騎士団長殺し
20件の記録
サリュウ@sly_notsry2025年11月11日まだ読んでる〈いつか死ぬのは仕方ないにしても、それはもっとずっと先のことであるべきだ。豊かな乳房と、しっかりとした乳首を持つというのがどういうことなのか、彼女はその気持ちを一度でいいから味わってみたかった。〉 『騎士団殺し』第2部(下)p.275 村上春樹作品にはこういう(こういう?)ことを考え、語る女性が頻繁に出てくるが、こういう感覚はむしろトランス女性にしばしば起こる感慨だったりするんだよな、と読んでいて思う。こんなこと思う女性はいない、とシスジェンダー女性は思うかもしれないし、気持ち悪いと思う読者がいることもわかる(そして実際気持ち悪いとも思う)(それと同じくらいある種の健全さも感じるが)……。でもわたしは、この感覚、感慨を知っている。豊かな乳房としっかりとした乳首を持つというのがどういうことなのか、その気持ちを一度でいいから味わってみなければ死ねない。それまでは死ねない。うん、知っている。

図書委員の歩き方@numo_book2025年8月27日読み終わった長かったようで、あっという間なようなシリーズが読み終わってしまった。 ところで主人公の名前がなんだったか思い出せないのか書かれていないのかモヤモヤする。 途中で出てきたっけ……🤔

図書委員の歩き方@numo_book2025年8月21日読み始めた最終巻に突入 居なくなってしまった少女、屋根裏部屋に隠された日本画、ユズの妊娠… 物語にどう影響しているのか楽しみなので、読み進めていこうと思う。
はぐらうり@hagurauri-books2024年8月4日読み終わった物語自体が面白かった。 いちおう終焉だしクロージングさせてはいたけれど、巻末が「第2部終わり」となっているのはいつかのためかな。未完成のままにしておいたほうが良い、と主人公も言っていたし。 ところどころ、分人主義のことかと思ったり、朝比奈秋さん(とくに今回の芥川賞受賞作)をイメージしたりする箇所があった。 ただ、どう受け取っても良さそう。良い読書でした。
















