ラーメンと瞑想

38件の記録
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年9月25日読み終わった『水曜日は働かない』が好きな人ならおもしろいと思う、おすすめ! 『庭の話』や『遅いインターネット』は難しそうで手が出せてないんだけど、水曜日〜とかこの『ラーメンと瞑想』ならエッセイ調だしユーモラスなのでとっつきやすい。 ひたすらラーメンが食べたくなるので読む時間帯には注意かも。お腹すいた🍜
- miki@mikis2025年9月14日読み終わったおもしろかった。 中年男性2人が思索しながら美味しいごはんを食べる話。 正しい食事じゃなくて、 やっぱりいちばん大事なのは 「おいしい」ことなんだ 「食べたい」ことなんだ と再確認。 「食べるという行為は人間の行為の中でいちばん動物的な行為。 だから、あなたにとって必要な人間か知りたいときは一緒に食事をすればいい。 何の違和感もなく、何のストレスもなく、 食事の時間を一緒に過ごせる相手があなたの相手」 おばあちゃんがずっと言ってた言葉を思い出した。
- tony_musik@tony_musik2025年8月6日読み終わったエッセイ?論文?グルメ紀行?それはさておき、恐れと悲しみの中を生きる者=Tさんと宇野さんとの対話がめちゃくちゃ面白かった。「獣(ラーメン)の世界に物語はなく、神(瞑想)の世界に幻想はなく、獣と神(ラーメンと瞑想)の世界には、過去も未来も演劇性もなく」
- 勝村巌@katsumura2025年8月5日編集者・評論家の宇野常寛のエッセイ(?)。宇野さんは知り合いの編集者のTさんと早朝のジョギングをしてはその後に瞑想をして、その後、昼食を共にする。その中で交わされた対話やお互いの変化が記されている。 『ラーメンと瞑想』というタイトルだが、ラーメンの方はラーメン以外の場合もある。トンカツや立ち食いそば、回転寿司など、高田馬場を中心にしたお店に2人は果敢にチャレンジしていく。 この本、大変不思議な構成になっている。趣味や性格のそれなりに異なる40代後半の男性2人が、なかなか難解な哲学的対話を交わしながら、美味しいものを食べる、ということが永遠に繰り返されるのだ。 このTという人間が本当に実在するかは不明だが、僕が高田馬場に住んでおり、店や地名が本当に僕の近所にあるものに集中しているので、行動範囲も近いと思われて、非常な親近感を抱いている。 フェミニズムなどで女性の権利などについて細かく語られることは増えたが、それでは40代男性についてはどうなのか。そういうことについてほのかに考えさせる内容だった。 宇野常寛さんの著書『庭の話』と合わせて読むと色々発見があるはずだ。このTさんというのは宇野常寛さんにとっては自信を写す鏡のような存在でもあるのだろう。スタイルに拘泥する頑迷さからTさんが脱して、心身が本来の人間に近づいていく過程が前向きにも語られている。 「お父さんはいつから中二病になったの?」と娘に聞かれるなど、僕も人ごとでないキラーフレーズがあった。ちょっと変わった問答集のようにも読める、不思議に哲学的な内容。激しくおすすめです。
- 橋本吉央@yoshichiha2025年8月2日読み終わった『庭の話』の実践編!?という謳い文句もどこかでみた気がするが、確かに、食べ物だけに純粋に向き合いそれによって自分がどう変わるかという、庭の話の「事物に触れて変身してしまう」ことを扱っている感じ。 ラーメンは獣の世界、瞑想は神の世界と繋がる、そこを行き来するというコンセプトが好き。 純粋に宇野さんと友人Tさんのやりとりが面白い。クスクス笑ってしまう。 本書の最後では、二人が新しいステージに進んでいくという感じで締めくくられるが、この先どうなって行くのかはまた楽しみ。 「都市にはラーメンを食べて死ぬ自由があり、瞑想するための場所がある。」というコピーも秀逸だなと思うし好きだが、しかし一方で、その言葉の通りある程度の「都市」にしかないのだよな、という課題感もある。
- 万願寺@manganji_2025年8月1日読み終わった宇野さんの新刊!そしてT氏との友情の軌跡!最終章ではかなり胸が熱くなってしまった。ラーメンと瞑想の世界で修行を終えた2人は立ち上がり、次のステージへと歩き出す…そしてそれがまさに今日開店の宇野書店であったり、宇野さんのさまざまな「庭」の実践なんだと思うと、かなりアツい…!!
- Blueone@bluestuck42025年8月1日読み始めた私も食べることに取り憑かれているが、絶妙に共感できないことが書かれていて、めちゃくちゃおもしろい。料理を作らない人の「食べる」ということなのかな。喜びの感じ方が全然違う!読んでいてストレスに感じるほどだ!なにこれ!