
ひろ
@poco_09
- 2026年10月7日
桐島、部活やめるってよ朝井リョウ読み終わっただいぶ久しぶりに再読。落ち着いた進学校の、周りからは眩しく見られる文武両道の学校。それだけで「もう全員一軍でしょ」と思ってしまうが。けれども、読んでいると落ちぶれた自分の高校時代ともリンクして、当時の空気や匂い、音まで身体が思い出す。目には映らないのに、はっきり見えてしまう階層。なくなればいいと思いながら、結局は自分もその位置づけから逃れられない苦しさ。そんな感覚を思い出した。最後のかすみは、金原ひとみさんのヤブノナカの最後の女子高生みたいに定石を破壊する希望なのかな。タイムカプセル本。見事すぎる。 - 2026年9月30日
君のクイズ小川哲読み終わった久しぶりの読書。 『嘔吐』で小川哲さんの文章に初めて触れ、その面白さから続けて本著を手に取った。さすがの博識と緻密さ。人はそれぞれの文脈の中で世界を見て、あとから意味を与え生きているんだなと感じた。どこにも齟齬のない、丁寧な文章だった。 - 2026年7月15日
3時のアッコちゃん柚木麻子読み終わった - 2026年7月15日
幹事のアッコちゃん柚木麻子読み終わった - 2026年7月15日
ランチのアッコちゃん柚木麻子読み終わった三部作読了。『バター』を読んだときにも感じたことだが、柚木麻子さんは五感を刺激する文章を書く作家だ。手触りや香りまで感じさせる。この作品を読んでいると、中学生の夏休みに明け方まで夢中で本を読み、その時に見た朝焼けの爽やかさや心地よさを思い出す。丁寧な文章で温かな人々が描かれており、三部作を通して心地よい読書時間を楽しむことができた。 - 2026年6月28日
- 2026年6月24日
PRIZE-プライズー村山由佳読み終わった百戦錬磨という言葉が浮かぶ。巧みな筆致とテンポのよさで、一気に読ませる。ただ、その一方で、怪物の中身と、それに魅せられ狂わされていく人の心情、あるいは彼らの逞しさについて、もう少し深く知りたいとも思った。 - 2026年6月22日
会話の0.2秒を言語学する水野太貴読み終わった難しくて興味を維持しながら読み続けるのは難しかったが、様々な知見を紹介してくれており、作者の聡明さは随所に溢れ出ている。もちろんポッドキャストも面白い!メンタライジングが活発に機能するとき、会話の0.2秒は崩れる。そのような瞬間にこそ自己や他者への理解が深まるのかもしれない。言葉は知性の産物でありながら、同時に心の一部を見せてくれる。 - 2026年6月10日
- 2026年5月26日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった文体の構造にも精緻な面白さがあり、内容ももちろん面白い。風呂敷がどんどん広がり、さまざまな物語の上で人々が踊っている。 中年期には「停滞 vs 世代性」、青年期には「アイデンティティの拡散 vs 確立」、成人期には「孤立 vs 親密性」が描かれていたように思う。普遍的なテーマに、情報社会における視野狭窄の問題と共同体のナラティブを織り込んだ物語だった。人はナラティブをどう更新していくのか。 - 2026年5月20日
考察する若者たち三宅香帆読み終わった3週間前に読了。引用から『スキップとローファー』を読んだり、気になるものをつまみ食いするように触れてきた数週間だった。一瞬の楽しい、面白いを軽やかに試してみること自体、案外大事なのかもしれない。 報われ論法も興味深かった。ただ、報われるために行動したのに報われなかった人や、その後の人生については、あまり語られていないようにも感じた。だって、人生って報われないことのほうが圧倒的に多いじゃん。 - 2026年4月30日
- 2026年4月30日
- 2026年4月21日
- 2026年4月13日
ミーツ・ザ・ワールド金原ひとみ読み終わった物語としてとても面白いし、恐れず自分を貫くことで、世界との接続が変化し、人生に納得感や満足感が生じていく様相は素晴らしい。一方で、治療や服薬を外的矯正と捉え、死に対する同一視を個性や生き様のように受け止めるのは違うと思う - 2026年4月9日
- 2026年4月7日
- 2026年3月24日
文庫 坂の途中の家角田光代読み終わった母親は、妻は、女性は、「愛」という名のもとに権利や尊厳、自由を奪われ主体性をもぎ取られてきた。しかし現在、少なくとも私の子育てはそうではなかった。この15年の主体性の回復は大きい。 - 2026年3月14日
- 2026年2月27日
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