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かいわれ
かいわれ
@inkaiware
ノンフィクション・新書・小説を好んで読みます。辻村深月先生の大ファン。
  • 2025年12月28日
    保守主義とは何か
    大変勉強になった。理念に基づく社会改造を目指す進歩主義との対抗関係の中で、どのような秩序や権威を守りつつ、漸進的な社会改良を目指すのが保守主義である。 対フランス革命、対社会主義、対大きな政府と欧米における急進的な社会改造に対し、保守主義が何をどのように守ろうとしたのか、明瞭に理解できた。 翻って日本においては、何を守るべきかという理念が曖昧であり、状況への適応という側面が強い。 その理由も宗教的歴史的な違いがあってのこと。 宇野先生の別の本も読み政治思想への理解をさらに深めたくなった。
  • 2025年12月26日
    この夏の星を見る
    文庫版上下読了。 コロナで行動を制限されてた、忘れかけてたあの頃の空気がギュッと詰め込まれていた。 そんな中での葛藤、そして青春を辻村先生の優しい筆致で包み込んでくれる。
  • 2025年12月24日
    反共と愛国
    民社党は反共を旗印に時に自民党より右派・タカ派の安全保障政策を打ち出す一方、労組(同盟)を支持基盤に福祉国家建設や全国民中産階級化を掲げ、経済政策では大きな政府路線を取り、階級政党を志向した社会党よりもイデオロギー色の薄い立ち位置を形成していた。 経済政策では公明党との差異化に苦しみ、安全保障政策では自民党の補完勢力と見なされ、中小政党のまま新進党への合流で解党を迎えた。 今も脈々と民主党系、自民党系、右派論壇等々、各所に民社系人材は活躍しており、また打ち出した方向性で政策がこれまで基本的に概ね実現していることもあり、「役割を達成したからこその解党」との受け止めも関係者の中では根強いとのこと。興味深い。 『戦後史の中の日本社会党』と併せて読むと、戦後の野党についての理解が深められると思う。 併せて労働運動や労組についての理解を概略から深めたい。何か良い本がないか探してみよう。
  • 2025年12月22日
    近畿地方のある場所について(1)
    カクヨムと多少内容が違うということで読みました。最近のモキュメンタリーホラーで一番好き。
  • 2025年12月22日
    推し、燃ゆ
    推し、燃ゆ
    今年読んだ小説の中で一番良かった。
  • 2025年12月18日
    GROWTH
    GROWTH
    GDPという尺度と経済成長を絶対視し過ぎている。 まずはこれが最大のポイントであると思う。 そして成長論について。 資本主義や経済成長は人々の生活を豊かにし、貧困や疫病といった恐怖から人々を解き放ってきた。 同時に脱成長主義者の言う、気候変動や格差拡大などの問題点は無視できるものではない。 資本主義の持つ市場機能は強力で有効なものであるので、それを道徳的な方向に活かせるよう、税制や各種制度の建て付けで誘導できないか、というのが本書の主張。 そのためにも代議士にお任せの代表型の民主主義だけではなく、市民参加型のミニ・パブリックや市民会議の手法を用いる審議型の民主主義を取り入れる必要性に触れている。 馬車馬のように働く(働かされる)労働者が、果たして審議型の意思決定に参加する余裕があるのか。そうした余裕を作るために経済成長を重視し過ぎないことが大切、という論旨でもあるのかなと思いつつも、現実的ではないなとこうした「ボトムアップ型で熟議を重ねる民主主義」な理想論を見ると思ってしまう
  • 2025年12月15日
  • 2025年12月10日
    ババヤガの夜
    柳のキャラが好き。 エンタメ小説としてたのしい。
  • 2025年12月10日
    現代思想入門
    現代思想入門
    時間をかけたものの、読了。 二項対立からの脱構築、フロイトの精神分析など、知ったことで日常生活で当たり前だと思っていた秩序を一歩引いた目線で見られるようになった。気がする。 付録の現代思想の読み方が面白い。思想家や頭のいい先生はこんな風に難しい文章を読み解いているのかと知らない世界を覗き見た感覚。本物の知性は遠い。
  • 2025年12月9日
    管理職の戦後史 栄光と受難の80年
    タイトルの通り『管理職の戦後史』だった。 戦後間も無くは管理職も労組に加入し、労働争議の中心にいたとは意外だった。最近労働組合について知りたいと思っていたので、思わぬ収穫。 後半は裁量労働制、ホワイトカラー・エグゼンプション、高プロと"管理職的な仕事"に対する法規制ないしは規制緩和についての立法過程等に焦点を当てて論じられているが、細かすぎる感は否めない。 社労士を勉強したこともあったので、論点を把握しながら興味深く読み進められたが、新書として知識を大掴みに得たいと考える方には不親切にも思える。 恐らくは帯が不適当。 本書の目指すところは管理職(管理監督者、使用者の利益代表者)の法的位置付けの変遷や立法過程の議論を紐解き、管理職の法的保護が弱いという問題点を浮き彫りにする、という目的であると認識しているが、あまりそうした印象を受けない帯になっている。 しかしながら、硬派な内容を新書で手軽に読めるのは素晴らしいし、ありがたい。働き方や労働法全般に興味のある方、人事労務のお仕事をされている方などにはぜひおすすめをしたい一冊。次の働き方改革の議論は管理職に移るかも、と思わされた。
  • 2025年12月8日
    穢れた聖地巡礼について
    最近のホラーブームの中では背筋さんの書く話が断トツで私好み。 今作もじっとりした嫌な空気。人怖要素も濃く背筋を凍らせながら読めた。
  • 2025年12月7日
    地平2024年9月号: ジャーナリズムをさがせ
    「地平」一度読んでみたかったので、過去号だけれども興味のあるジャーナリズム特集を買ってみた。 この時代に新たな総合雑誌を創刊、ということ自体が面白いし、執筆者も内容もリベラルに尖っていて読み応えがあった。 今後も興味のある特集の時は買ってみよう
  • 2025年12月5日
    記者迫害
    記者迫害
    ジャーナリストとして生きることとはどういうことなのか
  • 2025年12月5日
    考察する若者たち
    報われ感のあるなしで若者の行動原理が読み解ける。納得。 最適化に慣れた令和の若者たちが、進学や就職などの人生の節目でどのような行動をするのか、どのような思考を辿るのか、といった点も知りたい。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で労働観の変化を示した三宅さんだからこその観点が読めそうに思った
  • 2025年12月4日
    日本の就活
    日本の就活
    今日の就活を概観するには良い一冊。コンパクトにまとまっている。入門書。 特に面白いのは第6章「中堅私大の就活支援日記」。就活を通じで指導した学生の視野が広がったり自信がついたりと成長していく様子が活き活きと描写されていて、就活指導教員の目線がまとまった形で読めるのは本書の独自性。 企業と大学の共犯関係などの指摘も類書より深く踏み込まれていて、その点も読み応えがある。
  • 2025年12月4日
    回想 イトマン事件
    イトマン事件のスクープ記者への聞き書きした回想記。 事件から35年以上経過し、ネタ元も既に回想録を書いているからこその「今だから話せる話」が満載で面白く読めた。 そもそも論としての「イトマン事件」についても冒頭に概要があるので把握した上で読める。親切。
  • 2025年12月1日
    破滅: 梅川昭美の三十年
    破滅: 梅川昭美の三十年
    読み返し。当時の記事を文庫化したものなので、今の新聞記事の御作法とは違う表現が出てくるのも面白い。 三菱銀行人質事件のノンフィクション。
  • 2025年11月26日
    「“右翼”雑誌」の舞台裏
    右派雑誌の編集者による内幕モノ。 個人的な思い出になるが、学生の頃は色んな雑誌に手を出してみていて、その中に『WILL』もあった。(反対に『世界』も読んだ)。右派雑誌は同じ執筆陣が同じようなネタを繰り返しているような印象もあり遠ざかったのだが、当時も中にいた編集者の考えやエピソードを面白く読めた。 言論界における主流派である左派・リベラル、そしてそれを代表する朝日新聞へのアンチテーゼとして、右派雑誌にはある種の"荒さ"が許されてきたと分析。SNSも含めた現在の言論空間においては右派的主張に勢いがあり、支持も集まっている中で、これまで朝日に迫ってきたような責任ある言論を右派も意識的に行う必要がある、との主張に首肯できる。 著者が繰り返し述べるのは、左右ともに相手の言うことに聞く耳を持たなくなっているとの危惧。「あんな雑誌の編集者」と言われ続けてきた著者だからこそ、一方的な批判を浴びたり、反対に良い論争を見てきたことが実例として挙げられている。よく言われる「対話の重要性」に著者だからこその重みを感じられた。
  • 2025年11月22日
    哲学史入門1(1)
    哲学史入門1(1)
    いったん挫折します… 高校の倫理の教科書くらいはなんとなく分かってる状態じゃないと難しいかも…
  • 2025年11月22日
    ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?
    失踪当事者の話が読めて面白い。加えて、意外と人間どんなところでも、文字通り自分を捨てて生きていけるもんだなと勇気が出る。
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