将軍の都の客人
26件の記録
Matilde@i_griega_20252026年6月16日読み終わった江戸時代、三度の離縁を経て越後から江戸に出てきた常野(つねの)と故郷の家族が交わした手紙(アーカイブは新潟県立文書館のサイトで一部公開されている)を元に、書かれていない部分を当時の資料と想像力で補いつつ彼女の人生を物語に落とし込んでいるのはドキュメンタリーとフィクションのあわいというか、不思議な味わいがあってよかった。 幕末の市井の人々の暮らしの一端が垣間見れて興味深いし、原著はアメリカの研究者が英語で日本史を知らない読者に向けて書いているので、江戸の政治状況や文化の説明が詳しいのもいい。あの「遠山の金さん」がさらっと出てきたり(笑) 常野は江戸でずいぶん苦労をしたけれど、標準的な女の生き方から外れた人にとって、田舎より都会の方が生きやすいのはいつの世も変わらないのかもな。
TOMOCK@To_mock2026年6月16日買ったすごいワクワクするので少しずつ読んでる。 日本の歴史を研究している 米国の女性歴史学者が、 日本のある地方の 江戸時代の古い文献を辿って、 ひとりの女性の人生を描いたお話。
ヒナタ@hinata6251412026年5月14日江戸時代末期に三度結婚に失敗し、四度目の結婚を拒否して自らの意思で江戸に出てなんとか生き延びようとした、常野という一人の女性のマイクロヒストリーを資料から読み解いた一冊だ。 常野は何か成し遂げた人ではない。公的な記録にも残っていない。歴史的な価値からすれば、とるに足りない人であった。ただ本人の手紙が実家の寺にきちんと保管されていたおかげでアメリカの研究者に見つけてもらえた、一人の庶民。 だけど本書を読むと、現代からは考えられないくらい封建的で自由のない社会の中で、田舎から出て江戸という都会でなんとか生きようとした中年女性である常野の生き様にぐっと引き込まれる。学校の授業で教えられる将軍やその妻たちの波瀾万丈な人生も面白いが、江戸の地べたを生きた常野の人生だって同じかそれ以上に面白い。だって将軍の妻より寺の娘であった常野のほうが自分に近い存在だから。この時代に常野のような生き方を自分が選べただろうかと、ハラハラしながらその人生を追いかけた。



TOMOCK@To_mock2026年5月7日買った読んでる借りてきた読み途中だけど、アメリカに住む日本の歴史学者が見つけた文献からひとりの寺に生まれた娘の痕跡を辿り、いろんな当時の状況も描きながら、文字の上に蘇らせたすごくワクワクする本。 図書館で借りてたけど購入。好きな時に読みたい。
Hide@Hide-book2026年5月4日読み終わったブログに感想あり江戸時代末期、越後の寺の娘が三度の離婚をへて江戸に出奔、波乱の生涯をおくった。彼女が書き残した手紙などから彼女の生涯と江戸の様子を描き出す。
hiroko.y@komischrk2026年4月4日気になる米国の歴史学者に聞く「5回も結婚した江戸時代の寺娘に惹かれた理由」 https://courrier.jp/news/archives/439825/




















