

ころもで
@koromode
猫8匹と暮らしています。昨年転職し、本が読める生活に帰ってきました。読書楽しいね。
- 2025年10月9日
- 2025年10月2日
- 2025年10月1日文学カウンセリング入門キム・ギョンヒ,チン・ウニョン,吉川凪買った@ 東京堂書店 神田神保町店東京堂書店にて購入。チェッコリさんで韓国文学を買うのが毎月の楽しみなのだけれど、半月ほどイベント(場所は済州島!)で休業とのことで、近くにあるこちらへ。外観からは想像もしなかった、濃い品揃えと古い図書館にも似た空気、明らかに「本を好きな人間」の密度が高い客層にちょっとおののいてしまった。紀伊国屋ともジュンク堂とも違う、よき薄暗さがありますね。通いたい。
- 2025年9月29日引き出しに夕方をしまっておいたきむふな,ハン・ガン,斎藤真理子チェッコリ買った読んでる@ チェッコリ“心はいつもかすかになりたくて でも、何かを かすかにすることはできなくて まだ消えきっていないナイフは 私の唇を長く切り裂き もっと暗いところを探して 丸く後ずさりしていく 私の舌は” ──「心臓というもの」 やがて『ギリシャ語の時間』につながっていく作品だろうか。 この世の中に生きていて、どうしても自分が薄い膜の中(いや、外?)にいるような、馴染めなさが消えなかったり、世界が回る仕組み自体が暴力的に思えたり。そんな感覚に陥る。 そんなとき、空想上のどこか、ちいさくて清潔などこかで、私も小さく希薄なものになって、ずっと眠っていられたらいいのにと思う。 でも、そんなことはできるわけもなく、捨てきれない感情や願いも生々しくある。 どうにか人や世の中に向き合おうと表を向くけれども、自分からまろびでる言葉はおそろしく不正確で、みっともなくて、自分で自分を損なうかのよう。 それに自分の考えを言葉にするほど、世の中と私の相容れなさが突きつけられる。 ……と、読んだ人が曖昧に抱える感覚を呼び起こし、かたちを与えられるのが優れた言葉の力なのでしょう。 ハン・ガン作品に触れるたび、言葉を紡ぎたい、表したいという衝動にかられる。
- 2025年9月27日文学カウンセリング入門キム・ギョンヒ,チン・ウニョン,吉川凪BRC読みたいBRCで紹介されていて、とても気になる。作中に「実践編」があり、詩を書き写したり、そこに自分の言葉をあてはめてみたりといったワークができるとのこと。豊かな文学作品に触れつつ、内面の整理とアウトプット。やってみたい。
- 2025年9月16日
- 2025年9月13日ボタニストの殺人 上M・W・クレイヴン,東野さやか読んでる@ 図書館図書館で予約して待つこと半年。あらすじにある通り、冒頭で差別を撒き散らす男性インフルエンサーが殺害される。何とも時事的なタイミングになってしまったな…。私が忌むタイプの人間が殺されることについて、自分の心も観察しながら読みたいと思う。
- 2025年9月13日シシになる。富川岳気になるこれは読みたい。あらすじはもとより、亜紀書房、五十嵐大介の作品が含まれるというだけで、密度の高い世界を描いた本なのだろうと期待してしまう。一方で土地や筆者の属性から少々の懸念もあるが、きっと杞憂になると信じて。
- 2025年9月7日人を動かすナラティブ大治朋子読んでる@ 図書館『ナラティヴの被害学』を読む前にナラティヴ/ナラティブの基本を知ろうと思い、まずはこちらから。2023年の本だが、現在起き続けている諸問題に直結する内容ばかりで、何とも頭が痛い。平易な文章で分かりやすく書かれているのに、私が初学者なのと、悩ましい課題が多いためなかなか読み進められていない。ああ今週も貸出延長してもらわないと…。
- 2025年9月3日韓国現代詩選〈新版〉茨木のり子買った読んでる@ チェッコリ神保町チェッコリにて購入。茨木のり子の靭やかで確かな言葉で手渡される韓国詩。帯文の「いい詩は、その言語を使って生きる民族の、感情・理性のもっとも良きものの結晶化」(あとがきより)が心に刺さる。本文の訳詩たちもガンガン感受性を揺らしてきます。素晴らしい本を買ってしまった。
- 1900年1月1日別れを告げないハン・ガン,斎藤真理子読み終わった買った
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