結婚の社会学

32件の記録
- 修二@shu_22025年8月19日読み終わった大衆の目が向きやすい「結婚」をテーマにしつつ、本当に書きたかったのは「結婚」を通して見るマイノリティのことだった。 いかに既婚/男性/異性愛者がマジョリティとして扱われ、そこに沿わない者は全て「自然ではない」としてきたかなど。 結婚そのものをなくしてしまう発想など、目から鱗だった。
- 修二@shu_22025年8月18日読み始めた結婚についてマイナスなイメージしかなく、「戸籍を簡単に管理しやすくするための制度」としか思っていないので読んでみる(そもそも戸籍も家族単位での登録をやめて、人間個人単位で登録すべきだと思ってる)。
- いずみ@moritaizumi2025年6月18日読み終わった❤️2025年6月読了本結婚とは、家族とは。 ある問の前提に無意識の思い込みが含まれていないかという著者の問題意識には、はっとさせられるものがある。 アセクシュアルやパンセクシュアルは聞いたことがあるが、クワロマンティックという概念を初めて知って気になっている。
- aino@aino82025年4月22日読み終わったとても丁寧にわかりやすく書かれていた。小見出しに加えて、数ページごとに網掛けされたキーワードがページ下に示されることで、より要約されてわかりやすかった。 夜這いが当然だった時代、妾の存在、夫婦創姓、LGBTQ、友人どうしの結婚など話題がたくさんでどれもすごくおもしろかった。最小結婚の概念はすごくいいなと思った。 駆け足で読んでしまったので、きっとまた読み返すと思う。 読書案内も充実していてありがたい。
- amy@note_15812025年3月11日かつて読んだ感想おもしろかったし、読んでよかった。結婚の常識を疑う1章から始まり、結婚の近代史、現代史、離婚と再婚、事実婚と夫婦別姓、セクシャルマイノリティと結婚、結婚のこれからを平易な言葉で書いている。目からウロコだったのは、結婚すれば出生率が上がるというのは必ずしもそうではないということだった。 国によっては結婚率と出生率の数値が逆転しているところもあるということ。また同性婚だけではなくアセクシャル、アロマンティックの人たちにとっての結婚についても記載があり、なかなかそこまで包摂している本はないと思う。 そして本邦における結婚、ひいては家族というものは非常に限定的で国民の人たちが多様なかたちの家族を求めているというのに制度や法律が追いついていないというところにまで踏み込んでくれている。 またそれぞれの章でより深く知りたい人向けに巻末に読書案内もあるのでそこからさらに自分の興味があるところを知っていくこともできる。