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でんぐりわたる
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@wataru_s
2026年1月からの読書の記録。ノンフィクション、ホラー、SF、文化、人類史。
  • 2026年8月26日
    怪死
    怪死
    The Lost Tomb(失われた墓)が元々のタイトルである。オムニバス的に、著者が雑誌に掲載した人類学、考古学、古生物学などの中から選んだものを集めた作品集。邦題タイトルを額面通り受け取ると猟奇事件や陰謀、怪死事件を期待するが、内容の多くは先史時代のアメリカ先住民やその近辺の人類学が中心。 特に印象に残ったのは8章の「恐竜が滅びた日」。白亜紀の恐竜絶滅に関するKT層の大発見などは初見であった。 総じて、いろいろな分野にまたがる内容であるため、興味が長続きしない問題が読書中ずっと付いてまわった。
  • 2026年8月10日
    NEXUS 情報の人類史 下
    NEXUS 情報の人類史 下
    情報が増えれば真実や知恵が増えるわけではなく、情報ネットワークは真実だけでなく虚構や誤りによっても秩序を形成する。ゆえに、人類がAI時代の強力な情報ネットワークを生き延びるには、自らの可謬性を認め、強力な自己修正メカニズムを備えた制度を構築し続けなければならない。以上が主要な主張。 ただ、コンピュータや情報ネットワークに、認識論的な意味での『可謬性』を帰属させられるのか?の疑問がずっと残る本でもあった。例えばFacebookの推薦アルゴリズムが「エンゲージメント最大化」を目的としていて、ロヒンギャへのヘイトを大量に推薦したとして、アルゴリズムは間違えたのか?とは言えない。 目的関数に対しては、むしろ正しく動いた可能性がある。「その結果は人類にとって望ましくない」と判断しているのは人間だ。著者は絶対的な価値判断を情報ネットワークにも用いている。そこはもやもやする。
  • 2026年7月23日
    NEXUS 情報の人類史 上
    NEXUS 情報の人類史 上
    情報は物事を結びつけるものである。 情報の複雑な見方では、情報は真実と秩序を作り出し、それぞれが力を持つが、真実だけが知恵を創造する。 人類の情報との関わり合いはこの真実と秩序のバランスをとることの歴史ともいえる。 不可謬の幻想を保った全体主義の悲惨な歴史を概観するが、かと言って民主主義を礼賛するのではなく、どちらもそれぞれの問題を潜在的にはらんでいることを説く。 下巻では人間のものとは異質の知能「エイリアンインテリジェンス」がもたらすものについて可能性を探る。 (本書での「官僚制」って言葉はもっといい日本語の訳があったんじゃないか?)
  • 2026年7月3日
    地域と人口減少の経済学
    スマートシュリンクがキーワード。 そもそも人口減は不可避であるので、人口は減ってもウェルビーイングが維持増加できればいいというふうに思考を転換せよ。というのが著者の主張。また、地域づくりの新たな方向性として国主導から地域主導で、選択的集中をしたうえで、知識、ソーシャルキャピタルのソフト資源中心の手法を取るべき。劇場型ではなく共有型のどの自治体でも取り組める地域政策の手法を具体例を交えて語る本であった。 もう少しスマートシュリンクに関しての長期的な展望や深い実践的な方法論も示してほしかった。少し尻切れトンボかもしれない。だが、人口減に正面から向き合った勇気のある本だと思う。
  • 2026年6月30日
    呪いの☒☒
    呪いの☒☒
    日常に潜む「呪い」をテーマにした作家6人による6つのオムニバス作品。「呪い」からイメージする静かで、しかし徐々に侵食されていくような、静かに溺れていくような怖さを感じる本だった。 背筋氏の話が構成的に新鮮さをかんじるものだったし、率直に恐ろしいと感じる話だった。
  • 2026年6月26日
    どんがら トヨタエンジニアの反骨
    ハチロクとスープラというトヨタを代表するスポーツカーを現代に復活させたエンジニアの話。 トヨタの製品開発における現場の空気感や協業とのシビアなやりとりなどがリアルでヒリヒリする内容だった。 本の展開としては大きな結末や大転換などは無いが、そこにサラリーマンってこんなもんだよな、スペクタクルなドラマはなく、辞めたとしても淡々と日々は続くものだよなということ意識させられた。
  • 2026年6月19日
    ブレイクショットの軌跡
    事実は私たちが知る由もないほど複雑なのに、興味本意と軽く並べる言葉が当人たちを苦しめる。 「世界は狭い」を感じさせてくれる本でもあった。また、どの話からも破壊や破滅からの微かな再生の光を感じさせてくれるから、読者は陰鬱な気分ではなくて希望を見出して読了できるのもいい。 いろいろな社会問題を組み入れた小説でもあったけど説教臭さはなくて爽やかな読後感だった。 「うまいな」「おもしろいな」と思う本ではあったけど、鈍器でぶん殴られたような本かといえばそうでもないかもしれない。ただ、面白かった。
  • 2026年6月11日
    偽情報戦争
    偽情報戦争
    ディスインフォメーションをキーワードに現在の情報安全保障に関して3人の著者がそれぞれの観点から各章をまとめた本。特に現代情報戦争における物理インフラと情報インフラに焦点を当ててるのが特筆すべき点であった。物理インフラのレジリエンスや、企業に掌握される論理インフラのガバナンス不透明さなど、これらが戦時に与える影響とその対応について、高市政権が考える国家情報局で十分に検討されることを望む。 そもそもサイバー空間はそろそろ規制が必要かもしれない。「民主主義が脅かされている」という具体的な一面を知った。しかしながら、自由な情報の堅持、データの分散、選挙の保護、で、民主主義を守ってく必要はある。 情報はもはや闘争手段のひとつであって安全保障の一領域である。
  • 2026年6月2日
    ダクダデイラ
    モキュメンタリーホラー。各章ごとに異なる(ように見える)怪異をそのプラットフォーム(Xや知恵袋など)への投稿という形で表現してる。 最終的に全体像が把握できない形が逆に良かったと思う。
  • 2026年5月18日
    スメラミシング
    うーん。面白いけど、けど、他の作品も読んでみよ。
  • 2026年5月13日
    エッシャー完全解読
  • 2026年4月16日
    親友は山に消えた
  • 2026年4月6日
    ナショナリズムとは何か
  • 2026年2月28日
    青天
    青天
  • 2026年2月27日
    経験する機械
    経験する機械
  • 2026年2月13日
  • 2026年2月7日
    エビデンスを嫌う人たち
    エビデンスを嫌う人たち
  • 2026年1月24日
  • 2026年1月10日
    異常の構造
  • 2026年1月10日
    異形のヒグマ OSO18を創り出したもの
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