私小説
54件の記録
- muma@casa_muma2026年5月1日読み終わった金原ひとみさんの編著で、他の作家も入ったオムニバスっぽい感じ。私は「私小説」っぽい物語が大好き。本人のことを書いている小説っていうか、一人称小説が好き。メタってる文章より圧倒的に好き。三人称の小説は、文章がすごく上手い作家ならいいけれど、そうじゃないと読んでいてむず痒く、恥ずかしい感じがする。それは神の視点だから? 「私小説」の中には、哲学者・作家の千葉雅也さんの文章も収録されていた。私小説論 みたいなもの。これがまあ面白い。こんなに端的にこんなに鋭い洞察を書けるの? これだけで買う価値がある本だ。 中でも、小説はそもそも私小説的だという話が面白かった。千葉さんが書いていたことを若干デフォルメすると、小説を書くということは、無限にありうる中からストーリーやディティールを任意に選び取ることから始まり、そして選び取るときには必ず自分が出てしまうことが、恥ずかしい。任意性によって自己が炙り出されるという恥ずかしさを回避し、その選択に必然性を持たせるには? 実際の出来事を参照するのがいい。よって、小説を書き始めの頃はいっそう、私小説的なものが手が出しやすいはずなのだという。いやはや。まさに。まさに。私が日記ならなんぼでも書けますのに、一向にフィクションなぞ書ける気がしないのはこういうわけなのでやんす。何事にも、書いている自分に対しても、すごく恥の意識が強いから。現実を参照してすべっても恥ずかしくないけれど、自分が任意に選び取った設定がつまらなかったら、やっぱりそれはすごく恥ずかしいじゃないですか? ね?


なゆあっく@GGS-20002025年12月28日まだ読んでるどの作家さんも面白い。しいきともみさんの『鉛筆』すごく良い。存じ上げずでしたが、本業はMy Hear is Badのボーカルされてるんですね。音楽も聴かねば。最後の金原ひとみさんまであともう少し。







マサ企画室@masa13pub2025年11月13日読書会読書会課題本@ 本と喫茶 夢中飛行今年最後の大宮での読書会はこちらの本でやります! 金原ひとみさん責任編集のアンソロジー! 🗓️12/14(日)10:00〜12:00 📍会場: 本と喫茶 夢中飛行 (さいたま市大宮区)
umi@sym12032025年10月23日まだ読んでるお風呂読書入浴中に1-2編ずつ、先頭作品からではなく、適当に捲ったところの作品を読んでいる。 「私小説」と銘打った作品、そう言えばこれまで読んだことが無かった。 基本的には"自分を主人公にしたフィクション"だと思って読んでいるけど、 「この作品のこの部分はノンフィクションだろうな」とか、「この作品はほぼ丸々フィクションだろうな」とか分かる(気がする)のが面白い。 今日は金原ひとみさんの作品を読んだ。きっと、すくすくとパスタを平らげる娘さんがいらっしゃる点はノンフィクションなのかな、と思った。
あさみ@asami01052025年10月15日こんなに生牡蠣の登場頻度が高い小説集は他にあるのだろうか? すっごいわくわくしながら読み終わって、最後に金原さんの前書きをもう一回読んで泣いた。読んでる時ずっと幸せだった。めっちゃいい出会いだった。『電気の川』と『卵』が特に刺さった。千葉さんの私小説論もとてもいい。金原さんのはちょっと大好きな女友達の近況報告読んでるみたいだった。

- 蛸足配線@nekoai302025年8月6日買った読んでる部分的に読んだほかの人間たちもみんな子どもが欲しいと思っている、を土台に生きている人なのだろう。Aやわたしのように、どうして当然のように子どもが欲しいという気持ちを備えている人がいるのか、分からない人間もいるのだと、もしかしたら耳にしたことはあるのかもしれないが、同じ職場で毎日顔を合わせて働く若く健康的な女性であるAが、そうであるとは想像しないのだ。(P86) どちらの気持ちもあるという状態はいくらでも想像できるのに、わたしは簡単に分断されてしまうし、共感に流されてどちらか一方へ流されてきた。(P96-97) 高瀬隼子『卵』を読んだ。目の前で息をしているのに、存在しないものとして扱われたことを思い出した。「多様性」という概念は随分と浸透したけれど、それはあくまでも公的な場におけるお作法・お行儀であって、私的な日常生活を処理するための感覚はそう簡単に変わるものではないらしい。私もおそらくそうして誰かを傷つけているのだろう。ひとつの心には白も黒もグレーも当たり前のように共棲しているのに、その内側を量るとき、量られるとき、表面的には矛盾が生じないようどこかを切り捨てざるを得ない。認識は常に棄却を伴う。











































