優しい暴力の時代

優しい暴力の時代
優しい暴力の時代
チョン・イヒョン
斎藤真理子
河出書房新社
2024年2月6日
69件の記録
  • スプーン
    @spoooooooon
    2026年3月17日
    『ずうっと、夏』 「何より、自由なのがよかったという。自由というのがどういう意味なのかは聞かなかった。だってもし聞いたら、あんたがいなかったってこと、とか言われそうで。」(p.109) 遠く飛ばした石を、またあの子が拾ってくれますように。 『アンナ』 「人間には人間が必要だ。恨むために、欲望するために、打ち明けるために。」(p.222) 「ママ、エナはどこにいるの?」 「エナが僕を守ってくれたんだよ。」 (p.234) 子どもはアンナの優しさを受け止めていた。この子どもが社会を知った時、彼はアンナを忘れているのか、それともアンナを思い出し、彼女が職場を追われた理由を推察し心を痛めるのか、気になった。 アンナの厚意はある他者から見たら「子どもに腐ったヨーグルトを食べさせる」暴力だった。アンナにとっては「数日の賞味期限は取るに足らない」ものだった。完璧な優しさに裏打ちされた行動なんて存在しない。それは他の人にとっては暴力だし、他の人にとっては優しさ。そして、その優しさも時間を経て記憶の中に封じ込められ、改変されていくのだろう。一つの行為は多層の解釈によって成り立つのだということを改めて認識する。 『優しい暴力の時代』 作家のことば 「礼儀正しく握手をするために手を握って離すと、手のひらが刃ですっと切られている。傷の形をじっと見ていると、誰もが自分の刃について考えるようになる。 そんな時代を生きていく、私によく似た彼らを理解するために努力するしかない。書くしかない。小説で世界を学んだのだから、私の道具はただそれだけだ。」(p.238) 読む、書く。このときが一番、わたしが他者に最も接近でき、同時に最も遠い存在であることを知る。この、最も近くなれるという可能性を忘れそうになる。誰かに何か伝えるとき、そこには他者がいなければいけない。
  • おちこち
    おちこち
    @rd_s_i_lk
    2026年3月14日
    忙しくしていたら随分かかってしまった 以下訳文に関する愚痴… 編集者や翻訳チェックをした人らは何をしているんだろうか。ベテランだからまぁ大丈夫だろうと思ってろくにチェックしていないのだろうか。それとも修正の提案をしても聞き入れてもらえないのだろうか。(出版までの時間がなさすぎてチェックが疎かになっていた可能性もあるかと思っていたが、最初に出版されてからは随分時間が経っているようだ。)以前から同じ訳者についてはなんだか訳が雑というか乱暴というか自己都合的だと感じることがちょくちょくありつつも、好みとか考えの違いがあるから…と思って受け止めていたが、今回はもはや好みとか考えとかいう話ではなく何が言いたいのか分からない訳まで登場し、今までコツコツ積み上がってきた不満がポンと爆発してしまった。買ったもののまだ読めていない同じ訳者の本がいくつかあるが、作品に没頭したくてもまた珍訳を紛れ込ませられてはいないかと、ピリピリした気持ちで読むのを想像するだけで疲れる。繊細な韓国文学を翻訳するのに、日本語の感覚に繊細さが欠けていては十分にその役割が務まると言えるのだろうか。
  • ぬの
    ぬの
    @nuno_nonaka
    2026年3月5日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月27日
    「夜の大観覧車」
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月25日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月24日
  • 大分かかっちゃった
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月20日
  • よみ
    よみ
    @zzz_true_28
    2026年2月19日
    「何でもないこと」 十代の妊娠と出産に直面してお互いの母親はショックを受ける。でも自分の仕事や日常、付き合いは止められるわけがなく続いていく。 読んでいて優しい暴力の時代〜!と叫びたくなった。
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月18日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月17日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月16日
  • ふんわりと傷つけられる。加害が明確でないから怒りたくても怒れない。
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月14日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年2月13日
  • K
    K
    @ssiss
    2026年2月3日
  • おちこち
    おちこち
    @rd_s_i_lk
    2026年1月23日
  • 八
    @Hachi8
    2026年1月18日
  • 「今は、親切な優しい表情で傷つけ合う人々の時代であるらしい。礼儀正しく握手するために手を握って離すと、手のひらが刃ですっと切られている。傷の形をじっと見ていると、誰もが自分の刃について考えるようになる。」 単行本版に収録されていた作者の言葉をとっておいたのだった。 私はどっち側にいるの?という感覚になる短編集だった。 無視されて口を塞がれて蓋をされる側なのか だれかが暴力を受けてることがわかっていて目を逸らしている側なのか… 「ずうっと、夏」が読みたくて文庫版を買い直した。
  • 本の虫
    @muushi
    2026年1月6日
  • ピヨまる
    ピヨまる
    @machiawa
    2025年12月6日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2025年12月4日
  • おちこち
    おちこち
    @rd_s_i_lk
    2025年11月28日
  • おちこち
    おちこち
    @rd_s_i_lk
    2025年11月21日
  • DN/HP
    DN/HP
    @DN_HP
    2025年9月27日
    習慣で寄った本屋でなんとなく選んだ短編集が完璧にClassicだった。これは本当に凄いと思った。という体験を以前にもしたことがある、と思い出す。あのときも同じ本屋で同じ出版社、同じ翻訳者の文庫本を買ったのだった。電車で読み始めた最初の頁でこれは読みたかった本だ、と“分かった”ときの喜びも同じだったように思う。 帰り道の終点駅のホームで読んだ最初の一編の最後のページ、そこに書かれた印象的な涙を読んで、泣きそうに、いや、彼と同じように「まだ起きていないできごとと永遠に起きないできごとを思い浮かべて」泣きたいと思った。 物語られる幾つもの人生では常に世界、社会から決断を迫られる。することとしないこと、先延ばしにしてしまうこと、その末に変わらないことと意図せず変わってしまうこと、期待と後悔と絶望。それでも世界は続いていくし人生も続けていくこと。そこにあった決断や結果、感情や悩みの多くには覚えがある気がした。誰かの人生を知ると同時に、自分を省みるように読んでいた。幾つかの記憶が文章になっているような気にも、少しだけなってしまった。 そんなふうに読むというと、重く苦しい読書になってしまう気もするけれど、この短編集の「淡々とした口ぶりは、辛い状況を聞き手にユーモラスなものとして受け取らせる効果」があるし「決して重いとだけは言えない気分で」読み進められたのだった。小説の力と読書の喜び。これが読みたかった短編たちだ。 それに、それぞれの人生、物語には、書かれていることにもそれを書くこと自体にも希望があるとも思えて、最後の一編の前にあった“作者のことば”にある一文「この先にまたどんなことが待っているか見当がつかなくても、息を一度ととのえて、遠い道を歩いていく。」にも、納得と感動の深いため息が出たのだった。 「そんな時代を生きていく、私によく似た彼らを理解するために努力するしかない。書くしかない。小説で世界を学んだのだから、わたしの道具はただそれだけだ。」 未だ小説が書けないとしたら、そんなふうに書かれた小説を、読むしかない。それを書いた「私」のことも書かれた「彼ら」のことも理解しようとすることで、その先には必然と自分のことを理解しようとすることにもなるのだ、とも思っていたりする。 . 決断をしたとしても、あるいはしなかったとしても、世界も人生も(少なくとも思うようには)容易には変わらないけれど、それでも世界も人生も進んでいく、進むしかない。でも、そこには希望もある、持つことが出来る、書ける。という感じはテッド・チャンの書く短編とも近いかのもしれない、と考えてみています。
    優しい暴力の時代
  • Chocolat
    Chocolat
    @ayako_s126
    2025年6月2日
  • Chocolat
    Chocolat
    @ayako_s126
    2025年5月30日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年5月20日
  • 静架
    静架
    @sytt-en
    2025年5月12日
  • muu
    muu
    @mu_book_um
    2025年5月10日
  • 加非
    加非
    @chioneko
    2025年4月9日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年4月8日
  • はのん
    はのん
    @hanon527
    2025年4月8日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年4月7日
  • Sleepingpug
    Sleepingpug
    @eriko_nb
    2025年4月7日
  • 💛
    💛
    @okiotashikani
    2025年4月7日
  • はのん
    はのん
    @hanon527
    2025年4月7日
  • はのん
    はのん
    @hanon527
    2025年4月7日
    ぐっすり眠れたからか落ち着いて読めている。バスでゆらめく光の中読んでいた。
    優しい暴力の時代
  • 夕日
    @book_520
    2025年4月5日
  • いぬ
    いぬ
    @inu_0227
    2025年4月5日
  • はのん
    はのん
    @hanon527
    2025年3月29日
  • はのん
    はのん
    @hanon527
    2025年3月24日
  • sa
    @oG
    2025年3月22日
  • sigu
    sigu
    @sigu
    2025年3月16日
  • 釣
    @nrvn
    2025年3月7日
  • nao
    nao
    @ggtop-88
    2025年3月7日
  • neruko
    neruko
    @nekoreading
    2025年3月6日
    通勤電車で読む、出だしからとてもよくて、明るい話ではないけどじんわり光を感じる
  • naoko
    naoko
    @haricona
    2025年3月6日
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2025年3月6日
  • madobe
    madobe
    @ztrnprtzl
    2025年3月5日
  • jyue
    jyue
    @jyue
    2025年2月14日
    2月某日(?) 人生初、自宅で焼き鳥を作った。スーパーのお肉が変身したかと思うくらい、天才的に美味しかった。ただ、中まで火が通るのにものすごく時間がかかる。体感、たこ焼きが焼けるのと同じくらいの時間。家族はお腹が空きすぎて気分が悪いと言い、焼き鳥を見ながら小さいチョコを食べていた。これから外食するときは、焼き鳥屋さんにもっと感謝しながら食べると決意。同じ部屋に置いてしまっていたので『優しい暴力の時代』は香ばしい匂いになった。 2月某日(水) 2/16に、『MONKEY vol.35(ポールオースター 君に物語を語りたい)』の刊行記念トーク&朗読会があるので、それ以降はひとりオースター祭りを開催しようと企んでいる。それまでに1冊でも多く韓国文学を読みたくて、焦っている。別にオースター祭り中も韓国文学読めばいいのにね。勝手に自分でルールを作って、勝手に苦しめられている、の図。 2月某日(金) 『優しい暴力の時代』を読了。静かな足音で近づいて来て、気がつくと背後を取られているような、そういう物語が多かった。短編を多く書く作家を見ると、伝えたいことがたくさんあるんだろうなと思う。私には白紙で絵を描きたい欲がないから、いまの仕事を選んだ。その多感な姿勢が、気概が、チカチカと光って、眩しい。
    優しい暴力の時代
  • 杜
    @mok_q_
    2025年1月27日
  • トヅ
    トヅ
    @tozzz
    2024年9月27日
    登場人物の言動の節々にあ〜、うわ〜ってなる
  • べべ
    べべ
    @b_ebe
    2024年4月29日
  • mizuiro
    mizuiro
    @transparency
    2024年3月31日
  • natu
    @fummm5723
    1900年1月1日
    まよどく207
  • ジウ
    ジウ
    @Jina
    1900年1月1日
  • ジウ
    ジウ
    @Jina
    1900年1月1日
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