あなたは、誰かの大切な人
71件の記録
ラカント不戦勝@mnueo2025年11月4日読み終わったスパの一角にあった原田マハさんコーナーで見つけたもの 現在独身の女性を主人公にした様々な短編を通して、家族の単位に縛られない人との関わりや、人には理解されないかもしれないけれどその人にとっての幸せを描いていて素敵だな〜と安直に思った。 特にマハさんのお話は話に出てくる建物や景色、食べ物が文字を通して鮮明に伝わってくるので好きで、今回はとにかくメキシカン料理食べてみたいな〜!となった。出てくる景色に対する細やかな表現は実際にその季節・その時間に自分で見てみないと分からないような表現が多くて、マハさんならではのものだと思う。 お話の一つである「無用の人」は原田マハさんが監督をなさって映画化されるらしい。あなたは、誰かの大切な人という作品において無用という言葉で表される人がいることが気になって手に取ったが、誰かにとっての無用は誰かにとって有用であり、人と人との出会いは運命的であると再実感できた。お話の最後の情景が本当に気になるので、映像化されたら絶対見てみたい! おのれに存する偉大なるものの小を感ずることのできない人は、他人に存する小なるものの偉大を見逃しがちである。 ↑この言葉、難しくて100の理解はできていないかもしれないけれど、自分の理解を信じてそうでありたいなと思いながら生活できたら素敵だなー



ニフラーの世話係@Ikyu2025年10月12日読み終わったaudible6つの短編からなる。そのうちの一つ、「無用の人」が、映画化されるというので読んでみた。 原田マハさんの小説に出てくる人物は、魅力的な人ばかり。そして、異国の料理や芸術も楽しめるお話が多い。この本もそうだった。 どのお話も、自分の周りにも起こりうるような出来事がテーマになっている。 話の終わりは、読者に問いかけるようにして結ばれる。少し寂しいけれど、前を向いていけるような。やっぱり、私は原田マハさんの描く世界が大好き。
- sato.mon____hon.@sato_mon_hon2025年9月25日未婚、離婚、死別、いろいろ ひとりで生きる女の人が出てきて エピソードの中には 自分と重なるところも多くあり まるで誰かのエッセイを 読んだあとみたいに これからの生き方や暮らし、 少しの不安、 家族とのこと、 自分にとっての幸せ、 そんなことをふと考えたり。


- こまどり@kmdr2025年9月19日読み終わった人と人とのつながりはあっけないようで、それでも細く永くつながることもある。 もし、誰かがこの世からいなくなっても、その細くながいつながりを大事にしたいと思えた。 登場人物全ていい人で、話の中で切り出された全ての日常の瞬間が輝いていた。


- み@min_six2025年9月18日読み終わった借りてきたふと、あっこの人は大切に思ってくれていたんだって気づくとき、遅くても早くても、なんか救われる気がするなと 自分にとっての大切な人って誰なんだろうって考えさせられる


みー@mi_no_novel2025年6月29日読み終わった@ 自宅特製セレクション・カバーに惹かれて購入。 「大切な人」を巡る短編集。 みんな、誰かの大切な人で、みんな、その人を失うのが怖い。 食は大切で、芸術は心を救う。死の匂いもたつ、そんな小説集だった。 「最後の伝言」、「月夜のアボカド」が特に好き!






Ai@aaaai2025年3月9日読み終わったかつて読んだすべて独身の大人の女性を主人公にした短編集。 多様な生き方がある。大切な人との関係の築き方も様々。 読み終えた後タイトルがじんわり心に染みる一冊です。心が疲れた時にまた読みたい。
ねこ@notoneko252025年3月8日誕生日に友人から貰った。 -月夜のアボカド- そうだ、君だよ。とアンディは、まっすぐにエスターをみつめて言った。 君と一緒になるために、僕はここへやってきて、このバーの、この席に座ったんだ。 僕に与えられた人生の使命は、たったひとつ。それは、君を幸せにすることだ。 -皿の上の孤独- 「孤独な一生だったんですね」 なんとなくさびしくなってつぶやくと、 「さあ、そうとも限らないわ」 やんわりと否定が返ってきた。 人は、孤独になれる空間を必要としている。 (略) この家の空間は、どこを切り取っても、やわらかく包み込むような孤独の匂いがしていた。











































































