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ユキヲ
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@momonankotsu8
読書感想は主観的であり身勝手なものだ🐬
  • 2026年6月27日
    花ざかりの森・憂国
    「三島由紀夫対東大全共闘」を観て、三島を読んだことが無く、yamaさんが「憂国」をお勧めされていたので拝読。 「花ざかりの森」が16歳のときの作…????? 早熟にも程がある凄まじい文才に度肝を抜かれると同時に、あまりにも頭が良すぎて生きるのがお辛かったのかと感慨深くもなり、複雑な気持ちに。 短編集の作品の読みやすさや物語のバリエーションも豊富で、とっつきにくい純文学のイメージが先行していたことを反省する。 夏目や太宰より余程好きです。 「憂国」はグロくてちと受け付けぬ… エロスとタナトスの美学が素晴らしいのは分かるんだけど… 「牡丹園」と「卵」「女方」が好き。 モダンな短編映画を観ているような読書感。 「潮騒」も読んでみたい。
  • 2026年6月15日
    化け者心中
    化け者心中
    著者の短編を読んで感嘆し、手始めにこちらを購入し読了。 期待が大き過ぎた感。 知り得ない時代の風俗や人物、空気感が色鮮やかに読者の脳内に展開される筆致は素晴らしく、魚様の部屋の様子は「さくらん」や「茎」のMVのようだと想像した。 逆に推理物だとすると展開や帰結に納得が行かない点があり、折角の魅力的な人物像をもっともっと掘り下げて魅せて欲しかった感がある。 いっそ犯人探しや謎解きではなく、魚様と信天翁の関係が進展していく様だけを丹念に観せて欲しかった。 魚の名前の女中さんが可愛く存在感があり、彼女らを敢えて雇うのは見目のせいで職を得られないのが不憫だからなど(そんなことは一切書かれていないが)魚様の多面的な人柄も伺い知りたかった。
  • 2026年6月2日
    人間の集団について: ベトナムから考える
    ベトナムが米や中を相手にどのようにして一歩も引かず戦い続けられたのか、温厚で勤勉な国民性と農業が主体の穏やかな国のイメージしか持っていなかったので、どうしても気になりこちらを拝読。 ベトナム戦争の歴史の本も読んだが、事実を羅列しただけの文章は頭に入って来ず、ベトナムという国を掴めなかった。 司馬遼太郎先生のエッセイというのがまた魅力的で、何重にも学びになる内容だった。 司馬先生が取材先のメコン川、カフェや街ゆく人々、戦後現地で暮らす軍人の方との交流やお話が、歴史書では得られない人間らしい知見に満ちている。 戦後、目に覇気のない若者が増えた事を嘆く知人の方の談があり、しかし司馬先生によればその事はむしろ世の中が豊かになった証拠だと、食料や生命の危機を心配しなくていい世代が今後の世の中を作って行くのだという一節がとても印象的だった。 戦中や戦後の日本軍の愚行は現政権を見ているようで、この頃から官尊民卑の根強い政治家がずっと蔓延っているのだなと暗い気持ちになった。 太平洋戦争に従軍していらした司馬先生が無事で居られて本当に良かったと心から思ったし、戦争で失われた人命や数多くの才能の事を思うと心底虚しい。 ベトナムの人々は植物のような物腰で、何事もしなやかに受け止め、受け流し、手先も器用で機械習熟度がとても高い方々なのだと、それらに加え、ときには同じ民族にも一切の容赦無く殺戮を行う冷徹極まりない一面も持っており、様々な側面から一概には推し量れない特異な国民性を知った。
  • 2026年5月9日
    広重ぶるう
    広重ぶるう
    浮世絵、錦絵が大好きで、特に刷りのグラデーションの美しさに惹かれていたのでその秘密が分かるやも?と手に取った。 広重先生の藍の美しさは知っていたつもりだったが、こんなにも創作に対して泥臭く人間臭いもがきや努力をなさっていたとは知らなかった。 現代では広重、北斎、国芳など有名と呼ぶにも烏滸がましい日本が世界に誇る巨匠も、現代の絵師と変わらぬ苦悩や葛藤があり、庶民と変わらぬ暮らしをしていたのが人間ドラマとしてよく理解できる。 江戸の暮らしやクリエイターの身の立て方が具に分かりやすく、親しみやすい。 丁度同じような悩みを抱えていたところに素晴らしい本に出会えた。 最後まで楽しみに丁寧に読みたい。
  • 2026年4月7日
    月の裏側
    月の裏側
    「蜜蜂と遠雷」が異能力の領域展開バトルに加え、一見凡庸にすら思える登場人物を深く魅力的に魅せる筆力に惹かれ、気になったこちらを一気に読了。 ジャンルが不明のまま読み進めるうち、これはホラーでありSFであり郷愁を重んじる日本人の心には殊更琴線を刺激する柔らかな物語なのだという確信が深まる。 恩田先生の、読者を登場人物に惹きつける描写は飲み込みやすいのに威力が凄まじい。 物語そのものに加え、一般小説世界では凡庸とも思える人物設定に鮮やかな肉や血を通わせる術には平伏せざるを得ない。 モヤモヤしながらXファイルを観て育った世代としては気持ちのいいくらいの怪異への巻き込まれぶりに惚れ惚れする。 いっそこれくらいの首突っ込みがいいんだよ。 人物の相関関係も程よくて良い。 多聞くんの底知れぬ人物像が物語の核となり牽引しているのは明らかだし、それに吸引されている協一郎、藍子親子の心情や行動にも納得。 ソラリスでは男女や人間関係の陰湿さやしつこさにうんざりしたが、こちらはとても清々しく感じる。 人によっては鬱陶しく感じるようだが、それも作家性との相性かも知れない。 猫ちゃんの描き方はもうひとつ。 夜ピクも読むかあ。 青春小説には興味が無いのだけれど。 個人的に実写化するなら協一郎は阿部寛、多聞くんは中村倫也、藍子はファーストサマーウイカを想定した。
  • 2026年3月21日
    何卒よろしくお願いいたします
    何卒よろしくお願いいたします
  • 2026年3月17日
    GOAT Winter 2026 (shogakukan select mook)
    GOAT Winter 2026 (shogakukan select mook)
    前号も表紙と使用されている紙の素晴らしさに目が眩んで買っているが、今をときめく作家陣の旬な感性を浴びるほど摂取できるのが凄すぎるこの価格で🐐 文芸誌を手に取ったことのない層にも存分に訴求するこの素敵なムックは語り継がれるし今後も繁栄する世の中であって欲しい。 蝉谷めぐ実先生という才能に出会えて感謝。 「蜻蛉の衣」は近年読んだ短編で断トツの素晴らしさで舌を巻きに巻いた。 平安時代と言う聞いたら寝るしか無いくらいの古典の人の感情を色鮮やかに生々しく、アニメのように瑞々しいイメージで描けるとは。 この先生の御本を絶対に買うと心に決めた。 本当に珍しい出会いをいただけて感謝しかない。
  • 2026年3月12日
    百冊で耕す
    百冊で耕す
  • 2026年3月11日
    爆弾
    爆弾
    オーディブル版を。 朗読してくださる声優さんの演技が上手すぎて逆にクセが強いなと感じたのは清宮さん。 完全に渡部篤郎さんを想像していたのでこれはもしや杉下右京さんリスペクトなのか…? タゴサクさんの怖いほどの頭の良さとサイコパスおじさん感も素晴らしかった。 映画は未視聴だが(めっちゃ観たい)山田くんと染谷くんの配役逆じゃね…?感が拭えない。 観たら納得するのかしら。
  • 2026年3月8日
    猟師の肉は腐らない(新潮文庫)
    「もやしもん」からずっと気になっていた発酵学の権威、小泉先生のご著書を初拝読。 まだ序章だが、真のワイルドを垣間見る。 ワイルドって、こういうことなんだァ 超優秀な猟犬でありながら自分の食い扶持を自分で調達しちゃうクマちゃんかっこ良すぎる。 表紙の色彩とあたたかみが豊かなイラストにも惹かれました。 椿象、漢字が雅すぎる。 幼虫なら臭くなくて美味しいんだ…
  • 2026年3月6日
    ごめん買っちゃった~マンガ家の物欲~
    戦車先生の天性の了見から繰り出される文章が、沸々と湧き上がる静かな面白さ。お買い物を通したご家族との微笑ましい日々が綴られていてほのぼのにっこりできる。 水流ブラシは歯間ブラシの代わりにはならない。知見を得られた。
  • 2026年3月4日
    ホルモン焼きの丸かじり
    ずっと気になっていた東海林さだお氏の食エッセイ、ホルモンと聞けば読まずにおれぬ。 飄々としつつも時折舌鋒鋭い慧眼が氏の食に対する貪欲さと追究の精神をまざまざと見せつける。名著。イラストも好っき。おじさまのかわいい愚痴を堪能したいとき必読。 タコの丸かじりも読みたい🐙
  • 2026年3月3日
    対馬の海に沈む
    対馬の海に沈む
    オーディブルにて。 JAの売上金のダントツが共済金、保険事業(その規模は国家予算の半分)であるという事に度肝を抜かれた。 農作物じゃないのかよ… 閉塞的な地方で起こった横領事件。 働き口もそう無い場所で便宜をはかってもらえたらこんな事態になるという想像は難くない。 誰もが腐敗している中で実直な正義感を持って戦った極小数の方も確かに居るというのが、人間の生き様という感じがする。 今も普通に組織として地域と共に営まれてるJAに対しての見方が大幅に変わった。
  • 2026年2月1日
    バナナ剥きには最適の日々
    装丁がキュートでこちらの方がとっつきやすそうと「self-reference engine」と比較して手に取るもかなり難解な現代芸術のインスタレーションを見てるときと同じ感情が湧いた。 物語の真意や構造を理解する必要は無くて、ただその世界の存在や事象の美しさを鑑賞するような読書でいいのかしら… 「バナナ剥きには最適の日々」と「コルタサル・パス」は好き。 後者は攻殻的な世界観で新シリーズのアニメに期待してしまう。 こんなに小難しい文章を書かれる方が脚本…大丈夫か、と思いきや「スペース⭐︎ダンディ」の脚本も手掛けてらしたのね。 なら、大丈夫か 観てないけど
  • 1900年1月1日
    イン・ザ・メガチャーチ
    リョウちん、エッセイ馬鹿みたいなのが余計計算高く感じるよ。 読みたいです
  • 1900年1月1日
    息吹
    息吹
    購入がだいぶ以前なのに未だ未読了なのは己の至らなさ故…ごめんよテッドチャン… 唯一無二の世界観を難解ながら懇切丁寧に案内してくださる先生の技業に舌を巻きつつ、人の精神世界にも触れられる名著。 余談ながら先生の短編集「あなたの人生の物語」の「地獄とは神の不在なり」が一等好きであります。
  • 1900年1月1日
    春の雪
    春の雪
  • 1900年1月1日
    猟奇歌
    猟奇歌
    気になりますねえ。ドグラマグラもちゃんと読めてないけど読みたい
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