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才桃きいろ
才桃きいろ
@kiirosaito
  • 2026年7月9日
    ヤクザときどきピアノ 増補版
    50代の潜入ルポライターがピアノを習い始めるエッセイ。先生もとてもいいキャラ。ときどき物騒だが、とても面白かった。ピアノだけでなく音楽全般へのリスペクトを感じた。私にもピアノが弾けるんじゃないかと思わせてくれた一冊。
  • 2026年6月21日
    口笛の上手な白雪姫
    ミステリアスなお伽話のような短編集。とても可愛らしいタイトルだが、優しさも生々しさもたくさん詰まっている。私のお気に入りは、おばさんとレ・ミゼラブルを見に行く「一つの歌を分け合う」、とある作家が好きすぎる「仮名の作家」。
  • 2026年6月16日
    歩くと心が軽くなるのはなぜか
    受験生の心身不調の訴えから始まる一冊。押し付けがましく散歩を勧めたりはしない。散歩と、世界と私のあいだにある「あわい」について解説をしている。俳句についても触れられている。散歩するように読みたい本。
  • 2026年6月14日
    その扉をたたく音
    主人公は、音楽だけは本気の無職の29歳、宮路。余興のために訪れた老人ホームで、介護士渡部の神がかったサックスを耳にする。そこからサックスを聴くために老人ホームに通うようになる。主人公とお年寄りとの、ちょっとひねくれた交流が温かい。
  • 2026年6月11日
    何も起きない夜日記
    「誰かにとっての日常は、誰かにとっての安らぎになる」平常運転の一日の夜に思うこと。誰かと一緒に夜を過ごしている気分になれる優しい日記アンソロジー。いろんな思いがあって人生がある。蓮根農家さんの農作業と哲学ごっこの話が印象に残っている。
  • 2026年6月3日
    花檻の園
    花檻の園
    表紙に惹かれて読み始めた。耽美。けれど痛い。大正時代、廃遊園地ルナパークの跡地で起こる奇妙な出来事。いろんな花がいっぱい生えてくる。もうやめてあげて!なんて思いながらも、この先どうなるのか、「花盛り」とは何かが気になって仕方がなかった。
  • 2026年5月20日
    おめでとう
    おめでとう
    全十二話の短編集。読み終わったあとの儚さが妙に心地よい。「いまだ覚めず」は同性愛を扱っているが、さっぱりしている。「夜の子ども」は再会。イチゴミルクの味や、ナイターの光景が想像できる。こんなどこかシュールで淡々とした人間関係に憧れる。
  • 2026年5月8日
    百年厨房
    百年厨房
    宇都宮市大谷を舞台にした、グルメタイムスリップSF。個性豊かな登場人物たち。地元の人には馴染み深い知名がたくさん登場する。大谷石のにおいと、美味しそうな料理のにおいが脳内で再生された。作中に出てくる「源氏飯」を私も食べてみたくなった。
  • 2026年5月4日
    探偵小石は恋しない
  • 2026年5月4日
    君は永遠にそいつらより若い
    私の大学時代となんだか似ていて、ぐだぐだした懐かしい日常のにおいを思い出す鮮明な文章だなと読み進めるが、唐突にそれぞれの孤独や痛みが襲ってくる。だけど嫌な感じはせず読後はさっぱり。付録のインタビューも良かった。
  • 2026年4月5日
    わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ
    わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ
    書く、話す、言葉に悩んだときだけでなく心がモヤモヤしたときにそっと開きたい。人と話すのが苦手で、疲れたり後悔したりしてしまう。そんな私にも寄り添ってくれるような一冊。
  • 2026年4月4日
    カフェーの帰り道
    舞台は、大正から戦後のカフェー西行。そこで働く、それぞれ事情を抱えた女給たちの姿が生き生きと、ときには少し捻くれたりもしながら、色鮮やかに描かれていて親近感が沸く。悲しいエピソードもあるけれど、どのお話も読後はさっぱりしている。
  • 2026年3月29日
    ロックス
    ロックス
    不健全。時代のにおいが濃い。薬も性もぐちゃぐちゃな人間関係もむき出しで流れ込んでくる熱いロック小説。全てが高速16ビートストロークのように止まらない。肯定も納得もできない場面ばかりだが好きだ。読み終えたあとの爽快感。キープオンローリング
  • 2026年3月26日
    けんちゃん
    障害を抱えるけんちゃんがとても魅力的に描かれている。現実の手触りがそのまま文章に残してある感じ。世の中、綺麗事ばかりではないけれど障害者もそうでない人も前向きに生きようとしている。賑やかさに静けさ、周囲の温度…いろんな感覚が伝わってきた。
  • 2026年3月19日
    犬とペンギンと私
    小川糸さんの2014年の日記エッセイ。ペンギンとは旦那様のこと。犬のコロとゆりねがいきいきと書かれていてかわいい。私が特に印象に残ったのは、3/14のプールでの、カトリーヌとの運命的な出会い。こんな日記が書けるようになりたいと思う一冊。
  • 2026年2月20日
    I
    I
    「ペトリコール」「ゲオスミン」、聞きなれない二つのタイトルの物語が収録されており、読む順番で結末が変わる。とても面白かった。どんな感想や考察を書いてもネタバレになりそう…!だから、今はただこれだけ。記憶を消してもう一度、別のルートで読みたい!
  • 2026年2月18日
    走れ!スーパー茜号
    移動スーパー茜号。お客さんや同僚、たくさんの人との交流を通じて自分の内面と向き合っていく。美味しそうな料理もいろいろ出てくる。主人公の祐介がとてもいい子。でもふといろんな読者自身にも当てはまるような心の重さや弱さを見せる。
  • 2026年2月7日
    卵の緒
    卵の緒
    「僕は捨て子だ」という冒頭から始まる小説。主人公、育生も母もなんだかズレているけれど、会話があたたかい。私が思っているより重たい話なのかもしれないけれど、最初から最後までストレスなく読めた。二作品目も好き。育生、七子と七生の幸せを願う。
  • 2026年2月6日
    黄昏ラジオ
    黄昏ラジオ
    ラジオ局をテーマにした短編集。ラジオ東洋のスタッフや、放送作家、パーソナリティ、いろんな話し声が聞こえてきそう。派手な事件は起きないけれど、最初から最後まであたたかい。ああラジオっていいなあ。人間っていいなあ。 「リバーブ」が好き。
  • 2026年1月31日
    乱読のセレンディピティ
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