猫を抱いて象と泳ぐ
78件の記録
- ヒナユ@abesanzuu32026年4月7日読み終わった切ないけど美しいラストでした。名作。 「何となく駒を動かしちゃいかん。いいか。よく考えるんだ。あきらめず、粘り強く、もう駄目だと思ったところから更に、考えて考え抜く。それが大事だ。偶然は絶対に味方してくれない。考えるのをやめるのは負ける時だ」 マスターのこの教え⋯⋯本当に素晴らしい。あらゆる物事に通じるねこれ。 そんな教えを受けてきた主人公が、終盤に教える立場になるのが良かった。彼女からの感謝の言葉がこの小説の個人的ピーク。あそこまで読んで本当良かった⋯⋯









繹@nu_nu2026年4月5日買った吉田篤弘さん、梨木香歩さん、伊坂幸太郎さん、森見登美彦さんの小説が好きで、歴史や建築・美術に興味があると自分の持つ本のリストと共にAIに説明し、分析させるといつも必ず小川洋子さんの本をお勧めされる。
チクワクウチワワ@maynard_19582026年3月30日かつて読んだNetflixにあるクイーンズ・ギャンビットと骨子は似ていた。ただしあちらが孤独だった少女が仲間を獲得していく話の一方で、こちらは得ては喪失を繰り返す話。主人公はずっと肥大化に対する恐怖を感じているが、私はそれが何を意味するのか分からなかった。 長くて難しい小説。- 名無しの積読家@UNOwen2026年3月22日読み終わった読了。 思わず涙がぽろぽろ流れてきてしまった。 大きくなることに恐怖を覚える主人公。 実在のチェスマスター「アレクサンドル・アリョーヒン」を模した人形の中に入りチェスを指し続けてひっそりと亡くなるお話。 大切な人が亡くなったり、目の前から去ってしまったり、おそらく認知症になってしまったりどこか無情さを感じる内容でありつつも、最後に救われたような気持ちになれた。


- 名無しの積読家@UNOwen2026年3月21日読み始めたYouTubeでの紹介動画で知って図書館で借りてきた一冊。 全18章のうち半分読了。 主人公がある出会いからチェスを始めるお話。 チェスについて疎く、物語中の棋譜や展開がわからなくとも先が気になる文体で面白い。

はれのき・ちゅうた@harenokichuta2026年1月8日気になる博士の愛した数式から読み始めた小川洋子。 あの優しく温かいイメージで他の本を読むと真逆のものも多くあり面食らってしまったことも。 さてこの本はどっちの本なんだろうか?
まっつ@mattus_1232025年7月24日読み終わった表紙と裏表紙丸ごと使ってこの作品への愛を綴った帯文に二回目の恋をして購入。 通勤時間でちょこちょこ読み進めていたけれど、早くこの作品の、小川洋子さんの描くチェスの海に潜りたくて仕方なくなってしまう、そんな不思議な引力を持つ作品でした。 作品を通して主人公が囚われ続ける警句に「大きくなること、それは悲劇である」というのがある。これは、大きくなり過ぎたが故に一定の場所から出られなくなったり、惨めな扱いを受けることとなった人を目の当たりにして刻まれていったもの。 彼が生涯を通してこの警句を克服できたかは分からないけれど、「屋上に取り残された象」に対して本来感じていた「羨望」を、彼自身の「小さく在り続けながら置かれた場所に留まる」という生き方を通して少しは取り戻せていたらいいな。 素敵な冒険をありがとう、リトル•アリョーヒン。








































































