを入れておきながら、それを読み手に苦と思わせない構成力が実に天晴だと思った。 ただ難しい言葉を並べ立てた文章とはそこが違う。 でも、私の体は正直だったんだろう。 この本を読んだ後は頭に情報が一発で入ってこなくなるほどの疲労感に襲われた。 私は読書をする時は基本的に飲み食いはしないようにしているが、読むなら休日に、定期的に水分補給をして、飴とか手が汚れないようなお菓子を食べながら、ゆっくりと読むべきだろうと思った。 - 2026年3月28日
不道徳教育講座三島由紀夫買った読んでる読み始めたまだ読んでるまだ半分も読めてないので上手く言えないのだが、要は『弱さの克服こそ人間の生き方そのものであり、克服せずにありのままで居続けるのは怠慢である』というのが著者である三島由紀夫の美学というか、哲学なのかな、と思う。 数年前に流行った曲の『生きることとは変わり続けることだ』という歌詞を思い出した。 まぁ、人間そんなに簡単に弱さなんて克服できないし、変われないから大いに悩むのだが、そこは三島由紀夫本人も重々承知の上で語ってる事も感じ取れる。 時代が時代というのもあって、ジェンダー的な視点で見るとん?ってなる所がいくつか存在するのだが、読めば読むほど自分の心に刺さる言葉が出てくる上に、話の構成や言葉遣いが上手くてスルスル読めてしまう、不思議な本だ。 男らしさとは、女らしさとは、善悪とは、道徳とは……という疑問に対して、めちゃくちゃ論理的にシンプルな言葉を使って説明してくれているので、『自分って何を目標にして生きたら良いんだろう……』とか『どうやって人間と接すれば良いんだろう?』とか『世渡りが下手過ぎて、息抜きの仕方とかよく分かんねぇよ』みたいな、悩みが多い人間は老若男女関係なく、絶対に読んだ方が良い。 但し、皮肉として書かれている話もあるので、鵜呑みにするのは危険だ。 この本は話が全部で怒涛の69章あるが、一つ一つは短いので、一日10章ずつじっくり読めば一週間くらいで読み終わる計算になる。 久しぶりに心動かされる本に出会えてよかった。 因みに著者の三島由紀夫は、太宰治の事を嫌っていた事は結構有名な話なのだが、彼ら二人の考えていた悩みや弱さというのは、根本的に似ていたのかなと思ったりした。 - 2026年3月24日
歌行燈/高野聖改版泉鏡花読み終わった山月記でおなじみの中島敦が言っていた、『日本人に生れながら、あるいは日本語を解しながら、鏡花の作品を読まないのは、折角の日本人たる特権を抛棄しているようなものだ。』という言葉を学生の頃に知った時に買って積んでおいた物を、ようやく読み終えた。 中島敦がそう言っていた理由がわかる。 文章から湧いて出てくる情報がとにかく多い。 四方八方から情報が飛んでくる。 『現実世界なら泉鏡花が生きていた時代でもこんな言い回しする人間中々いないだろ』って思いながらも、それが大きな違和感に繋がる事がないのが不思議だった。 ちょっと読みにくいなと思う人は、YouTubeにある朗読を聞きながら読むと良いと思う。 - 2026年3月17日
人間失格太宰治12歳の頃に新潮文庫の方を読んだけど、最近ちくま文庫から出た新しい方も装丁がとても綺麗だったので、読む用と観賞用に2冊購入。 高校生の読書感想文でこの作品の事を書き、銅賞をもらったのは良い思い出。 初めて読んだ時の衝撃はすごかった。 (それは世間が、ゆるさない) (世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?) (そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ) (世間じゃない。あなたでしょう?) (いまに世間から葬られる) (世間じゃない。葬むるのは、あなたでしょう?) 世間知らずの小学生だった私が、この部分を読んで最初に思ったのは、『あ、それ公の場で口に出して(本に書いて)良い事なんだ』という事だった。 当時私は、自身の周りで起こる教師からの体罰や同級生からのいじめなどの問題があって、人間関係にずっと悩まされていたのもあって、個人とは、団体とは何かずっと考えていた(恐らく私達の世代が体罰を受けた事のある最後の世代だと思う)。 大人になってから再度読んで見ると、主人公の事を碌でもない人間だと感じるようになったが、それでも、どうしても嫌いになれない。 今でもこの作品は、私の心の炎だと断言する。 - 2026年3月7日
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