あなたに犬がそばにいた夏
48件の記録
夜凪 順@yonagijun2025年12月25日かつて読んだ腕時計にちょっとした小銭ケースを持ってふらりと出掛けるような、それくらい気楽に、そして感じたままに言葉を短歌として形作っていいのだと教えてくれた一冊でした。 そこに犬はいない。でも誰かの煌めく未来や、真正面から受け止めた現在、懐かしさと不安が一緒に住まうような温度や香りが確かに此処にあった。 立ち止まってひとりの私に、まるで思い出を分け与えてくれるみたいに。 犬とは、心にぴとりと寄り添ってくれるような存在であり、無償の愛のようなものなのかなと、思い浮かべて。 住んでるところは田舎故に、大阪に比べたら遮るものはなく見上げるものは空くらいで、都会の路地裏や道路下の無機質さに浪漫が詰まっているように感じたのです。 ひとりで読んでいたはずなのに、気付いたら隣に温もりがあるような、そんな優しい短歌たちです。
- みなも@minamo_books2025年11月22日読み終わった夏が始まる頃に買ったのに、冬の始まりになってようやく。 短歌って、もっと気軽に読んでいいのかも。 写真も素敵だった。こんなふうに光を捉えられたら。 路線バスがゆっくり曲がる駅前にゆっくり動く影のときめき 側溝にひらいた花がはみだして祝福になる歩道の眺め 声がして水遊びだとわかる声 二時から二時の声がしている 夕焼けのボーナストラック。小焼けってそういうイメージ、って言ってみる
- not_six@not_six2025年8月15日買った読み始めた新宿シアタートップスで観劇をするのに人と待ち合わせしていて、相手が遅れてくるというので紀伊國屋裏側から二階へ。 あー、これも、あれも。あー読みたいけど、人を待つ15分で買わなくてもいいか、と思いながら買うつもりなく手に取って、ぱらぱらめくって棚に戻そうとしたところ、後ろの方の佐内さんの文章がちらりと見えて、ああ、どうせ買うんだから買おう、と思って買った。 開演時間4分前までパラパラめくって待ったけど相手は間に合わなそうだったので先に入った。

さとう@satoshio2025年7月10日買った読み終わった@ CLOUDS一昨日初めて短歌と写真の展示会に行ってみた。 展示はシンプルだったけど、風と影と言葉がちょうどよくて、1人でのんびりみてまわれた。行ってよかった。 ◇「よく歩いた街のこと」 何かを思い出すとき、言葉が先に浮かぶときと、景色が先に浮かぶときがある。景色が浮かぶときのほうが、たぶん、本当のこと。 ◇店の中だから小さくした音で聴かせる(耳をあずけてくれる) ◇口数がおとなしくなる真夏にも夜が来るってのがうれしくて




has@11lotuslotus112025年7月5日かつて読んだきらきらと風を車に呼び込んで午前みたいに午後をはじめる かつてあった出版社の美しい名に会話が混線して花が咲く やわらかいフェンスの緑に預けたら記憶が背中から立ち上がる ポケットの鍵を着く前からさわる今夜奇跡を書こうとしてる / 岡野大嗣 ナナロク社の展示を観に行った日に購入。コデックス装なのがすき。
Sasao@86bunko2025年6月30日読み終わった和歌と写真が織りなす作品。梅雨が明けたばかりの現在に相応しい作品でした。ストーリーを感じながら作品を鑑賞しました。 お二方の作品がひとつになる形のこの本は読後も夏の余韻に浸れました。本という形に結実する表現に憧れました。



















































