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@__lily74
- 2026年1月2日
サバルタンは語ることができるかガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァッ,G.C.スピヴァク,上村忠男読み終わった - 2025年12月25日
演出をさがして 映画の勉強会三宅唱,三浦哲哉,濱口竜介読んでるトニー・スコットの章以外を読破。他の章で取り上げられている作家と作品は全部触れたことのあるものであるのに対し、トニー・スコットはまだ未見のものが多く、作品と一緒にページを進めたいから、という理由から。 『演出をさがして』というタイトルで打ち出す通り、やはり緻密な演出についてのディスカッションが進む。ーーそういう意味で、監督志望の人や若い作り手たちに特におすすめしたい本かも。もちろん、そうではない一般読者も、そんなことを考えているのか、という発見はあるだろうけど。 とくに面白かったのは、濱口が語る『ジャンヌ・ダルク裁判』の演技について。演技について書くことは、(俳優でも監督でもない)私にとって抽象性が高い議論が多いような気がして、感覚的に理解できないものも多いのだけど、ここでの濱口はこれ以上ない具体で話しており、なるほど、と唸った。ロベール・ブレッソンの『シネマトグラフ覚書』はわたし自身が愛する本でもあるのだけど、まだまだ読み足りないな、と思うし、なるほど日本語版だけでなく、英語版やフランス語版を写経しながら読解していけばいいのか、と。効率の悪い作業を通すことで対話が深まる、と言っていて、たしかになぁ、と納得してばかりだった。 あとは、三宅唱が語る『ケイコ 目を澄ませて』のこと。ここを読むことでこの作品が大好きなんだな、ということを改めて思い出させてくれるし、三宅の作品はよくある物語から登場人物が逸脱していくからこその信頼があるんだよな、と。三宅自身の物語観、あるいは人生観みたいなものが如実に反映されてるんだな、と読んでいて嬉しくなった。 監督自身が自作を語る終盤の2章については、当然彼らの作品を愛する人にとっては読み応えのある内容なのだけど、映画現場の在り方について問われているのが個人的に好印象。今年、ペドロ・コスタが来日し、映画制作において時間を敵にするな、という話をしていて、そうなるとコスタのようにとても小さい組織でやるほかないのかなという考えがあったのだけど、大作で時間を敵にすることなくいかにいい作品を作るか、ということへのひとつの答えがあるような気がした。 - 2025年12月18日
学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話ちいさな美術館の学芸員読み終わった - 2025年12月14日
移動と階級伊藤将人読み終わった - 2025年12月5日
- 2025年12月5日
- 2025年11月27日
生まれる森島本理生読み終わった - 2025年11月25日
黄色い家川上未映子読み終わった - 2025年11月19日
監督 小津安二郎〔増補決定版〕蓮實重彦読み終わった - 2025年11月17日
虚弱に生きる絶対に終電を逃さない女読み終わった - 2025年11月17日
- 2025年11月17日
目的への抵抗國分功一郎読み終わった - 2025年10月12日
群れから逸れて生きるための自学自習法向坂くじら,柳原浩紀読み終わった学校に行けなかった中高生のときに読みたかった一冊。中高生がメインターゲットだろうけど、大学生、大人にとっても重要な示唆があった。人にすすめたい。 - 2025年10月12日
カーテンコール筒井康隆読み終わった - 2025年9月25日
読み終わった映画であれ、小説であれ、「物語」的な側面を存分に含む作品について書く時、わたしには必ず迷いがつきまとう。あらすじとして物語の一部分をまとめるとき、ここにまとめることのできなかった生を搾取していないかと。物語が好きで享受しているからこそ手に取ったこの本。著者である難波さんも、そのような悩みの持ち主であった。就活時に求められる一貫性のある人生……その暴力性にうんざりとしてしまうのは私だけではないと読み進めながら思えた。資本主義、成果主義の現代において、ここに抗って生を送ることはとても難しい。それでも、抗い(良い面を受け入れつつも)批判すること、それは生きるうえでの希望にもなると思う。 物語を批判するにあたって、現代的なトピック、出来事も取り入れているのがすごく好印象でした。 - 2025年8月26日
創作者の体感世界横道誠読み終わった - 2025年8月20日
働くということ 「能力主義」を超えて勅使川原真衣読み終わった - 2025年8月8日
調査する人生岸政彦読み終わった - 2025年8月7日
ケアと編集白石正明読み終わった「編集」を生業として数年が経ち、「編集とは暴力である」と思うことが増えてきたわたしにとって、優しく温かいイメージのある「ケア」と「編集」をイコールで結ぶことができるのか、という問いが常にあった。もちろんこの本の著者である白石さんが手がけてきた「ケアをひらく」シリーズは、昨今一番読んでいるシリーズといっても過言ではない。大勢の人にわかってもらえるように、楽しんでもらえるように、共感してもらえるようにといった見せかけかもしれない大義を振りかざし直していく原稿、効率化を求めるばかり何かの二番煎じにすぎないような余白のない企画……働くにあたってみえてきた限界みたいなものから解き放たれるような編集論だった。こんな風に仕事ができたら、つくづくとそう思う。 - 2025年7月27日
当事者対決! 心と体でケンカする横道誠,頭木弘樹読み終わった
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